風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

湖畔のペンションでランチ

2010-07-30 | 北海道の夏 3年目 (2010)


この町の《道の駅》のラベンダーが満開になった。

やはり北海道の地にはラベンダーがよく似合う。


                     


網走湖を見下ろす坂の上にあるペンションで、ランチを食べられるらしい。

電話で予約を入れると、明るい声でテキパキとした応対が気持ちいい。
「これは大丈夫!」との確信で出掛けた。


玄関で、「ようこそ」とエプロン姿の奥様が笑顔で迎えてくださった。
靴を脱いでダイニングルームへと案内される。
何だか、知り合いの大きなお宅にお呼ばれした気分。




まず最初は、ズッキーニの冷製スープ。
癖がない、さっぱりしたクリームスープ。





次は前菜。
右上から時計回りに
イカの詰め物、タコの香草ドレッシング漬け、スモークサーモン、ホッケのフライ。
そして真ん中は、生のホタテ。

どれも丁寧に作っているし、結構ボリュームがある。





そして、これがメインの《たらば蟹トマトソースのパスタ》
ご主人シェフが手打ちした生パスタなので、コシがある。
コクのある蟹味のトマトソースが、このパスタにからんで、とても美味しい


この後、コーヒーがついて料金は1500円という安さなのだから、
これは何度でも通いたくなる。


ただ予約が必要なので、思い立った時すぐには行けないのが唯一の難点。

しかし、そうでもないと通いすぎてしまうだろうから、
じわじわ体重増の私にとっては
ブレーキがかかっていいのかもしれない


サクランボ狩り

2010-07-28 | 北海道の夏 3年目 (2010)
北海道の人は、北海道以外の地を《内地》と呼ぶが、
その内地は、連日の猛暑で大変だとか。

そういうニュースを聞くたびに、何か申し訳ない気持ちになるほど、こちらは涼しい。
日によっては寒いくらいに

出来るものなら内地に、こちらの冷たい空気を送ってあげたいが・・


 


今日は近くの果樹園にサクランボ狩りに行った。

入場料を払えば食べ放題!
園のおじさんに《佐藤錦》の木を教えてもらって、直行




わー、たくさん生ってる!

でも、手の届くところの実は採り尽くされて
残っているのは上の方ばかり・・
やっぱりね





お腹いっぱい食べた後は、
持ち帰り用のサクランボもしっかり確保

北海道でサクランボ狩りをするなんて思ってもみなかったけれど、
食いしん坊の私は、時間を忘れるほど夢中になった


7月23日

ワタスゲを求めて ② (野付半島→風連湖→霧多布) 

2010-07-25 | 北海道の夏 3年目 (2010)
昨晩は、野付半島と霧多布の中間にある中標津(なかしべつ)に宿泊。

そのまま霧多布に行く予定だったが、昨日見た原生花園があまりに綺麗だったので、
また後戻りして、飽きもせず再び野付半島を走る。



野付半島ネイチャーセンターの駐車場で、
ハーレーでツーリングを楽しむ、奈良から来た男性二人と話が弾む。

日本中を走っているそうで、北海道は既に何回も来ているとのこと。
夫と一歳違いの、元気で仲の良い二人連れ。
事故に気をつけて、いい旅を 





これは、風連湖の春国岱(しゅんくにたい)での1コマ。

鳥のデザインの欄干のようだが・・・コレ、本物のカモメ。
可愛い光景に、パチリ


                     


霧多布の 《ワタスゲ》






そして、ついにやってきた!
霧多布の《ワタスゲ》!

緑の湿原に、白いワタスゲが何処までも続く。





タンポポのようなフワフワした白い毛が、細い茎の先で揺れている。

それは、楚々として儚げだけれど、
儚げだからこそ、美しく映るのかもしれない。


7月9日

ワタスゲを求めて ① (知床→野付半島) 

2010-07-24 | 北海道の夏 3年目 (2010)
霧多布の《ワタスゲ》を見たい

この《ワタスゲ》は湿原に咲く花だが、私は映像や写真では見たことがあるものの、
実際に見たことは今まで一度もない。

その開花状況が気になったので、昨年泊まった霧多布のペンションに電話してみたら、
「もう綿毛が少しずつ飛び始めてきたので急がないと」と言われた。
これは明日にでも行かなくては!!


