風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

最後にジャカランダの花が・・・

2013-03-31 | オーストラリア 真夏のパース (2013)
  
散歩の愉しみは、道路に面した庭の花を見ること。
疲れた時には木陰のベンチに座り、そよ吹く風を受け、
お花を眺めたり、通りゆく人と笑顔を交わしたり。


いつも通る道の街路樹は、ジャカランダ
3ヶ月前に渡豪した時は満開だったが、
さすがこの時季は葉だけが生い茂って花は終わったと思ったら・・・


咲いていた
何本もある街路樹の中で、本当に一枝だけ
それも、毎日のように通っていた時は気付かず、帰国する直前に見つけた。

最後の最後に咲いた花だろうが、それをよく見つけたものだと自分ながら凄い
というか、帰国するお土産にジャカランダの木が頑張って咲かしてくれたのかもしれないね。




いつも眺めた美しい夕焼け。

今回も充実したパースの旅だったが、行くたびに体力の衰えを感じるのも事実。
毎回感じることは「もしかしたら今回が最後かも・・・」だが、
次回はともかく、今回も何とか無事に1ヶ月を過ごせたことに心から感謝 

ヒラリー・ビーチ

2013-03-29 | オーストラリア 真夏のパース (2013)
パースにはインド洋に面して美しいビーチが続いているが、
その中のひとつ、ヒラリー・ビーチにドライブ

 
この日は3連休の初日とあって、道路は日頃になく車が混んでいたが、
ビーチは思ったほどの混雑もなく、泳ぐ人もまばら。

   
 
白い砂浜を囲むように、遊歩道とレストランなどの店舗が並んで一周出来るようになっている


  
海岸のレストランで食べると言えば、やはりシーフードということで牡蠣料理をオーダー
殻付き牡蠣に、ピリ辛トマトソースをのせてオーブンで焼いたもの

右は、ソースをからめたステーキ2種(ヒレとロース)
ソースはデミグラスソースのようではあるが、照り焼きに似た甘辛味で美味しかった。


  
ビーチに隣接したヨットハーバー。
車で牽引してきたヨットを海に浮かべ、インド洋に繰り出している。
青い空、穏やかな青い海の上で過ごす時間・・・贅沢な時間だな。

オーストラリアの人達の生活を見ていて感じることは
日々を十分に愉しんでいるということ。
仕事とプライベートとの切り替えが上手で、
愉しむ術をよく知っている、というか、何でも愉しんでしまうことが上手なのだろう。


校庭で開かれるマーケット

2013-03-27 | オーストラリア 真夏のパース (2013)
  
毎週土曜日、近くの小学校の校庭を開放して開かれるマーケット
近くの人達がコミュニケーションの場を兼ねて集まってくる。



いつも行列が出来ている卵売り場
1ダースが5豪ドルと6豪ドル(500円と600円)の2種類
スーパーマーケットと同額位だが、ここのは新鮮だから人気があるのだろう。
それにしても日本の卵と比べてとても高い、というか、日本の価格が安すぎるのかな?


お花売り場
1束1500~2000円と、店舗より安い。

お花を売っているお嬢さんがとても綺麗だったので一緒に撮りたかったのに
「お花だけどうぞ」と離れてしまった。

  
私のお気に入りのオリーブオイル屋さん

パンにつけて試食出来るし、
特に感心したのが、以前買った瓶を持って行くと計り売りしてくれること。
私も去年買った瓶があるのだけれど、日本じゃ遠すぎる。
それにオリーブオイルは瓶自体が重いので、買って帰るのは去年で懲りたし・・・
今回は厚かましく試食だけ 

初めての味 《テンペ》

2013-03-25 | オーストラリア 真夏のパース (2013)

いつもの散歩道で見かける薄紫の花
この写真を撮っていたら、そのお宅の人が出てきて「ゲイシャガール」と名前を教えてくれた。
色や形が藤に似ていて、舞妓さんがつける藤かんざしのイメージからネーミングされたのかな?

