かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

のべつ幕なし

2008年06月30日 | ガーデン
OFFの時は雨の切れ間でのべつ幕なしに除草や剪定に明け暮れている。
こう雨が多いとバラなどの花の傷みも激しく、見ごろも短かくなる。
なかなか撮る気になれなかったが、せっかく咲いているので撮ることに。

淡い色のバラは特に変色が激しく、開花前に無残な姿になるが、赤やオレンジ色の
バラはなんとか鑑賞に耐える。

千日紅









アジサイは日陰の方が花持ちも良い。

なにやら

2008年06月25日 | ガーデン

昨夕は長男が珍しく陽の明るい内に帰ってきた。
「いやに早いが何かあった?」と聞くと、特別に何もなかったらしい。
ビワが食べたいと言うので、木に登り、ビワの実を収穫した。
摘花をしていないので小ぶりだが完熟しておいしい。長男の食べ方を見ると
どうも要領を得ない。無駄の無い食べ方を指南することにした。
私が小さい頃はビワの実とてご馳走だったので無駄なく、効率的な食べ方が
自然と身についているし、木登りなども苦にせず出来る。食べ方もそうだが、
木登りも歴然と差がついている。食糧難の時代になったら我々以上の年代が
しぶとく生き残れるような気がした。飽食の時代に育った世代はこういうのに
弱いのではないか?と思ったりした。

食べ終わると長男が何やら7月の末頃に、地元の料亭で一席設けてくれるらしい。
父の日に十分なことができなかったので子供達が金を出し合い優待してくれるとのこと。

その気持ちだけで十分なんだが、甘んじて受けるつもりでいる。
現在はそれぞれが自立しており、必要以上にかまうこともないし、
一歩、二歩と身を引いた形で静かに見守るようにしている。

自身の質素な生活を見るに見かねて、たまにはおいしい料理でも味合わせて
やろうという気持ちになったのかも知れない。知らぬ間に話がまとまっていたようだ。
頼りにならん親だが、少なからず感謝の気持ちを持っているらしい。
子供のために何か特別なことでもしてあげたこともないし、どちらかと言えば
頼りにならない親だと思う。となると子供の方は自分でなんとかしなくてはいけない
と思っているような気がする。

ここ数年、親として構い過ぎることが、子供のためにも良くないと思うようになってきた。
成人してからああせい、こうせいと言ったところで子供の人生と変われるものでもないし、
親の価値観を押し付けるのも良くない。ひたすら放任、自主性にまかすしかないと。
これとて難しいことだが、最近になり、ようやく少しできるようになってきた。
いろいろ苦労もするだろうが、自ら切り開くしか術はないのだからこうなる。

ベージュ色のグラジオラスが満開を迎えようとしている。放任していたら大きく育ち、
草丈も1.5mぐらいになった。この花は放任栽培が奏功したようだ。





ナンテンの花が開花を始めた。ナンテンは難を転ずるにひっかけで縁起のいい木らしい。
難に遭ったとしてもこれを転じて福となすような気持の余裕も持ちたいが、
人はすぐには気持ちは切り替わらない。時間をかけてゆっくりとといった
気持の長さも時として必要なようにも思える。

なんか最近、性急に結論を出そうとして返ってゆがみを生じているケースが
なきにしもあらずといった感じがしている。
確かにスピードが必要な場合が多いが、悠久の時の流れが解決することもありうる。
急いて事をしそんじることも散見される。あせりも禁物だ。

ネット知り合いのブログでターシャさんが92歳の生涯を閉じられたことを知る。
ターシャの庭なども一時はとてもあこがれたのだが、とても近づけないでいる。
じっくりと時間もかけて、あのような庭も造ってみたいものだ。


未完成

2008年06月24日 | ガーデン
変わらず平日の朝晩は草取りを中心とした庭仕事に明け暮れている。
なかなか思うようには進まず、一歩前進、二歩後退?といった感じ。

だが、庭は日々変化しているし、これで完成とか完璧の域には到達しない。
いつまでたっても未完成だろう。完成が維持されたとしたら逆に面白みも無くなる。

未完成が常態と考えれば気も楽になるような気がするし、進歩もするだろう。
人とて同じ、慢心した途端に進歩も止まる。
出来あがったものより、出来つつあるものがより魅力的に感じる。

花も満開よりも一歩手前の方がきれいなような気がする。

今朝の庭の花点描













以下は数日前に撮ったもの。













カキラン

2008年06月22日 | 山歩き
朝から観天と天気図のにらめっこで様子を見ていたが、なんとかなりそうなので
秋吉台にカキランの開花状況を確認しに行く。
歩き始めると知り合いの方から連絡が入り、少し遅れて歩き始めたとのこと。
途中で合流し、カズ・オリジナル・スペシャルコースを案内することにした。
予想通りカキランが開花を始めていた。栽培種に比べると小ぶりなランだが
きっちりとランの花の形をしている。











来週末あたりは見ごろを迎えるだろう。

セイヨウミヤコグサ

言わずと知れたウツボグサ

ノアザミとツマグロヒョウモン?

今日はこの団体さん他で歩く人は少なかった。

ニガナ

ムラサキの開花はなんとか間にあった。残念なことに昨年確認した場所は
消失していた。盗掘されたとの情報もあり、とても残念なことだ。
今年は一株だけの確認に留まった。

数か所で散見されたオカトラノオ・・・虎の尻尾に見えるかな?

久しぶりに開花したスズサイコを見る。普通夕方から朝の間に咲く花なので
好天だと花は閉じていることが多い。曇天だったことが幸いしたようだ。

コウゾリナを白くしたような花だがタカサゴソウのようだ。

極小ランのネジバナ

気の早いサイヨウシャジンが1株咲いていた。

歩きは物足りなかったものの、お目当てのカキラン、おまけのムラサキにも
会えたのでいい気分転換の場になった。やはり庭ばかりだと気も滅入る。
またちょくちょく山を歩くことにしよう。

夜半雨

2008年06月18日 | ガーデン
2日続けて夜中に小雨が降り、雨上がりの朝を迎えている。
季節のせいなのか、行動もワンパターン化し、高揚感の無い日々を過ごしている。
なーんにもないというのはある意味しあわせなことかもしれないが・・・。
なんともおとなしい日々を過ごしているような気がする。

昨日、帰宅すると5年ぶりに高校の同期会の案内が届いていた。
前回は参加したのだが、大した人生も送っていないので、はずかしさもあり、
可否を即断できずにいる。
気分を変える意味も含めて近いうちに山でも歩いてみよう。天候次第だが。




ベージュ色のグラジオラスがやや遅れ気味に開花を始めた。











このところ、天気が良くて暇さえあれば庭に一目散といった日々を過ごしている。
それなりに作業は進んでいるが、いささか食傷気味になってきた。
久しぶりに山でも歩いてみたくなった。さてどこに行こうか?
ササユリ、オオヤマレンゲ、カキラン、ムラサキ他が見ごろのようだ。さてはて?