かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

霜降岳 探索

2013年11月26日 | 山歩き

霜降岳は40数年前に登山車道で男山直下の駐車場まで車で行き、男山や霜降岳までの
往復程度は歩いたことはあるが、山頂近くまで車道が伸びていることもあり、山歩きの対象と
しては見ていなかった。これらの理由により、今まで山仲間から色んな情報は得ていたが、
なかなかその気になれずにいた。

過日、テレビで霜降岳のドウダンの紅葉が報道され、気になっていたので探索も兼ねて
歩いてみることにする。

廣福寺(中山観音)の駐車場に車を停め、最北端のピークである霜降後城まで縦走し、
復路は男山に回り、車道を歩いて駐車地に戻った。

休止を含む所要時間は5時間半、歩行距離は約14kmになった。

なお、ドウダンの群生地である馬の背上池には確認の意味も含めて駐車場まで往復した。

まず廣福寺に参拝し、今日の登山の安全を祈願する。イチョウの黄葉がとてもきれいだった。

境内のモミジとイチョウ

馬の背上池上部尾根にあるドウダン

馬の背上池と周辺の茶葉?もなかなかのものでした。

念のため駐車地まで行ってみる。せいぜい8台ぐらいのスペースなので注意を要する。
シーズンの土日祝は車があふれるだろう。

再び馬の背上池堰堤からの風景、池と森、雲のバランスがなんともいい。

馬の背下池を見下ろす。

復路にドウダンの紅葉をたっぷりと楽しむ。









馬の背コース途中にある九州展望岩

歩き始めは地図を片手にコースを見定めながら歩いたが、山道に入ると要所には分岐道標が整備され、
迷うことはない。

観音岳直下の大岩展望所・・・竜王山や九州の足立山、貫山、福智山などが手に取るように見える。

庭木としても人気のあるソヨゴ・・・実を付けるのは雌株のみ。





前城跡

霜降本城跡・・・本城と後城跡は木立に囲まれ、残念ながら展望は望めない。



本城跡には一等三角点が鎮座する。

ついでに後城跡まで足を伸ばしてみる。後城跡には持世寺から直登コースもあるが、急登のようだ。

男山山頂にちょこっと寄る。

男山山頂のドウダン・・・馬の背上池奥ほどの群生はないが、ちらほらと生えている。

上のドウダンを部分的に切り取って撮ってみる。どうだか?

男山展望台

九州方面を撮ると、ひとすじの天使の階段が現れた。

今日は男山登山口確認のため、遠回りしたこともあり、それなりに歩き甲斐があった。
だが経験上、20kmぐらい歩かんと達成感は味わえん。次の機会にするか!


大海山 忘年登山

2013年11月23日 | 山歩き

心優しい山女子から忘年登山のお誘いを受け、喜んで参加することにした。
まずは千坊川砂防公園を経て、東登山口から左回り、途中立岩を往復して周回した。

下山後、千坊川砂防公園キャンプ場炊事棟横で山女子が準備したおでん、肉そばを
お腹一杯過ぎるほど食べ、胃袋を十二分に満たし、談笑の後、解散した。

山女子の仕事の都合で早目の忘年登山だったが、楽し過ぎる一日を過ごすことが出来た。
食材他の準備をされた山女子さん、ありがとうございました。

第2立岩を南方から仰ぎ見る。

第1立岩で周囲の展望を楽しみながら1本立てる?

道すがら部分的な黄葉を楽しむ。

大海山頂直下の色づき

「回れ右!」クリーム色の黄葉を愛でる。

中岳「中間ピーク」でも一本立て、南方の展望を楽しむ。

勘十郎東峰直下の岩陰から大海山を振り返る。大海山だけだと特徴のない写真になるので
手前の大岩の岩陰を入れて撮ってみる。

クリーム色の黄葉もそれなりにきれいだ。

薄朱色の紅葉を逆光で撮ってみる。順光よりもより鮮やかに目に映る。
このどこかの場所がハート形とは山女子の弁だが、縁のない自身には見れどもみえず。

下山後はキャンプ場炊事棟横で宴会を始める。

コッフェルとコンロは山オジの提供によるもの。
コンロは燃料が白灯油と白ガソリン(ホワイトガソリン=ホワガス)のビンテージ物、
若かりし時は主流だったが、現在では傍流(ぼうりゅう)の一途をたどっている。

ほどなく愛情のこもった、ほかほかおでんが出来上がる。

おでんを一通りたいらげると、肉そばが出来上がる。

ネギやお肉のダシの効いたあったか濃厚ソバだ!

おでんもソバもそれぞれ何度もお代りし、2食分食べてしまった。今日は夕食抜きですぅ!!

サクラの紅葉とおでん、ソバパーティの会場の様子。トイレや炊事場も近くにあり、とても便利な場所だ。

それぞれがお腹も心もいっぱいに満たし、忘年登山は無事終了。
参加された皆様、これからも宜しく。また、どこかのお山で楽しみましょう!!