せっかく出掛けるのなら、昨年行って感動した知床峠越えもしたい。
更に、野付半島の原生花園にも寄りたいと欲が出てきて、
日帰りではなく、結局1泊することにした。


朝6時過ぎに家を出て、知床峠を通るものの、
残念ながら霧で羅臼岳は見えず。

羅臼(ラウス)でお気に入りの《昆布茶》を手に入れたあとは、
ひたすら野付半島の原生花園を目指す。


                     





野付半島に入った途端、こんな原生花園が待っていてくれた!

車で走れども、走れども、こんな原生花園が20キロ近くも続く。





これは《龍神岬》にある野付崎灯台までの遊歩道。

鳥のさえずりに耳を傾けながら、の~んびりと歩く。





霧を含んだ《センダイハギ》が、しっとりと美しい。






ネイチャーセンターから《トドワラ》までは、片道20~30分ほどの遊歩道が続く。
次から次に色とりどりの花が咲き、飽きることはない。




うつむいているような姿が特徴の《チシマアザミ》
霧のしずくが、泣いているかのよう。





今年もやってきた《トドワラ》





この日は観光客が少なくて、トドワラには私達だけ。

荒涼として霧に包まれたグレーの世界は、
地の果ての、違う世界に迷い込んだようでもある。

お花がいっぱいの景色もいいが、
どういう訳か、こういう景色も心が落ち着く。


7月8日

俄か農家になった一日

2010-07-22 | 北海道の夏 3年目 (2010)
お隣のAさんから《アスパラガス収穫の体験》に誘っていただいた。

「わー、是非!」とはしゃぐ私に、
「長靴じゃないと無理ですが、持っています?」と。

「スニーカーじゃ駄目?」と訊くも、
「いえいえ、やはり長靴じゃないと・・・」と。




それで、前の日の夜、慌てて買いに走った
長靴、腕カバー、軍手、ハイソックス・・・
ふーー、準備段階からもう大変





農薬は使わず有機にこだわっている畑は草が生い茂っていて、
草の中のアスパラガスを探して、小さな鎌で刈り取っていく。
今までは、収穫に追われて雑草を抜く時間が取れなかったそうだ。

朝露を含んだ雑草の中を歩くと、膝辺りまで濡れてしまうので、
確かに長靴は必需品。


採ったばかりのアスパラガスは、そのまま食べても軟らかくて甘い。
うっかり短く折ってしまった茎を、そのまま口に放り込みながら
初めての収穫体験を楽しむ。




「いい物だけ選んでね」と言ってくださったが、
細いものであろうと、穂先が開いてあろうと、勿体ないと収穫。
挙げ句、こんなに沢山!!





最後に、かぼちゃの苗植えの体験までさせていただいた。
「大きく育つように」の気持ちを込めながら植えていく。

品種は《坊ちゃん》と言って、可愛い小さめの南瓜が出来るそうだが、
これからの成長がとても楽しみ。

隣の畝は、クリリンという品種だとか。
何とまあ、可愛い名前だこと。


それにしても、
晴れが続けば水不足が心配になり
雨が続けば根腐れはしないか気になり
南瓜のお母さんになった私は、気になって仕方ない


7月6日


北の味を頂く (ラワンぶき & アスパラガス)

2010-07-20 | 北海道の夏 3年目 (2010)


こんな大きなフキ

「大きいですね!」と話しかけたら
「いる?」と、道の駅の販売員さんに頂いた

《らわんブキ》と言って、大きいものは2~3メートルにもなるそうだ。

私は「ほんの2~3本で・・」と言ったのに、
こんなに沢山!




