風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

小雨ふる北鎌倉

2015-12-13 | 近郊の散策
瀬戸内から上京する友人を迎えて、関東に住んでいる友人が集まり北鎌倉へ。
前日まで九州帰省していたので、連絡や下調べは携帯とタブレットで。
本当に便利な世の中になったものだ。


 
全員(4名)集合は北鎌倉の駅。
すぐに円覚寺へ向かったが、境内に入った頃から雨が降り出してきた。
お天気が良ければもっとゆっくりしたかったが、主だった場所だけの散策にして、早めに食事処へ向かった。

 
友人と相談しながら決めた食事処は、駅近くの普通の民家の造り。
人気店のようで、最初は私達だけだったが、すぐに満席に。
初めて行くのでちょっと心配もあったが、どのお料理も丁寧に作られていて美味しかった


 
近くに住みながら北鎌倉に来るのは数年ぶりで、新しいお店や美術館などがオープンしていて驚いた。
その中で趣きのある小さな美術館に入ってみたら、これが結構大当たり!
昭和前半の懐かしい時代の日常を、手作り人形で作り上げている。
今日集まったメンバーが皆それなりの年代なので、「わー懐かしい!」の声しきり。
(館内は撮影禁止だったので案内ポスターを撮影)



葉祥明美術館
祥明さんの絵は心が穏やかになる。
特に私の大好きな北海道をイメージする作品が多いのも嬉しい。


 
「東慶寺」別名「縁切り寺」「駆け込み寺」
降ったり止んだりの小雨が、しっとりした趣きを与えてくれる。
今日のメンバーの中の一人が「東慶寺が一番よかった!」との感想だったが、
確かに心の落ち着くお寺だと思う。
その昔、妻から夫への三下り半を認めてくれる唯一のお寺だったので、
女性にとって心安らぐ空気が流れているのかもしれない。


 
東慶寺は四季折々の花が楽しめて、この時季は地味ながら味わい深い花が迎えてくれる。
特に目を引いたのが紫色の「野ぶどう」と、「ひめつるそば」
「野ぶどう」は初めて見たが、白っぽい実や青い実、そして薄紫、紫と、そのグラデーションが美しい。
「ひめつるそば」は時々見かけるものの名前が分からなかったが、お寺の傍にある店舗で教えてもらった。
確かに蕎麦の花に似ているし、金平糖のような形が可愛い。


今日のメンバーで集まるのは何年ぶりだろうか・・
前回は2年前だったか、3年前だったか・・・
いずれにしろ、みんな元気でいることが嬉しい。
この後は夕食を囲み、また会う約束を交わして帰途についた。
またいつか、上京の際は会いましょうね 

東京駅・日本橋の変わりよう

2015-05-28 | 近郊の散策
連休明け
日本橋三越で催されている「キルト展」に行きたいな~と友人を誘った。
急な誘いで無理かも・・・と思っていたが、神奈川、千葉、埼玉の友人が来てくれることになって、
4人で集まることになった。

 
長い間工事中だった東京駅の八重洲口付近は、とても素敵に変貌。
まだビル建設中の所が多いので、ますます変貌していくのだろうと今後が楽しみ。 


 
今日のランチは、三越近くのイタリアン。
写真は前菜とデザート。
メイン料理は、数種類のピザ・パスタから選べるので全員が違うメニューをセレクト。
味見と称してそれぞれの料理をシェアしているうちに肝心の写真を撮るのを忘れてしまった



食事の後は、三越で催されているキルト展へ
キルト展は撮影禁止だったので、代わりに入口のライオン像をパチリ

その後は、いま話題の「コレド室町」をブラブラ
ここ日本橋に来たのは数年振りだが、その変わりように驚いた。
軒並みあった老舗が立ち退いて、大きなショッピングビルとなっていた。
そして、その中に入った老舗が素敵に変貌。
買わずとも見て歩くだけでも楽しい。

