風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

旅の荷物

2009-06-04 | 北海道の夏 2年目 (2009)
北海道へ持って行く荷物を揃え始める。

選択基準は、
第一には「絶対必要なもの」を。
そのほか「あれば便利なもの」は、なるべく持って行かない方向にして、
どうしても必要な物は現地調達しようと。

それでも、とりあえずの荷物置き場となった部屋の中は、
荷物
が山のように膨らんでくる。


料理研究家の大原照子さんは、
英国留学の数年をトランク一つで生活できたことでシンプル生活に目覚めたとか。
帰国後は家も建て直し、それまで持っていた調理器具や身の回りの品々を処分して、
最小限のものだけで生活しているそうだ。
そして、「シンプル生活の中でこそ心の豊かさを実感できる」と、
その著書の中で書いている。


シンプルなんぞ無縁の、無駄な物が溢れている我が家の現状。
私自身の年齢から考えても、もうそろそろ身の回りの物を処分して
身軽にしていくべきだとは重々分かっているのだが・・。

車一杯の荷物で三ヶ月を過ごすことが出来れば、シンプル生活に近づく入口が見えてくるかも・・と、
少しの期待もあったが、

「冷え込むと困るから、コートも入れよう」
「これは北海道にはないかもしれないし」
「時間が十分にある時こそ、この本を」
などと、用意する荷物は更に更に増える傾向に。

この調子では、やはりシンプル生活は私には無縁のようだ。

                         

留守中に伸び放題になるだろう庭の木を刈り込み、草防止シートを敷く。
開花時期が終わりそうな花を刈り込もうと思ったが、
やはり美しい花を見ると切るに忍びなくなる。



このホタルブクロ(蛍袋)も、そう。
やっと咲き出したばかりなのだから、このままに。

可愛らしい姿に、疲れた体と心が和むひととき
しばし、作業の手を休める。

今年も、北海道へ

2009-06-02 | 北海道の夏 2年目 (2009)
やっぱり、今年も行くことになった北海道。
出発は、いよいよ今週末に。

                            

昨年の旅行では夫の急病(網膜剥離)で、後半を残して引き返すことになったが、
今年はその後半を、3か月かけて回ろうという計画。

病院では次回診察日を先延ばしにしてもらい、薬も多めに処方してもらい、
恐る恐る旅行の話を切り出す。
「えっ、そんなに長く!」と、どの科の先生も驚くものの、国内ということで
「まあ、大丈夫でしょう」とのお墨付きを頂く。


ETC器も付けたし、カーナビも付けたし、車の点検も済んだし、車に関しては準備万端。
あいにく夫は目の具合が本調子でないので、ほとんどは私の運転になると思うが、
のんびり運転で行けば何とかなるだろう。


気持ちの趣くまま、あの広い北海道の風に吹かれてこよう。

夫婦二人だけの旅だけど、家族の写真を懐に。
だから、みんな一緒だよ      



庭で咲き始めた 《がくあじさい》の花