A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

帰省して諸々の手続きをする

2010-10-17 10:55:35 | つれづれ
10/15(金)会社のお休みをもらって郷里に出かけた。母親が週明けから白内障の手術で入院することになったので、それ以前に片付けておくべき用事を処理するためだ。

その用事とは前回の入院の保険手続きをすること、新しく見つかったという母親の預金証券の確認をすること、新しい入院に備えて資金を準備すること、今の介護施設に次月度の支払いを済ませておくこと……etc。

えきねっとで予約していた新幹線の発車時刻は8:28。ほぼ平日の会社へ出かける時間と同様のスケジュールで大丈夫。普通に起きて身支度をし、母親の手続き関連の書類を鞄に入れて出発。8:10には東京駅に着く。

東京駅の南口はBBモバイルポイントとしてWi-Fi回線がつながる。今日はここでiPad用に電子書籍を1冊ダウンロード購入して行こう。本屋で雑誌を買う程度の価格だ。それにこれ以上荷物が増える訳でもない。物理的な紙の価格、物流や在庫管理に伴うコストが軽減されるのだから、電子書籍はもっと普及しても良いはずだ。
それによって出版社がなくなってしまうのではなく、出版社は、企画・作家の発掘と支援・原稿スケジュール管理・校正などのよりクリエイティブな部分に注力できるんじゃないだろうか?

iPadを鞄にしまい新幹線のホームに並ぶ。列車は折り返し運行らしく、到着した列車の乗客が降りると、すぐに清掃が始まった。
清掃が完了したスタッフがホームに並んで乗客に一礼したのを見た。格好よかった。本当にお疲れ様でした。快適な車内を維持してくれてありがとう。素直にそう思った。

車内販売でコーヒーを買い、電子書籍を読みながら車中の一時を過ごす。仙台を超えると窓の外は雨模様。細かい雨滴はほぼ水平方向に窓の横を流れて行く。雨はそのまま止むことはなく、新幹線は定時に盛岡に着いた。

盛岡駅からバスに乗り待ち合わせ場所の病院まで向かう。病院に着くと、ちょうど会計が終わったばかりということで、またされる事なく表に出ることとなった。
母親の病状は良好。とはいえ、認知症は決して元に戻ることはないのだから、進行が穏やかであることを「良し」としなければならないだろう。

途中、昼食をとって銀行へ。次月度の施設への支払い、来週からの手術入院の準備金、父親が立て替えた病院代に見合う金額を引き出して準備する。

次は郵便局に向かい、保険金の支払い請求と新たに見つかった証券の確認、次の手術に向けた手続き相談を行う。
母親本人を同行させなければ手続きが煩雑になる。今回も直接本人の書類記入を必要とする局面があった。わざわざ平日に、しかも本人を同行させるのは大変だが、やはりそれは必要なことだったようだ。
小一時間近く手続きに費やし、郵便局の業務は完了。
一度実家に戻り、必要な書類と現金のやりとりを父親と行う。

父親の車で盛岡の介護施設まで行き、次月度の支払いを済ませ、これで完全に本日のミッション終了。
父親に盛岡駅まで送ってもらい、家に帰ることにする。

盛岡駅のみどりの窓口で、早い時間の指定席に予約変更したい旨を告げる。ちょうど5分後の列車があったのだが、さすがに辞退。一時間後の列車に変更する。

その後、友人に小さなお土産を買ったり、本屋をひやかしたり、キリンシティでビールを飲んだりして時間を潰す。
自分で思ったより疲れていたのか、新幹線内では爆睡。体感時間ほぼ20分くらいで東京に戻ってきた。

次回は次の手術の保険請求手続きのための帰省だから、また平日を費やさなければならない。
スケジュールの調整は必要だが、やらなければならないことだ。粛々と取り組んで行こう。