かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

2014年の山歩き

2014年12月31日 | 山歩き

今年も色々とお世話になり、ありがとうございました。どうやら穏やかな年末、年始を迎えられそうです。
仲間や新たな交流に支えられた2014年の山歩きを振り返ってみました。

弊ブログをご覧になっている皆様、どうか良い新年をお迎え下さい。

来年も細々ながら山歩きとブログの掲載を続け、余生を楽しむつもりです。
生きてるだけでまる儲けの心境になれば、より楽しめそうですが、修行?が必要なようです。


防長山野へのいざない 第4集 ゲット

2014年12月16日 | 山歩き

過日、発刊の連絡を受けた「防長山野へのいざない 第4集」を宇部のペングロークで購入した。

自身20歳半ばの頃、心はアルプスなどの主要山岳に向かっており、県内で登る山といえば、鳳翩山系で
縦走ボッカ訓練、岩トレで陶ヶ岳に登るぐらいで、県下の山情報といえば乏しかった。

そんな時、某新聞で金光さんの「防長山野へのいざない」の記事が掲載され、県内の里山歩きのバイブルと
して、随分参考にさせてもらった。

あれからもう40年ぐらい経過しただろうか、著者の金光さんは、現在も精力的に調査も兼ねた里山歩きを
続けておられる。その熱意や継続性など並みの人ならとても出来ないだろう。

自身、今後も里山歩きに参考にさせてもらおうと思ってはいるが、一生かかっても金光さんの足跡には
たどり着けそうにない。

せめて断片的にでも金光さんの歩いた足跡にふれ、その思いを汲むことが出来ればそれで十分だ。

なお、防長山野のいざない 第4集は 右田山の店、県庁刊行物センターでも販売中です。


第4集の十種ヶ峰、大海山の記事の中で秋穂の〇〇さんとか、私の苗字が記載されている。
なんだか面映ゆいやら、恥ずかしいやらで、小心者にとっては妙な気分になりました。


森の案内人と歩く日暮ヶ岳 スノーハイク編

2014年12月14日 | 山歩き

8名の参加者をお迎えして、案内人5名で対応する。今回参加者の中には6歳女児を含む家族も含まれて
おり、湿雪の混じった登山道は経験豊富な方でも、油断するとスリップ事故につながりかねない状況だったので、
安全配慮を最優先して運営することにした。

出発 10:00 帰着 13:20 小休止や山頂での昼休憩50分を含み行動時間は3時間20分 全員無事帰着
帰着後、希望者は青少年の家施設内にある石風呂を体験し、自由解散となる。

登山前の注意事項

山歩きには色んな危険が存在する。ツキノワグマやイノシシに襲われるといったこともあるが、今回のような
多人数登山の場合は可能性としては少ない。むしろ恐いのは登山者の転倒事故で、気を抜かずに歩くことが
必要なこと。特に丸太や木の根、フラットな石などが滑りやすい。

歩行は一番歩きの遅い方に合わせ、先頭から最後尾まで間隔が空かないようなペースにすること。

参加者全員の着衣を確認させてもらうと、約半数の方が今日の気象条件下では厚着で、汗をかいて、結果的に
体温低下につながることを説明し、一部脱いでもらう。

また最近、参加者に配布される歩行コース地図が活用されないことが多くなったので、受付後に参加者全員に
地図を観音折にして、必要な時にすぐ取り出せるようお願いし、東屋と旧見晴らしの丘で現在地の確認を全員で
行う。これから先歩くコースの状況や困難度など目安を付けるためでもある。


東屋の手前の雪の少ないところで体をほぐすため、入念に準備体操をする。その直後、1名の方の靴ひもが緩む。
事故につながりかねないので、登山家:田部井さん推奨の緩みを防ぐ結び方を紹介し、体験してもらう。
上がりの先導担当だった私は、丸太、根っこ、石などの危険箇所を都度後続に注意喚起し、最後尾まで伝言
してもらうようにお願いする。

上りは安全配慮に集中したので写真はありません。山頂近くになり「山頂まで後3分21秒で着きます!」と言い
笑いを少しとる。

11:40分に山頂に着き、昼休憩とする。家族で参加された方はお湯を沸かされ、ランチを楽しまれていました。

各自、思いおもいにのんびりと過ごす。山頂から見える山の解説も。また山頂の積雪は10cm程度でした。

冠雪した十種ヶ峰も見え隠れしていました。

下りはN案内人が先導し、上りよりも更にスリップに注意しながら歩く。カニの横ばい?の方が安定することもあった。

下りの尾根筋から日暮ヶ岳の山頂が樹間越しに見えた。全員で「さようなら日暮ヶ岳」と唱和し、別れを告げた。

下りの旧見晴らしの丘の小休止時では山の歌「穂高よさらば」を変調ながら、ちょっと披露し、下りの単調さなど補う。

山歩きの経験が豊富な方なら、当然のごとく身につけている内容だが、イベントの性格上初心者レベルの方が
多いため、山の歩き方の基本など、折に触れ、話させてもらった。これからもこんな気持ちは維持すべきと感じた。


粉雪舞う矢筈ヶ岳、要害岳

2014年12月13日 | 山歩き

近隣の山仲間3名で徳地の要害岳に向かおうとしたが、雨模様のため、T嬢がまだ歩いていない矢筈ヶ岳に
行先を変更する。下山後天候が回復してきたので要害岳を歩いてみる。

矢筈ヶ岳 出発10:00 帰着 13:00 昼休憩や小休止を含め行動時間3時間
要害岳  出発13:30 帰着 15:40 わずかのアルバイト、小休止含め行動時間3時間10分



一時的に東鳳翩山も冠雪したがすぐに消えた。右奥が冠雪した東鳳翩山

大岩テラスにて小休止

江泊山の前方には波光がたなびく。

大岩テラスより、西方、右より右田ヶ岳、花ヶ岳、西目山、火の山連峰、福西山、楞厳寺山、大海山など
防府市、山口市南部の名山?がずらりと並ぶ

中ノ関港をはさむ錦山、江泊山

山頂を踏む前にえぼし岩に立ち寄る。前方の景色にたそがれる山友。

再び大岩テラスに立ち寄り昼食とする。昼食は各自準備とのことだったが、心優しいT嬢がおでんを
準備してくれた。寒風吹きすさぶ中、身も心も温まった豪華なランチタイムになった。

あったかおでんでお腹も一杯になったので、自身の準備した食料は手つかず、明日の山歩きに使うことに。



天空のランチとても旨かったです。

そそくさと下山し、次の目的地:要害岳へと向かう。

要害岳はガイドに徹したので?写真は無し、山頂でまたもやT嬢からあったかコーヒーのおもてなしを受ける。
今日、自身で準備した食飲料で消費したのは、お茶100ccに留まった。

参加者の了解を得たので今回も準備、整理体操をやってみた。
近場の山なれどたっぷり楽しめた一日だった。山の友よ、ありがとう、お陰で至福の時を過ごせました。

ところで、「防長山野へのいざない」の著者である金光氏より、今回第4集が発刊になるという連絡を頂きました。
発刊日は12月15日(月)で県庁刊行物センター、主要書店、登山用品専門店なとで入手できるとのこと。
内容は手に取って、ご覧になってのお楽しみとさせて頂きます。自身も購入予定です。