そして、歩き疲れたあとは、最後まで残った3人で葛餅の老舗「船橋屋」でひと休み 


  
左は葛餅付きの1000円、右は日本茶だけで500円 (お茶だけで500円とは、ちょっと・・高い・・・)
ランチの量が多くてお腹いっぱいだったので、1人分だけの葛餅を注文して3人でシェア。
残る2人は日本茶だけを注文。
ちょうどいい量だったし、座って休憩できたし、
気心知れた仲間でできる、無駄のない知恵なり
 

キルトフェスティバルで、一番のお気に入り作品

2015-02-01 | 近郊の散策
キルトフェスティバルでの作品は、そのどれもが素晴らしいものだったが、
その中でも特に心に残った作品をひとつ紹介。


「旅ノススメ・パリの空の下」というタイトルには、
「地図帳を開き、ちょっとパリまで行ってきました。5分23秒の空想旅行です。
 エレガントなパリを皆様にもおすそわけ(笑)」

と説明されていた。

最初に見た時には特に心惹かれたわけではない。
が、2度目にこの作品をじっくり見始めたら、この前から離れられなくなっていた。
大きな作品なので、つま先立ちで見上げたり、かがみこんだり、
他の人の邪魔にならない様に場所を譲ったりしながら、この前でパリの街をじっくり愉しんだ

 
右端にある赤い観覧車の中から落ちそうになっている男性の姿を見つけた時から、
この作品の楽しさにハマってしまった!
殆どの人が気が付きにくい、こんな隅っこに、こんな遊び心を忍ばせるなんて



次に見つけたのは、左下にある「盗まれたモナリザ」
ルーブルから盗まれたんだろうね。
モナリザの細かい絵も、歩道のレンガも、表現が上手



シスターたちも、チョコレート屋さんの前で楽しそうにダンス



泣いている小さな女の子は迷子かな?
その子をなだめるお巡りさんの姿も。



自転車に乗った若者が集まって、ツール・ド・フランス?



星の王子様も見つけた!



「翼よ、あれが巴里の灯だ」の、リンドバーグの飛行機かも



ムーランジュールの風車も。

このキルトの中にパリの全てが詰まっているようで、いつまで見てても見飽きない。
久し振りにヨーロッパに行きたい・・・の思いが沸々と
キルトを通して心を揺り動かされたひと時だった

東京ドームのキルト・フェスティバル

2015-01-31 | 近郊の散策

先週、東京ドームで開催されていた「東京国際キルトフェスティバル」に行ってきた。


入場した9時半頃には歩きやすかった人の波だったが・・・

お昼頃には、すごい人出で大混雑

メイン通路も観覧する人と、右に左に移動する人が入り交じって歩きにくい
10年程前に来た時はもっと会場が広くて空いていたような記憶があるが、
まさかドームが狭くなったということはない筈・・と、見渡していて気がついた。
キルト関連の販売店が大幅に増えた為に、肝心の作品展示スペースが狭くならざるを得なくなったのだろう。
せっかく素晴らしい作品が寄せられているのだから、もう少しゆったりと観たいものだが 


                                

 
今年の大賞の前は、やはり大勢の人だかり。
色目は少し地味だけれど、藍色の濃淡が深みを出している。
雨粒が川面を打ち、波紋が広がる様子を表現していて、円形と四角形の組み合わせのデザインが素晴らしい。


 
モラ手法で作った楽しい作品。
アニメ映画の「ニモ」や絵本「虹色のさかな」の世界のようで、子供が喜びそう。



般若心経と猫
般若心経の文字を切り取り、縫いつけているが、その細かいこと!


