かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

年末を迎えて

2017年12月31日 | 山歩き

小雨模様ながら、気温も比較的高く、穏やかな年末を迎えました。

朝からリビング、客間、お風呂など念入りに掃除し、一息ついているところです。
後は階段、2階の一部を掃除し、孫達のお菓子やデザートを準備すれば
年末年始をささやかに過ごす準備は終わります。

本年は地域世話役の重責を心ならずも引き受けることになり、夏山の長期山旅
などは控え、近場に終始し、心に残る登山は出来ずに過ごしました。

しかしながら趣味の登山を通して色んな方にも出会い、森林セラピー山口の
登山イベントなどにも積極的に関り、それなりに充実して過ごせました。

今年後半に入り、長年付き合ってきた山の仲間に悲しい出来事が続き、
今も多少なりとも引きずっている自分がいます。

ブログの更新も無料で使える3GBの内、80%消費していることもあり、
日常の山歩き他の記事は、もっぱらフェイスブックに投稿してます。
にも関わらず、コメントを頂いたり、いつも見て頂いている方、
有難うございます。今後、未踏の山などの記事はこちらにも投稿する
ようにいたします。

来年、5月末までには地域世話役の任からお許しを頂く予定なので、
夏~秋山にかけて2年分以上の長期山旅が出来たらと思っています。
いつ果てるかも知れない登山人生、精々楽しまないと。

来年、読者の皆様方にも実り多き年になるよう願いながら、ささやかに
年末年始を過ごします。


大海山健康登山下見2

2017年12月22日 | 山歩き

新セラピー山口では来年1月21日に森林セラピー山口健康登山~大海山~の開催を予定している。
事務局からの連絡によると申込定員20名に対し、定員を上回る30名の申し込みがあり、駐車場の
スペースの関係で申し込みを打ち切ることになった。

大海山は自身の郷土の山であり、連日のごとく歩いているので、下見は不要みたいなものだが、
当日の予定コース及びオプションの立岩往復コースをゆっくりと歩いてみた。

行動記録 千坊川砂防公園P(7:50)→行者山(8:10)→見晴台(8:30)→大海山(9:00)→
立岩(9:15)→大海山(9:35)→中岳(9:50)→勘十郎岳(10:15~10:25)→千坊川砂防公園
(10:50) 所要 3時間

コースタイム 千坊川砂防公園P→行者山(20分)→見晴台(20分)→大海山(30分)→
立岩(15分)→大海山(20分)→中岳(15分)→勘十郎岳(25分)→千坊川砂防公園
(25分) コースタイム計 2時間50分(小休止含む)

※当日のコースタイムは今日の1.5倍、休憩を含み4時間半~5時間を見込んでいる。
但し、当日は班分けし、体力の不足している方にペースを合わすため、あくまでも見込みです。
オプションの大海山~立岩往復は進行がスムーズで時間に余裕がある時に限り実施するものです。

今日の歩行ログ スマホGPS 測位15m毎 歩行約5.7km

行者山の石像 素人だが左側から役行者、不動明王、蔵王権現、不動明王が中央にある
のは、大海山東麓にある不動院、不動滝と関連があるのでは?と思ったりする。その昔修験者が
不動滝で滝行したり、行者山で修験をしたのでは?と想像できる。近く大海山を歩く時に不動院も
じっくり観察してみることにしよう。役行者は四国の石鎚山の方向を向いており、当地が遥拝所
としても使われていたのではと想像できる。
なお、不動院の正式名称:大海ヶ竜不動院で、宗派は中山身語正宗、高野山真言宗系寺院のようだ。

行者山テラス横より朝陽のあたる郷土。

見晴台より大海湾、周防灘の波光と天使の階段。

過日、剛性不足であまり出番のなかったミズノの登山靴を廃棄した。その代わりにネットで調達した
クラシカルな登山靴、雪の無い時の県下の山ならどこでも行けるだろう。私の足は25.5㎝、ワイズは
4E相当の典型的な幅広・甲高だが、この靴は26.5㎝、ワイズは3E+相当、慣らしなしに足にピタリと
合い気持ち良く歩けた。これで皮革+ナイロン表皮製4足、皮革製4足、沢靴(沢足袋)4足のラインアップ
が復活した。皮革製は厳冬期2000m級、2500m級、3000m級と揃ってはいるが、行くのは精々
2000m級の厳冬期までだろう。厳冬期2000m級の登山靴は劣化が進んでいるので、機会をみて
また入れ替えるかも?

