風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

俄か農家になった一日

2010-07-22 | 北海道の夏 3年目 (2010)
お隣のAさんから《アスパラガス収穫の体験》に誘っていただいた。

「わー、是非!」とはしゃぐ私に、
「長靴じゃないと無理ですが、持っています?」と。

「スニーカーじゃ駄目?」と訊くも、
「いえいえ、やはり長靴じゃないと・・・」と。




それで、前の日の夜、慌てて買いに走った
長靴、腕カバー、軍手、ハイソックス・・・
ふーー、準備段階からもう大変





農薬は使わず有機にこだわっている畑は草が生い茂っていて、
草の中のアスパラガスを探して、小さな鎌で刈り取っていく。
今までは、収穫に追われて雑草を抜く時間が取れなかったそうだ。

朝露を含んだ雑草の中を歩くと、膝辺りまで濡れてしまうので、
確かに長靴は必需品。


採ったばかりのアスパラガスは、そのまま食べても軟らかくて甘い。
うっかり短く折ってしまった茎を、そのまま口に放り込みながら
初めての収穫体験を楽しむ。




「いい物だけ選んでね」と言ってくださったが、
細いものであろうと、穂先が開いてあろうと、勿体ないと収穫。
挙げ句、こんなに沢山!!





最後に、かぼちゃの苗植えの体験までさせていただいた。
「大きく育つように」の気持ちを込めながら植えていく。

品種は《坊ちゃん》と言って、可愛い小さめの南瓜が出来るそうだが、
これからの成長がとても楽しみ。

隣の畝は、クリリンという品種だとか。
何とまあ、可愛い名前だこと。


それにしても、
晴れが続けば水不足が心配になり
雨が続けば根腐れはしないか気になり
南瓜のお母さんになった私は、気になって仕方ない


7月6日