                              

 インドネシアの知人から頂いた珍しい食べ物《テンペ》 

《テンペ》は、インドネシアでは伝統的な発酵食品で、
ゆでた大豆を「こうじ」の一種【テンペ菌】で発酵させたものらしい。

最初に見た時は、大豆が白いカビ状のもので固められていて「???」と思ったが、
匂いはほとんどないし、揚げると香ばしくなって、とても美味しい
味自体が淡白でクセがないので、どんな味付けでも合いそうだし、
とくに一度に大豆を沢山食べられるのが体にいいと思う。


《テンペ》は大豆を固めたもので、それをスライス
  ⇓
  ⇓

表面に小麦粉をつける
  ⇓
  ⇓

油で揚げる(少し多めの油で炒めても可)
  ⇓
  ⇓
好みのソース(ドレッシングソースなど何でも)で食べる


オーストラリアでインドネシアの初めての味に出合うなんて、ちょっと不思議。
こんな体験があるから旅は止められない

日本に帰ってきて、この《テンペ》作りに挑戦したいと、早速ネットで《テンペ菌》を注文した。
果たして、上手くできるかな・・・


港町フリーマントル

2013-03-23 | オーストラリア 真夏のパース (2013)
古い港町・フリーマントルへ
目的は、
①週末に開かれるマーケットに行くこと
②美味しい海老を食べること

  
最寄りの駅に着くと、2分後に2車両の電車が来ると表示が。
フリーマントルまでは30分ほどで、ちょうど東京から横浜にいくような感覚だ。

  
フリーマントル駅と、フリーマントル郵便局

電車賃は、パースからフリーマントルまで4豪ドル(現在400円くらい)
このチケットは、2時間以内なら途中乗降も往復も出来るので、使い方では安いものとなる。
が、今日はゆっくり過ごしたいので、2時間以内で済ますのはちょっと無理。



マーケットの中は食料品を中心に、衣類、化粧品、キッチン用品、雑貨、アンティークなど、いろいろ。

  
金曜日の早い時間に来たので、お客さんも少なめで買いやすい。

  
チーズのお店 と オリーブオイル中心の調味料店

こういうマーケットは、スーパーマーケットと違い、店員さんとのコミュニケーションが楽しいものでもある。
「お勧めは?」「もっと香りのいいものは?」などと訊きながら味見をしたり、味見だけで終わったり


夕方からは、次の目的である《海老》を食べにヨットハーバーに。

  
ここは魚売り場も併設されたレストラン。
新鮮なシーフードが食べられて、私は今まで何回か来たことはあるけれど、夫は初めて。

今まではメニューの中からセット料理を選んで頼んでいたが、
魚売り場の海老があまりに美味しそう
店員さんに「この海老、ここで食べられる?」と訊くと、OKとのこと

  
売られている海老の中でも一番大きいKING PRAWN(大きい車海老)の塩茹でと
タコのマリネ、オイルサーディンを注文。
主食代わりにフライドポテトも。

  
海、ヨット、カモメを眺め、心地よい風を受け、
美味しい海老をお腹いっぱい食べながら、ワインで乾杯
また元気でこの場所に来られますように・・

パース市街地散策

2013-03-20 | オーストラリア 真夏のパース (2013)


パースの夏は40℃を越す暑い日もあるが、湿気がないので日差しを避ければとても過ごしやすい。
涼しい時間を選んで、運動を兼ねた街ウォッチングの散歩の途中、10羽くらいのインコが飛び交うのを見た。
それにしてもインコの群れは鳴き声が大きくて賑やかだ。

                     

今日は家事を早めに済ませて、市街地散策


高層のビルが並ぶオフィス街

  
ロンドンコート
ヨーロッパ中世のような町並みは、今は観光客相手のお土産品などのお店が並んでいる。


  
市街地を走る無料のキャットバス
車体に大きな猫が描かれている猫バスは、レッドバス、ブルーバス、イエローバスの3コースあり、
これに乗ると市街地のほとんどの場所に無料で乗って行ける便利バス。
《トトロ》に出てくる猫バスみたい


  
ここパースは、世界の不景気をよそに建設ラッシュが続き、来るたびに街が変わっている。
駅もずっと工事が続いていたが、いよいよ近いうちに地下に移動してしまうらしい。
今までの素朴な駅舎が好きだったので、ちょっと残念。

いつもの買いやすいお店がなくなり、
いつも行っていた日本食料品店も閉店し、
いつも利用していた旅行会社が縮小し、担当してくれていたMさんが会社を辞めてしまい、
私の「いつも」のものがなくなっていく寂しさがある。

