風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

シンガポール乗り換えで、無事帰国

2012-01-31 | オーストラリア 師走のパース (2011)
パースからの帰りはシンガポール乗り換え。
往路と違って手荷物の預け直しもなく、入国審査もなく、同じ空港内の移動ですんだので、とても楽だった。

一つ残念だったのは乗換え時間に余裕がなく、空港内ショップを見て回れなかった事。
でも羽田着で自宅までの交通が楽だったので、まあ良しとしよう。


                           

1ヶ月滞在のパースから帰ってきて自分が写した写真を見たが、
あまりに食べ物関連の物が多い

パースの街は特に大きな都市でもないので、6度目ともなると行き尽くした感があり、
次なる興味は食べ物に移って行くのは仕方のないことだが、「花より団子」の私らしいと苦笑。

という訳で、最後は口直しに、滞在場所から眺められた夕焼けの写真を


お気に入りの味 《海の幸》

2012-01-26 | オーストラリア 師走のパース (2011)
前回までの渡豪では、滞在する場所が街の中心部にあったからだろうか、
肉類の品揃えが豊富な店舗は多いものの、新鮮な魚介類を販売するお店を見つけることができなかった。

が、今回、近郊の町にあるシーフード店に連れて行ってもらったら、あるある!
日本でもこれほどの品揃えのある魚屋さんは、そうそうあるものではない程に!


 
海老は、生、ボイル、調理済みが揃っている。
価格は1キロ当たり20~40豪ドルと、種類によっていろいろ。



オーストラリアは夏だけど、牡蠣は食べられるらしい。
大粒な牡蠣が殻に盛られて、半ダースで10豪ドル前後。 


 
「EEL」の表示の下に「UNAGI」の表示も。
それに「TERIYAKI」の表示も書き添えていて、これは日本人を意識して書いているの?
それとも、「ウナギ」も「テリヤキ」も、今や全世界共通語ということかな?

一匹13豪ドル(1000円ちょっと)
でも、中国産かも・・・


 
簡単な総菜も数種類あり、これは鰯の酢漬け。
ピクルスをクルリと巻いていて、1個2豪ドル(160円)


  
冷房と氷で丁寧に扱われている魚が、大きなケースに並べられている。
種類は鯛やスズキに似た魚で、お刺身でも食べられそう。



ぱっと目に付いたイワシ。
これ以上にない程の新しさに、20匹を購入。

昼食にはお刺身で食べ、夕食には軽く酢じめして、残りはつみれ汁に。
オール日本食に、オーストラリアにいることを忘れてしまいそうな感覚になってしまった。



そして次の日は新鮮なムール貝で、パースの名物「チリマッスル」を作ってみる。
これは、ガーリックとムール貝を炒め、ピリッと辛めのトマトソースで味をつけたイタリアンっぽい料理。

ムール貝の値段は覚えていないが、案外と安かったような気がする。
が、このムール貝、砂もなく調理自体はとても簡単だけれど、下処理が結構大変
殻からはみ出している糸くずのような足糸(そくし)を引っ張り出して、
たわしで貝表面の汚れを取らなければならない。
小さな貝や足糸がこびりついているので、一つひとつ丁寧にはがし落す。

新鮮だからだろう臭みがまったくないので、トマト味ではなくワイン蒸しの塩味だけでも美味しい。
スープにしたり、スパゲティに入れたりと、レシピが広がっていく

お気に入りの味 《フルーツ》

2012-01-21 | オーストラリア 師走のパース (2011)
 

パースに来る楽しみのひとつが、美味しいフルーツを食べられること。
特にマンゴーがとても美味しく、そのうえ安いのだから食べない手はない。
(相当大きなものでも1個600円位)
パースに来たら、これは絶対に食べるべし



これは初めて見た。
上隣に並べられたパッションフルーツと比べてもわかるように、とても小さい。
形から見て、多分、洋梨の種類ではないかと思うけれど・・・
残念ながら今回は食べるチャンスはなかったので、次回はきっと食べてみなければ! 



そして、これも初めて見たフルーツなれど、見た瞬間、閃いた
以前、友人から話だけ聞いたことのある蟠桃(ばんとう)ではないかと



パースでの表記は「ドーナツ・ピーチ」
その名が表わすように、押しつぶしたようなドーナツ形をしている。

友人の話では、蟠桃という桃はあまりに美味しく、その昔は孫悟空が盗み食いした伝説もあり、
あの楊貴妃も大好物だったらしい。
その話を聞いた時から「いつか食べたい」と思っていたが・・・
どうか、このドーナツピーチが、あの蟠桃でありますように・・・と願いながら、3個だけ買ってみた。


包丁で切ると、実の下方に種がある。

そして、食べてみると・・・果肉はしっかりしていて、上品で濃厚な甘さ。
今までにない味覚
これはきっと蟠桃に違いない

お気に入りの味 《週末マーケット》

2012-01-17 | オーストラリア 師走のパース (2011)
  