 
細かいといえば、このフラミンゴ(鶴?いや白鳥?)も凄い!
細い足も、足の関節の部分も、口ばしも、羽の先端も細い!
それも大きな布いっぱいに、何百羽も!
一体どんな人が作っているのだろうか。


 
キャシー中島さんの作品は、ハワイのシャワーツリーという花がモチーフ。
1枚だけでも素晴らしいのに、こうして10枚をつなげると、それはもう感動しかない。
キャシーさんは、パリのオランジュリー美術館にあるモネの睡蓮を見て、
その絵と同じように円形に並べる作品を作りたいと挑戦したらしい。
家族を喪う哀しみを越えて、作品に向き合う姿勢とエネルギーに、こちらも力を与えて貰えた



今回のテーマの1つが「大草原の小さな家」ということで、幌馬車の幌もキルト。 


一時期ブームになった「大草原の小さな家」は、アメリカの西部開拓時代の物語。
少女ローラの家族の話だが、そのローラの部屋を想像して作り、
ベッドカバー、壁掛け、床マット、椅子カバーなど、キルトで埋め尽くされている。
と、その中で私が一番感激したのが、テーブルの上に盛られた苺とビスケット
なんと全て布で作ったもの
沢山の大きな作品の中で、こういう小さなサプライズを探し出すのも楽しい

シニア仲間が夢を実現

2014-11-29 | 近郊の散策
同世代の友人が、自宅の1階部分を改築してカフェ・レストランを開いた。
現役を退いての日々を楽しみたいと。

私達が60歳過ぎて退職したあと、元気で動ける期間は何年くらいだろうか。
今までの人生の疲れを取るべく、のーんびり暮らすのもいい。
アクティブに行動するのもいい。
ボランティアなどで地域に貢献するのもいい。
菜園の楽しみを味わうのもいい。
旅行三昧もいい。

そういう選択肢の中、この友人ご夫婦は、レストランを開くことを決断した。
残りの人生、思い残すことのないように愉しみたいと。
収益より愉しみが優先なので、週に2~3日は休むし、
夏季は北海道で鮭釣りをするために長期休業するので、お休みの多いレストランではある。
が、ここには台湾出身の奥様の美味しいお料理があり、ご夫婦の温かいもてなしと笑顔がある。

オープンの連絡を受けて以来「いつか伺うね」の約束が、やっと実現。
北海道で知り合った友人を誘って、お邪魔してきた。



せっかくの定休日なのに、私達の為にご馳走を用意して待っていてくれた



メイン料理の「石頭火鍋」
読み方は、スートーファオグ(だと思う)
ビビンバ鍋をずーっと大きくしたような石鍋に、具がたくさん!
エビ、イカ、はまぐり、豚肉、肉団子、椎茸、しめじ、エノキ茸、八つ頭、白菜、葱、水菜、人参、など
(あとは忘れてしまった

沢山の具から出る旨みで、美味しいのは当然ながら、
この最後の締めに入れた、おうどんの美味しさと言ったらもう・・
「もうお腹に入らない」と言いながらも、2杯もお替り



自ら釣った鮭で作った珍味三種
左から、身の燻製風、白子の味噌漬け、めふんの塩辛。
「めふん」とは、鮭の腎臓(血合い)のこと。
白子の味噌漬けは初めての味だったが、これが美味!
食感はウニのようで、お酒の肴にグー

こんな美味しい物を作るためには新鮮な鮭でなければ出来ない。
鮭釣りのために北海道まで出掛ける気持ちが解ってきた。



お豆腐の上に、ピータン、生姜、葱、野菜(搾菜かな?)をのせ、トロミのあるタレをかけた一品。
通常の冷奴に、ピータンをのせるだけで中華風になるのがいい。
タレも、いつもお醤油だけでなく、中華風にしたり、イタリアンにしたりするのもいいかも・・と、レシピが広がってくる。

お料理は、この後にも、山菜(イタドリ、わらび、山わさび)の珍味、手作りの皮で作った水餃子、杏仁豆腐なども続き、
「もう数日は食事がいらな~い」と思ったほどの、お腹いっぱい。
ご馳走様でした