一見固そうだけど、とんでもない。
軟らかくて美味しい!
大鍋で3回煮て、二人でせっせと食べ続けた。


                     


夕方に突然、玄関のチャイムが鳴った。
「どなた?」と戸を開けると、
「隣に住んでいるAです」と、ご挨拶と共に、
採ったばかりのグリーンアスパラガスを沢山いただいた。




お隣さんは早朝から農作業で出かけて、暗くなるまでお留守。
一度も会ったことも挨拶もしていなかった。

「今日までアスパラガスの出荷で忙しかったのですが、とりあえず一息ついたので」
と、挨拶に来てくださったのだ。

早速、炒めて食べると、パリッとした新鮮さ、軟らかさ、甘さ、に感激!
そのお礼を伝えると、「よかったら、どうぞ」と、また持ってきてくださった。

それ以来、ほかの野菜を買うのを控え、ひたすらアスパラガス三昧。




トマトと炒めて、チーズを乗せる。
癖のないアスパラガスにはチーズが良く合うし、
これにはワインがまた良く合う。





帯広の炉端焼きのお店で《焼きアスパラガス》を食べた時、わずか3本で600円だった
その恨みと言う訳でもないが、これでもか!の量を焼く。
お店ではマヨネーズを付けていたが、我が家では酢味噌に柚子辛子を混ぜてみた。

でも、この練り味噌はアスパラガスの繊細な甘さには少々味が強すぎたかも。
(胡瓜に付けた方が美味しかった)





最後はどうして食べたらいいかと考えあぐねて、
苦肉の策で卵とじに。
と、これが結構美味しくて、続けて二度作った。

オホーツクの味 (いばら蟹の外子、塩水うに)

2010-07-18 | 北海道の夏 3年目 (2010)
以前、あぶら蟹の外子の美味しさに唸ったが、
今日は《いばら蟹の外子》を見かけたので買ってきた。



網走の地元スーパーに、たらば蟹の外子と並んで販売されていた。
どちらにしようか迷って、販売の人に訊いたら
「そりゃあ、いばら蟹のほう!」の即答。
(どの蟹の外子も100g300円前後)

プチプチしたオレンジ色の粒!
確かに美味しくないはずがない。

食べ方は、あぶら蟹と同じく、洗って、水気を取って、
酒、砂糖、醤油、酢で味付けして、冷蔵庫で一昼夜おく。


う~ん、やっぱり美味


                             
  

 


美味と言えば、この《塩水うに》
サロマ湖畔の鮮魚店で買ったが、100gパックが880円という安さ。
日持ちはしないので地元でしか手に入りにくいとか。

う~~~ん、当たり前ながら うまい

コレステロール値の高い私だが、
「今日で終わり」と言いながら、ついつい・・
まあこの際、コレステロールなんて忘れよう。

因みに、この刺身用ホタテは500gパックで880円。
生で食べた次の日は、フライパンでレア状態に焼く。
生とは違って甘さが増して、これもまた白ワインに良く合う


                     



友、遠方より来たる。

2010-07-17 | 北海道の夏 3年目 (2010)
大切な心の友から
「私も北海道に行くことに・・」という連絡があった。

女性二人で飛行機で北海道の地へ。
その後はレンタカーで、7泊8日の旅だそうだ。

携帯で連絡し合って、サロマ湖のワッカ原生花園で待ち合わせることに




ワッカ原生花園の楽しみ方は、自転車で花の道を走るのが一番なのだが
あいにく彼女は自転車乗りは数十年ぶりだそう。
で、用心をして自転車はやめて歩くことにした。

遠くまで行かなくても、
歩ける範囲でも、充分お花は綺麗





天気予報ではのちだったが
晴れ女三人の念力で晴れに

三人ともお花大好きながら、お喋りも尽きない。
お花の中を姦しく、楽しく、散策





砂地に咲いていた花。
名前が分からなかったが、お花に詳しい友人が《ハマゼリ》と教えてくれた。




その後、サンゴ草で有名な能取湖へご案内。

当たり前ながら、サンゴ草(アッケシソウ)は、まだ丈が短く緑のまま。
それでも、真っ赤に染まった秋の様子を想像しながら・・・


                     
 

こうして忘れられない思い出が増えること、きっと大きな存在の導きでしょう。
母親たちは素直に喜んでいますよ。
ありがとう

7月4日


オホーツクの珍味 (あぶら蟹の外子)

2010-07-16 | 北海道の夏 3年目 (2010)


