かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

東鳳翩山夏色

2007年06月30日 | 山野草

朝、キャンプ宴会用?のテーブルをコンパネでつくり(とは言っても折りたたみの脚を止めるだけ)、天気もまずまずのようなので久しぶりに長男と東鳳翩山に向う。

山麓の道脇に咲いていたノアザミ

山腹から山頂付近でよく見られるヤマジノホトトギス、良く似た花にヤマホトトギスがあるがこちらは花弁が反り返り、中央部が皿のように凹にんでいるので見分けがつくらしい。このあたりで見られるのはほとんどヤマジ(山路)のホトトギスのようだ。

これはツインズのヤマジノホトトギス。最初意識的に見たときは特徴のある花形と模様が印象に残った花。

おなじみのアカマツ林

縦長に撮ってみる。

肩から頂上付近に咲いているオカトラノオ、秋吉台のそれに比べると草丈も高く、花数も多い。

立派なしっぽじゃのう。

チョウとオカトラノオのコラボ、もっと寄ろうと思ったがすばしっこい。私のカメラではこれくらいが限度のようだ。

ツインズのオカトラノオ

新日本百名山に選定され新たな表札も。蒸し暑い日で登りではしっかり汗をかいたが、時々涼風も吹き天然クーラー状態で快適?な登山日和だった。

頂上直下ではヤマツツジが満開。

新たにベース用に購入したストーブ。ガソリンタイプはツーバーナーも含めると7台目の購入になる。同タイプのジェネレーター交換補修も考えたが部品代だけで本体価格の半分近くになるので新規購入することにした。ガソリンタイプは使いこなしにちょっとした工夫もいるがいまだに持っているのはガソリンタイプのみ。時代遅れもはなはだしいが、なんかこだわりがあるような気がする。歴代のガソリンストーブは1台を除き倉庫に眠っている。全部並べて撮ったら面白いかも知れない。デュアルフューエルとあるのでレギュラーガソリンも使用可能だが、あくまで緊急用で基本はホワイトガソリン専用になる。同型の普及型であるコールマンスポーツスターⅡに比べると気化器(ジェネレーター)が少し大きく、気化しやすいようだ。しばらく使ってみることにしよう。気に入れば次からは補修を繰り返し使うことになるかも。
今日はフィールドテストも兼ねて頂上でドリップコーヒー他を楽しんだ。

頂上で休んでいるとショップから長男の重登山靴底の張替えが出来たとの連絡が入る。あわよくばおこぼれにあずかろうともくろんでいたがどうやら継続して使うらしい。
夏に剱岳に登ると言っていたがはたしてどうなる。無理やり同行も考えたが脚力の格差は歴然でいかんともしがたい。・・・相当鍛え直さないと実現は無理そう、見送りになりそうだ。


無言の伝言

2007年06月29日 | フィールドメモ

自分の意思を相手に伝える場合、分かり易く表現することはコミュニケーションの基本といえる。だが主義、主張が異なる場合は双方がいくら論旨明解に発言したとしても議論はかみ合わず平行線をたどる。例えば議員の方が疑惑があった場合は分かり易い説明責任も生じる。だが国会答弁などしかり、明解に発言したとしても結論はでない。双方が言いたいことを言うだけでは進歩もない。
時と場合によるが論旨明解な多言ばかりが有効とは言えないような気がする。些細なことや本質から外れるようなことについては無言の伝言が有効な場合があるような気がする。すべてわかり易い言葉で表現しないと相手に伝わらないかというとそうでもない。子は親の背中を見て育つという格言みたいなものもある。これは背中(生き方や態度)で無言の伝言をしているに他ならない。
いくら美辞麗句を並べたとしても本心は日常のささいな行動に現れる。それだけ周囲の人は冷静に見ているということ。自身もそうだがこういった意識が希薄になってきたような気がしてならない。
自らのポジションや理屈で周りを制したとしても満たされるのは自尊心だけ、無言でも周囲に好影響を与えることが出来る人が本物と思える。私利私欲に走る偽者が目立つ一部の風潮は他山の石とする意識が必要と感じる。

で・・・・話はころっと変わるが、今日少し関わりのある方が家族同伴で事務所に来てくれた。十分なお世話は出来ていないので心残りもあったが、自身もうれしく、一服の清涼剤になった。労多くして、具体的成果の見えない仕事ではあるがこの一瞬のために頑張れるような気がする。今日は自分へのご褒美として前から気になっていたアウトドアグッズを2点購入することにした。内1点はそのうちお披露目することもあるだろう。内なる記念品にすることにしよう。