が、街の発展に伴う変化は仕方のないこと。
変わっていく寂しさを楽しみに変えて、これからの発展を見ていきたいが
さて、あと何回訪れることができるのかな・・・

週末マーケット

2013-03-17 | オーストラリア 真夏のパース (2013)
歩いて数分の所に、毎週金・土・日の週末だけオープンするマーケットがある。
ここは新鮮で安い食材が満載なので、遠くからも車でやってくるお客さんでいつも大賑わい。

 
 
この野菜・果物店はアジア系の人のお店だろうか、
市街地のスーパーマーケットでは売っていないような、日本食材の見慣れた野菜があるのが嬉しい。

  
今日の買い物は、白菜、葱、茄子、紫玉ねぎ、赤と黄色のパプリカ、もやし、キャベツ。

今回買った白菜は1個300円。
漬け物、炒め物、サラダ、汁物と、毎日のように使って重宝した。
葱は酢味噌で和えて、《ぬた》で。
もやし、キャベツは、お好み焼き。
外国生活と言っても、毎日の食事作りとなると、やはり慣れた和食が中心となる。
単にレパートリーが少ないと言う理由でもあるのだけれど・・


  
果物は豊富で、結構安い。


今日の買い物は、プラム、マンゴー、ぶどう2種。
   
それに計り売りなので味見代わりに、ほんの少量を買ってみたりもできる。
それで毎回、見慣れぬ果物を極少量ずつ買ってみる。

  
これは《ベル・アップル》という可愛い名前の果物。
名前の通り、ベルのような、無花果のような型をしている。

店員さんに「スウィート?」と訊いたら「イエース、スウィート」の返答。
もっとも、どの果物も「スウィート」ばかりの返事なので宛てにはならないと思ったが・・・
案の定、全く違って甘くもなく酸っぱくもなく無味 
夫は「梨みたい」と食べていたけれど、私はノーサンキュー  

  
これも試し買いした《DATES》という果物(ドライフルーツ)
「DATES」って?「DATE」の複数形???と思って辞典で調べたら「ナツメヤシ」のことだった。

ただ「ナツメヤシ」という名前は聞いたことはあるけれど、今まで食べたことがなかった。
で、その味は・・・甘いベリースウィート
濃厚な干し柿みたい。
これは日本に帰ったら探してみるべし

シンガポール経由で、またパースへ

2013-03-15 | オーストラリア 真夏のパース (2013)
2月上旬 シンガポール経由でオーストラリア・パースへ行き、
3月上旬 1ヶ月ぶりに帰ってきた。

この5年間で確か8回目のパース行き。
最初の頃は1年に1回のペースだったが、だんだんその間隔は短くなり、この1年の間には3回も!

「8回目ともなれば慣れたものだろう」と思いきや、それがそうでもない。
最近は年齢的に日本語さえ思うように出てこないことが多いのに、ましてや、苦手な英語での生活。
度胸(厚かましさ)で何とか過ごしてはいるものの、やはり大変 

               

以前はカンタス航空がパースまでの直行便を週に3回も出していたが、東日本大震災の時から廃止になってしまった。
と言う訳で、今回は羽田空港発着のシンガポール航空を利用。
従って、乗換え空港はシンガポールのチャンギ国際空港。

 
広い空港内には移動の為のスカイトレインというモノレール(無料)が走っているが、
最初に1人で乗り換えた時はモノレールがあることを知らなかった。
乗換え時間が短くて、アチコチで搭乗口を訊ねながら、空港内を汗だくで小走りで移動したことを思い出す
それに本当に乗り遅れて、シンガポールに1泊して次の日の飛行機でパースに行ったことも・・・


  
機内食は結構美味しい。
じっと座ったままで、こんな食事を2回も3回も食べていると・・になるのは分かっているけど・・・

    
食事の後にアイスクリームが出たり、トルティーヤが出たり。
甘いカクテル《シンガポール・スリング》は、食後のデザート感覚で。

    
だんだん夜が明けると、眼下の景色を見る楽しみが出てくる。
あれは河か湖か・・・
あの丸くて白いのは塩湖か、それとも砂地か・・・
などと想像しながら眺めているうちに、日本を出て14時間の旅も終盤に。

  
そして、いよいよパースに到着
いつもの、カーッと照りつける太陽、どこまでも澄み渡る真っ青な空が迎えてくれた