一見、赤紫のブロッコリーかカリフラワーのように見えるが・・・
これは《あぶら蟹の外子》

スーパーで「????」と見ていると、
年配の女性が、ためらいもなく2パックを買い物かごに入れた。

そこですかさず食べ方を訊くと、
「醤油・味醂に少量の酢を足して2~3日置いて、ご飯に乗せて食べるとたまらん美味しいよ」と。

説明されたように
①まず、水でそっと洗って
②絞って
③味醂がなかったので、砂糖、酒、醤油、酢を少々入れて冷蔵庫に



楽しみに待った2日後




最初は調味液が見えない状態だったのに、外子が小さくなってこんなにヒタヒタに。



そして、その味は・・・・
「美味

「塩を減らしたキャビアみたい!」と言ったら「それは言い過ぎだよ」と夫に笑われたが、
ホント、言いすぎじゃないくらいに美味しい。




これは後日、チーズの上に乗せてカナッペに。
(右が外子で、左はニンニクの芽を刻んで炒めたもの)

外子をつけていた汁も、いい味が出ていて、
野菜のあえ物などの隠し味に重宝した。


因みに、この外子を火に通すと鮮やかなオレンジ色になった。
そう、お寿司屋さんでイクラのように軍艦巻きに使われている小さなオレンジの粒。
私はてっきり、何かの卵を着色していると思っていたけれど、
きっとあれ、蟹の外子に違いない!!

《小清水原生花園》 《濤沸湖》

2010-07-15 | 北海道の夏 3年目 (2010)
網走・小清水にある《原生花園》



今、まさにスカシユリが満開

ガイドボランティアのかたも
「一日違っても花の様子が違うのですが、今日は最高ですよ」だって





緑の中に、ハマナスとスカシユリの鮮やかな色が映える。

ただ、昔(40年前)は線路に沿って結構長い距離を歩いた記憶があるが、
今は、その距離がずいぶん短くなってしまった気がする。

これも、保護のために仕方ないのかもしれないが、
出来ればもう少し歩く距離が長いと嬉しいのだけれど・・・無理かな



                     





小清水原生花園のそばにある《濤沸湖(とうふつこ)》は、
多くの野鳥が生息し、初冬にはオオハクチョウが飛来することで知られている。





湖畔にアヤメの花が見渡せるが・・・
この光景、残念ながら今年が見納めで、来年には環境省の建物が建ってしまうとか。

せっかく地元の人たちが手をかけ愛情をかけて守ってきたこの場所に、
こともあろうか環境省が・・・
ちょっと首をかしげてしまう話だけれども、
これも時代の流れと片付けるしかないのかな

7月1日

                     

芝桜ならぬ、山菜。

2010-07-14 | 北海道の夏 3年目 (2010)


丘のような小さな山を全て埋め尽くす芝桜で有名な東藻琴が近くにある。

地元の人の
「今年の春は寒かったので、開花が随分遅れたよ」という話を聞いて、
「もしかして、まだ花が残っているかも」と行ってみたが・・・





もう既に終わって、わずかにポツポツと残っているだけ。
あー、あと半月早く来ていたら・・・
当たり前だよね、例年は5月末頃に咲く花だもの


ガッカリしながら車を走らせていると、両脇の緑の中にシダが沢山!
よく目を凝らしてみると・・・
わーーワラビ
そして、コゴミ




ワラビは煮物に。
しかし重層を入れ過ぎたようで、柔らかすぎてしまった

コゴミはお浸しに。
これはシャキシャキして、とても美味しかった~

6月30日

                     


山からの訪問者

2010-07-13 | 北海道の夏 3年目 (2010)


北海道には、白いセリ科の花をよく見かける。
それぞれ葉も花も違い、名前も覚えきれないほどある。

先日、本屋さんに行くと、このセリ科の花だけの図鑑があったのでパラパラ捲ってみたけど、
素人の私は、数ページ見ただけでも混乱してしまった。
たかがセリ、されどセリ



            