さて画像はストックしない主義なのでネタが無かったが、西の空をみると夕焼けがきれいだったのでそそくさと2階の部屋に上がり撮ってみた。ちょうどたんぼの水張りが夕陽でピンク色に染まったので少し面白い写真になった。以下夕陽三題の写真。

夕陽に照らされた水田はさながら海のようでもある。そういえばあのあたり大昔は海だった。そのまま残っていたとすると白砂青松のきれいな海が拡がっていることだろう。拙宅には先祖伝来のえびす様の石像があり床の間に飾っている。旧家は取り壊したがこれだけは残すことにした。えびす様は古来豊漁の神だったと言われている。家のすぐ近くは大昔の海岸線にもなっている。だとすると先祖は半農半漁、自足自給で慎ましく暮らしていたのではと思ったりする。



今週末は雨模様、孫襲来?も延期になったようでがっかりだが、すきをみてこっそり山でも歩くことにしよう。


なんか

2007年06月29日 | ガーデン
昨日の丘歩きでストレス発散と思いきや、ある一言で元のもくあみ。こっちは気に障ることがあっても胸の内に納めているのに困ったものじゃ。
もっとも振り回されるのはごめんこうむる。無駄な議論もしたくない。こんな様子だと毎週山でも歩かないと身が持たん気がする。
でもいいではないか発散させる場があるのでと自分に言い聞かせる。ゲストの方は真に受けないで下さい。こんなことはどこでも誰にでもあること。どうかうまくガス抜きをするようにして下され!

ノウゼンカズラがようやく開花を始めた。

前回撮った時に小さな虫がこびリ付いていたので部分的に殺虫スプレーをかける。

キキョウももうすぐ終わり、気温が高くなり痛みも早くなった。

2番花開花

グアラティニカと虫さん

チェリーセージもこんもりと

ま、色んな矛盾や葛藤は現役ならではのこと。これを新たなエネルギーに変えれば光明も見えてくるだろう。まだまだ人間力が足りんな!

秋吉台その他の花編

2007年06月28日 | 山野草
秋吉台に咲いていたカキラン以外の花を掲載してみよう。

もう間違えないぞウツボグサ

セイヨウミヤコグサ

ノアザミ

カセンソウ

なんじゃこれはと撮っていたが、途中から合流した方からムラサキと教えて頂く。白花なのになんでだろう?答えは次のコメント。

この花は根から紫色の染料を取っていたからムラサキと呼ばれるようになったらしい。またひとつかしこくなったぞ。群れて咲くからムラサキという説もあるらしいが現実的ではない。前説の方が説得力がある。

オカトラノオ・・・これは間違えんのぅ!園芸種にはハナトラノオがあり、拙宅の庭にも植えているが花色、形共に似ても似つかんな。

ネジバナ・・・超小花だがこれでもラン

若き旅人ではないが風にふるえる緑の草原

人間(読み:じんかん)に酔ってしまい気疲れモードだったが、こんな時は歩いて汗を流したのが一番いい。冷房ばかりかかっていても体調にも良くない。夏はやっぱり汗を流すことが健康には一番のようだ。またどこかに行き歩くことにしよう。
帰ってシャワーを浴び、ブログの編集、花木への水遣りとせわしく動く。近場の良い所は帰ってからいろいろ雑事もできること。負け惜しみかも知れんが里山ハイクもええなぁと自画自賛、ま、満足出来、健康にも良いのであれば欲は言えんじゃろう。

カキラン

2007年06月27日 | 山野草
丘の上ではなくて秋吉台ではカキランがちょうど見ごろとの情報をネット仲間のカッさんから頂き、出かけてみることにする。
私の好きな草原?は誰もおらず、大草原を独り占めと思いきや、途中から山野草好きな方と合流することになった。山野草にも詳しく、登山経験も豊富な方だったので初対面にもかかわらず楽しい談笑の時間を持つこともでき、良かったなぁ!
また、一部のくぼ地では暑かったが、心地良いそよ風も吹き至福の時間が持てた。
以下カキランの色んな表情をお楽しみ下され。
①ややアップ画像から

②直径1cm程度の小さなランだが、きっちりとランの形をしている。

③安物デジカメということもあり、ピン甘いが一応ドアップ画像

④無理して寄りすぎかなぁ?



⑥カキランと石灰岩

⑦カキランと青空

⑧群生の様子

⑨花ビラに虫さんちらり

花の命は短いがあと数日は楽しめそうな感じでした。近場にこんなに楽しめるフィールドがあるのは幸せなことだといつも感じる。また時間をおいて歩いてみることにしよう。その他の花編へと続く。