ところで、最近の登山靴は機能性や軽量化が進化しているが、ミッドソールのPUが長期放置で加水分解し、
いきなりぼろぼろになり剥がれたり、トウガードやラウンドソールのゴムが劣化したり、部分ハガレや
ソールの接着面が剥がれたりと耐久性などが気になる。さらにビムラムソールの厚みも薄く、雪の上
ばかり歩くのはともかく、すぐにへたるのではと思ったりする。表皮も縫い目からバリッと裂けると
いう話も聞く。これから調達するとしてもクラシカルなタイプになるのかな?

大海山山頂からの波光、今日は由布岳、鶴見岳の山塊もかすみ越しに確認出来た。

大海山の名所第2立岩 東側からみるとモアイ像の顔に見える。スケジュールに余裕があった場合、
大海山山頂にザックをデポし、オプションとして案内できればいい。

第2立岩を南側より見る。

第2立岩のテラスからは眼下に大海湾、防府市街などの絶景が拡がる。

登山道が削れ、撮りにくくなったが、勘十郎岳のツインピークス。

下山して駐車場に着くと、平日にもかかわらず車が18台、人気の山になったものだ。


森林セラピー山口健康登山~火ノ山連峰~

2017年12月17日 | 山歩き

森林セラピー山口では、山歩きを通して運動習慣を身に着け、より健康増進されることを願い
初心者を対象とした山歩きイベントを続けている。昨年度までは旧徳地町の山に限定して実施
してきたが、山口市からの提案を受け、今年から山口市全域の山を対象とすることにした。

しかしながら9月十種ヶ峰、10月東鳳翩山と荒天で中止となった経緯もあり、今回も天候が気に
なっていた。低温下で参加が27名から17名に減ってしまったが、案内人、スタッフ14名も
加え、総勢31名を3班に分け、全員が無事に歩き終えることができ、ほっと胸をなでおろしている。

セミナーパーク第5駐車場から歩き始め、火ノ山セミナーパークコースより、火ノ山山頂を目指して
歩き始める。歩き始めてすぐに衣服調整の時間を取る。途中のテラスではここから見える山や、
タカちゃん岩の紹介などして小休止する。喘ぎながら歩くと、ほどなく火ノ山山頂に到着する。

小休止の後に陶ヶ岳を目指し、三つのこぶを乗り越える。二つ目のこぶ(仮称:陶二ノ岳)手前
では、コースをあえて外し、軽い岩場歩きと10m程度のシダ藪漕ぎを体験してもらう。

陶ヶ岳山頂で昼休憩し、山頂西部から見える山の解説の後、十六羅漢と寝釈迦の摩崖仏の説明と
見学、山頂直下では観世音菩薩の摩崖仏の説明、オプションとしてロックゲレンデの紹介など
して下山にかかる。火ノ山の登りでは苦戦されたが、その後はスムーズに歩行出来たようだ。
全員が快調にセミナーパーク第5駐車場にたどり着いた。


スケジュール 開会挨拶、準備体操、班分け(9:00~9:15)→火ノ山山頂(10:05~10:15)→
陶ヶ岳(11:10~11:40)→セミナーパーク第5駐車場帰着(12:50)整理体操、アンケート
記入受後班別に解散。※班分け後は解散まで班別行動、コースタイムは1班のもの。

今回自身は全体進行と1班のリーダーを担当、ガイドに徹したので、画像は最小限です。

火ノ山山頂にて1班の集合写真、全員笑顔であふれてます。

バリエーションの岩場歩き。

下山してほっと一息、歩いて来た稜線を確認しながら、セミナーパーク第5駐車場に戻る。

最後も手を抜かずに、疲労予防の整理体操(3班の様子)。

それなりの準備はしてきたつもりですが、至らない点もありました。しかしながら参加者やスタッフの
絶大なる協力により、盛会裏に終えることが出来たことに感謝致します。

こぼれ話:イベント終了後、案内人・スタッフ4名を対象に登山靴メンテナンス講習会(泥汚れ落とし)
を開催する。・・・登山靴はある意味命を守るもの。適切なメンテナンス技術を身に着けて欲しいと
願うところから実施したものです。