今日で10日連続の山歩きになる。草木の成長が鈍ったこの時期は庭の手入れも端境期となり、
低山里山は涼しく、楽しめる時期になる。今朝、花の剪定や山グッズの小細工などでお茶にごしを
していたが、登山依存症が再発(笑)したのか、老体に鞭打ってお気に入り周回コースを歩いてみた。
このコースは適度に整備され、親切過ぎる(笑)標識やテープ目印もない。特に矢筈ヶ岳山頂から
牟礼峠(むれたお)に下るコースは一部地図読みやルートファインディングが必要なコースと言える。
決して歩き易い道ばかりではない。裏を返せばそれだけ味わいのあるコースと言える。
短時間の歩きなれど、満足感は大きく、今日は1座のみとした。また秋風は涼しく、飲食料はそれなりに
準備をしたが、無休憩、無飲食で歩き終え、飲食料は自宅へそのまま持ち帰った。
飲食や休憩を忘れてしまう(笑)ほど気持ちの良い歩きだったのだろう。
山上山から矢筈ヶ岳に向かい、山頂近くで単独行の青年に出会う。登って来たコースを聞くと
なかなか味のあるコースだった。国土地理院の2万5千図を携行されており、只者ではないなと思ったら、
陸自山口駐屯地所属の自衛隊員だった。どうりで。簡単な挨拶を交わして別れる。
コースタイム P→真尾山上山(25分)→矢筈ヶ岳(60分)→牟礼峠(50分)→P(15分)
合計コースタイム 2時間30分
歩行ログ(測位70m毎)
真尾山上山の祠
山上山より太鼓ヶ岳と大平山
山上山より、昨日歩いた八幡岳、後方の山の稜線で輪郭が見えずらい。
山上山より矢筈ヶ岳山頂方面、一部は急登りになる。
山上山頂上大岩と矢筈ヶ岳
写真を撮っただけで引き返した矢筈ヶ岳山頂
牟礼峠に下る途中の展望地から大平山
帰途、山上山を仰ぎ見る。自称「防府のジャンダルム」
実は私的以外のことで、色々と気がかりなこともあり、先日来より思索を重ねながら歩いている。
私の好きな歌の中に「秋風のアンサー」(笑)がある。さて矢筈ヶ岳の周回路はどんなアンサーを出したのか?
いずれ、時の流れが答えを出してくれるだろう。今日はその一助になればいい。