しばらく滞在する地・網走郊外に落ち着いて4日目のこと、
夫の友人が立ち寄ってくれて、結局2泊していってくださった。

日本100名山制覇を目指して、車にテントや寝袋を積んで一か月の北海道一人旅だそうだ。

これから知床近くの斜里岳や、大雪山のトムラウシに挑戦し、
その後は苫小牧からフェリーで仙台に渡り、東北の山に登りながら南下するらしい。

今までに登った山は既に80を越えているそうで、そのお話しをしてくださるが・・・
ごめんなさい、私、楽して高山植物を見る方が・・
ということで、
一緒に旭岳から黒岳を縦走しようというお誘いもご丁寧にパス


事故のないようにと激励しながらお見送りしたが、
昨年リタイアしたばかりで、決して若くはない。
無事に目標を果たすことが出来ますように・・・

6月27~29日

帯広 ⇒ 網走 (オンネトー経由)

2010-07-12 | 北海道の夏 3年目 (2010)
雨の中を、帯広から網走までの移動に、
遠回りにはなるが、途中、阿寒湖近くのオンネトーに寄っていくことにした。




トンネルを越えるたびに雨足は強くなるが、
「どうかオンネトーだけは雨が上がって欲しい・・」と願っていると・・
何と、オンネトーに近づくと薄日が差してきた!!

やはり私は晴れ女





空が明るくなるにつれて、湖の色も変化し始めてきた。





私の一番のお気に入りの場所。
キャンプ地の林から眺めるオンネトー。

快晴ではなく、ちょっと暗めのオンネトーも、今の私にはちょうどいいような気がする。
誰もいない静かな空気と湖の色が、深く心に沁み入る。

6月23日

寄り道 《幸福駅》 《花畑牧場》 

2010-07-11 | 北海道の夏 3年目 (2010)
帯広に3泊し、近辺の緑や花々を求めて車を走らせたが、
その間、時間に余裕があったので、
ずーっと以前に話題を集めた《幸福駅》に寄ってみた。




愛国駅⇔幸福駅の切符。
これが話題になったのは何年前、いや何十年前だったろうか・・

我が家の子供たちも大騒ぎして、
どういう方法でだったか、その切符を手に入れたのを覚えている。

あの切符、どうしたのかな・・?
どこに行っちゃったのかな・・?



                              




これも、ついでに寄った《花畑牧場》

一年前の賑わいはどこに??
平日だったからか、時間帯がそうだったのかは分からないが・・・
(確か昨年も平日だったけど・・)

観光バスはゼロ、乗用車も数少ない。
生キャラメル製造の見学場所も、私一人だけ。
大丈夫かな・・?



ささやかな応援を込めて、カマンベールチーズを購入。


                     



六花の森

2010-07-09 | 北海道の夏 3年目 (2010)


アルケミラ・モリス(紫竹ガーデン)
咲き始めなので花がまだ黄緑(満開になると黄色)
花も綺麗だけど、露を含んだ葉も美しい。
この花や葉を見ていると、自分の心まで清らかになってくるような・・・



                           


帯広に泊まっているのなら、もう一度行きたい場所・・・
それは《六花の森》

北海道銘菓の六花亭が、工場に隣接した広大な土地に作り上げた癒しの森。
(というか、今はまだ林)
敷地内の美術館、川、林、池を遊歩道が結んでいる。

  




点在している美術館の外壁は、クロアチア古民家のオーク材を再使用。
茶褐色の古材は年輪が浮き出ていて、触ると、ざらつきながらも温かい。





建物の中は広くはないが、子供の詩を展示していたり、
六花亭の包装紙や季刊誌の表紙を描き続けた坂本直行さんの絵を展示したり、
その内容が重くないので肩が張らない。






ハマナスの花が咲く遊歩道の側には、六花亭のお菓子を作る工場があるので、
どこともなく匂ってくる甘い香り





《オオバナエンレイソウ》の花の時季は5月に終わってはいる。
しかし、どうも諦めきれずに、
「今年の春は遅かったし・・」「もしかしたら・・」と、
森の奥にある群生地に行ってみたが・・・
やはり、当たり前ながら一輪も咲いてはなかった
それでも諦めきれずに、
せめて花の終わったオオバナエンレイソウの写真だけでも