郷愁 日暮ヶ岳縦走(山口市 694.2m)

2013年11月21日 | 山歩き

前回、森の案内人による飯ヶ岳トレッキングのお手伝いをさせて頂いた時、案内人のK氏より日暮ヶ岳の北部
縦走ルートを整備したとの情報を得た。当ルートは40年ぐらい前に会社のクラブ例会の下見も兼ねて、2名を
引率して歩いたことがあり、郷愁にかられまた歩いてみることにする。

当時の記録によれば日暮ヶ岳の山麓は牛が放牧されている牧場で、草原の景色が拡がっていたが、
現在では雑木が生い茂り、当時の面影は無くなっている。

日暮ヶ岳の北尾根を縦走するルートは40年前も登山者が少なく、営林署の方が時々歩く程度だった。
特に四氏谷川に下る沢筋のルートは当時も難コースで、高巻きやトラバースを繰り返して四氏谷川の
沢に下った思い出がある。下図の青線部はガレ場で浮石も多く、通過には細心の注意が必要なことは
40年前と全く変わってはいなかった。初心者や悪路に慣れていない方には不向きなルートです。

周回コースタイム 4時間30分(小休止含む・・・40年前とほぼ同タイムだった。)

日暮ヶ岳登山道入り口

案内板

こんな可愛い案内板も

下図に見晴らしの丘とあるが、現在では植林や雑木が茂り、展望はありません。

道すがらウリハダカエデの紅葉を楽しむ。



鮮やかなカエデの紅葉



リンドウが一株開花準備中でした。

展望の無い見晴らしの丘

落ち葉にあふれた歩き易い登山道

ウリハダカエデの老木の幹肌、若木は野菜のウリの表皮に似ているが、成熟すると
ウリ坊の模様に似てなくもない?

駐車地から1時間ほどで二等三角点のある日暮ヶ岳山頂へ

山頂は西北部の展望が特に開ける。画像は高羽ヶ岳(右)と物見ヶ岳

南西部では竜門岳、男岳、ダツヤ山、東西鳳翩山、クルソン山、白石山、真田ヶ岳、蕎麦ヶ岳、右田ヶ岳、
矢筈ヶ岳、大平山などが望める。

北部では十種ヶ峰、野道山、三ヶ峰、高岳山、飯ヶ岳、弟見山など。

山頂より少年自然の家方面を俯瞰。

変わらず踏み跡の少ない日暮ヶ岳北尾根の縦走路

一部倒木もあり。

分岐にあったルート図、右に取り、林道側に下山した方がより安全みたいだが、
当初の予定通り直進する(境界杭70方面)。

林道出合、ここまでくるとほっとする。

佐波川ダム手前までは平坦な道を思索にふけりながら歩く。

静かな湖畔・・森の影からカッコウは鳴いていませんでしたが(笑)、カワウは沢山いました。

ダム手前の自然の家方面登り口

少年自然の家への登り返しは多少足にはきたが、なごり紅葉で気を紛らわす。

キャンプ場へ寄り道しながら駐車地に戻る。

今日歩いたルートは個人的にはとても楽しかったが、一般の方を案内する気にはなれない。
40年前と変わらずややマニアックなルートでした。


第2回森の案内人養成講座

2013年11月17日 | 雑記

2回目の森の案内人養成講座が国立山口徳地青少年自然の家で開催され受講してきた。
本日の内容は 1.森の案内人について 2.森の香り 3.健康増進 の科目だった。

開講前に自然の家敷地内の紅葉を愛でる。

1講目は森林セラピー担当の松本氏より「森の案内人」の説明をディスカッションを交えながら受ける。

プレゼンの一部

2講座目は山口大学農学部 赤壁教授から「森林の香り」について実証データも含めた学術的な説明を受ける。

昼食は自然の家のバイキングを食す。

午後は3講目「歩くことから始める健康増進」について、簡単な体力測定や脈拍確認と適切な運動強度、
ストレッチの講習、負荷を可変させたウオーキング実習など。

ウオーキングの前に全員でストレッチ!

色づくモミジを横目にウオーキング

サザンカの花やイチョウの黄葉も楽しみながら・・・。

ペースを3回ぐらい変えながら、それぞれ歩いた後の脈拍を確認する。
自身思ったほど脈拍が上がらなかった。負荷が足りないのかも?

受講した内容がすべて身に着くとは思わないが、いろいろと興味深い話も聞かせて頂き、参考になった。


赤谷山、大神ヶ岳

2013年11月16日 | 山歩き

山友M氏のお誘いにより、近郊の仲間5名で、自身5度目の赤谷山、大神ヶ岳へ。
中間ピークでワイワイガヤガヤとトークと展望を楽しみながら昼食をとり、このコースのハイライトである
立岩で展望や高度感など味わって、赤谷山頂まで往復する。

下山後は六日市温泉で汗を流し、帰途に着く。参加された皆様お世話になりました。

道すがら道脇の紅葉など楽しむ。

おひさの登山口



木製アーチ橋・・経年劣化で多少傷みが進んでいました。

潜り岩・・・悪人は通れない?が何とか全員通過(笑)

大神ヶ岳山頂で眼下や周囲の展望を楽しむ。

笹原を行く。

ほどなく立岩が現れる。

三嶺の岩峰を思わせる立岩

立岩最上部より眼下を見下ろす。それなりの高度感だ。

立岩ピークに立つ勇敢なT嬢、かずさんたじたじ!

立岩横の垂直壁より眼下を見下ろす。

ほどなく赤谷山山頂

臨時の山女子ミーティング?



なごり紅葉を惜しみながら下山する。

この山、標高差250mぐらいの楽チンハイクの山のはずだが、しのび寄る歳波のためかそれなりでした。