学校の敷地内で毎週末に開かれるマーケットは、歩いて行けるほどの近さというだけでなく、
新鮮であることや、オリジナル商品が販売されていたりで人気がある。

 

また、ここではマーケットだけでなく、楽器を演奏していたり、模擬店が出ていたりで、
地域の人の交流の場ともなっているようだ。


                              

毎週のように通った週末マーケットで見つけた味
 


左のカッテージチーズを週末マーケットで試食した時、感覚にビビッときた。

他にも美味しいチーズはあったけれど、これは塩が強くて日持ちが良さそうなので、
日本自宅へのお土産に購入。
値段も安いので(200gで6豪ドル)、これも気に入った理由のひとつ。



Guinea Grove Farm のエクストラ・ヴァージン・オイル
いろいろな種類を試食した中で、これも「いける」と購入。

オイルの色は濃い黄緑で、新鮮なオリーブの香りが口いっぱいに広がる。
500mlで13豪ドルちょっと(1100円)
パンにつけて食べると美味しいだろうと、これも自宅用に購入。
難点は、厚手の瓶に入っているので重い
今後はお土産には避けた方がいいかもしれない



買い物ついでに、これも自宅用に、マギービア製のパテを近くのスーパーで購入。

これは昨年アデレードで見つけたパテで、パースではデパートや郊外の高級店でしか買う事が出来なかった。
が、今回、近くのスーパーマーケットでも見つけたので、いつでも買える!
些細なことだけれど、食いしん坊の私にとっては嬉しい発見。


今回のお気に入りお土産は、チーズオリーブオイルパテ・・・
どういう訳かワインのおつまみになるものばかり。
意識はしていないんだけれど、やはり・・・と、一人で苦笑

ジャカランダの花

2012-01-12 | オーストラリア 師走のパース (2011)
パースの11月~12月は、初夏から夏に向かう頃で、残念ながらワイルドフラワーの盛りは過ぎている。
が、この時季にしか見ることのできない花もある。
それが、うす紫色のジャカランダの花。


 

  

街を歩いていたり車を走らせていると、パッと鮮やかなジャカランダが目に入る。

枯木のような木に満開の花をつけている様は桜に似ているが、
桜と違ってジャカランダの開花期間は結構長い。



近くで見ると、ホタルブクロを小さくしたような花びらがいっぱい。



花の終わりには葉が出てきて、こんな実もぶら下げている。

原色ではなく淡い色というのが心に優しいのだろう、
この花の下にいると、心が穏やかになってくる気がする。

ジャカランダの花を見ると、またオーストラリアに戻ってきたという実感が湧いてくる。
さて、これからの1ヶ月滞在。
どんな日々が待っているのだろうか。


                           

24時間かけてパースへ

2012-01-08 | オーストラリア 師走のパース (2011)

機内から見た夕焼け

パースへは、以前はカンタス航空の直行便があったが、
3月の大震災以降、取り止めになってしまった。
この路線は以前から赤字だったらしく、今後も再開の見通しはたっていない。
直行便が楽なことは言うまでもないが、仕方なくシドニー経由のチケットを入手した。

このチケットを選んだ決め手は、往路は成田空港だが、復路到着が羽田空港ということ。
しかし、このシドニー経由での航路は、
自宅を出てパースに落ち着くまで24時間もかかってしまった。(シドニー乗換え時間も含めて)
何とも果てしなく遠い飛行機の旅であった。

                                 


シドニー空港で入国審査→手荷物の受け取り→税関検査を受ける。
その後は、ひたすら国内線の案内ボード「Domestic Transfer」に従って歩いていく。

国際線の隅っこにある国内乗換え案内所で手荷物を預け、
そこからはバスで国内線空港まで移動。


国際線と国内線が離れているので心配だったが、無事パース行きの搭乗口に到着。
思った以上にスムーズな流れで出発時間の1時間半も前に着いてしまった。

一人旅で話す相手もないので、待ち時間は周囲の人物ウォッチングとなるが、
肌を露出した軽装が多いことで、改めて日本と季節が逆の南半球にきたことを実感。


機内では窓側に席をとり、しばし空からの景色を楽しむ。

 
蛇行する川が見えた。                       アデレード付近の海岸(この海の先は南極海)
本当に大蛇が動いているようにも見える。      

 

 

窓から見える陸地の景色は、まるで大きな地上絵。
あの白い部分は砂漠だろうか、それとも塩を含んだ塩湖だろうか。

1年ほど前にもアデレードとの往復で同じ景色を見て感動したが、
次から次に広がる不思議な形を眺めていると、4時間半の空の旅が短く感じる。



同じ国内でありながら、シドニーとパースとの時差は通常は2時間。
日本を発ってシドニーに着いた時には時計を進め、パースが近づくと、また遅らせる。
おまけに、シドニーはサマータイムを導入しているが、パースは今年は導入していないので、
更に遅らせる。
時間(というか頭)の切り替えが、ちょっと大変