2日続きで東京へ

2014-11-05 | 近郊の散策

今日は、「タイから一時帰国した友人を囲む会」
場所は仲間の住むマンションのゲストルーム
食事は1人1品の持ち寄り


ここは数年前には足繁く通った場所だが、最近はすっかりご無沙汰だった場所
駅から会場となるマンションまで、昔の思い出を辿りながらブラブラ歩き
懐かしい・・・

私は集合時間を間違えて1時間も前に着いてしまったので、ちょっとばかり準備のお手伝い。
(年のせいか、最近こんな間違いが増えてきた・・



私が持って行ったのは、「北海道で作ったベーコン」&「南瓜と小豆のいとこ煮」
ベーコンの豚肉も南瓜も小豆も北海道産なので、味に自信あり


広ーいテーブルの上は、前菜風、ご飯もの、煮物、揚げ物、サラダ、デザート、果物、等々・・・
今回来れなかった人からの差し入れもあり、全員が持ち寄ったご馳走で凄いことに

  

 

食べることと喋ることで忙しく、自分のテーブルの前だけしか写真を写せなかったが、
とにかくどれも美味しい物ばかり。
今になって思えば、6時間近くも時間があったので作り方を教えて貰いたかったが、
久し振りに会ったので話すことが沢山で、聞きそびれたのも仕方ないね。

今回会えたのは遅れてきた人も含めて15人。
一番最近会った人で1年半ぶり、中には7~8年ぶりの人も!
食べて喋って、タイの話もいっぱい聞かせて貰って、元気パワーを頂いた。

こうして、みんな元気で会えたことが嬉しいし、
それぞれ前を向いて歩いていることに安堵



実はこの前日も、違う仲間の会があり、品川で総勢19人で集まった。
関東以外に、遠くは広島、四国、関西、名古屋からも集まり、中には初めて会う人も何人か。
(写真は、どういう訳かぼやけてばかりで失敗

こうして仲間と会え、お互いに元気を分けあって、また前に進めることに心からの感謝でいっぱい
みんな、また会おうね

春の東京駅界隈

2014-04-13 | 近郊の散策
「暖かくなったし、会いませんか?」と友人から誘いの連絡があったのが当日2日前。
「OKよ ならば他の方にも声を掛けてみましょうよ」と、慌ただしく連絡して、結局5人が集まることになった。
集まる場所は、関東各県からの集結に便利な場所ということで東京駅に決定。
そして当日、久し振りのメンバーが揃った



予約だけしておこうと立ち寄ったレストランで、「早い時間の方がゆっくり出来ます」のアドバイスを頂き、
そのまま11時の開店と同時に入店し、少し早めのランチにした。
東京駅八重洲口に隣接した大丸の12階にあるレストランは、全面ガラスで眺めがいい



メインの料理をチョイスできるのだが、全員がお肉ではなく魚料理。
「だんだんサッパリ系を好む年齢になったということね」と納得の苦笑い。
デザートは、苺・ムース・アイスクリーム・クッキーなど、幾つもの味が楽しめる一品。
お隣さんはクレームプリュレ。

2時間も粘ったランチを終えた後は、日本橋高島屋へ



高島屋へ行く道に「日本橋さくら通り」の石碑を見かけて見上げると桜の並木だった。
が、すでに花は散って葉桜に。
今まで何度も通った道なのに、この街路樹が桜だったことを今回初めて認識。
都会の道を歩く時は、人の流れに乗って目的地を目指すことしか頭になく、
案外と周りを意識して見ていないものだ。


次に向かったのは、ちょうど開催されていた《浅田真央 23年の奇跡展》へ
会場内は撮影禁止なので写真はないが、
まだ幼い頃からソチまでの衣装が展示されていたが、その美しいこと
テレビで観戦したお馴染みの衣装を、そのシーンを思い出しながら鑑賞した。


等身大のマネキンやパネル写真の前は写真OK
それにしても、衣装の前も、写真の前も、映像の前も、凄い人の数
やはり真央ちゃんの人気はすごい



その後は場所を屋上に移し、お喋りタイム。
暑くもなく寒くもなく程良い気候で、暖かい春の日差しを受け、
お茶を飲みながら、久し振りの逢瀬を楽しむ。
最近会った人も、5~6年ぶりに会う人も、みんな変わりなく元気なことが嬉しい。


この屋上には、園芸店もあるし、ひと休みのベンチも、緑も豊富。
東京駅の近くに、こんな場所があることを初めて知った。
平日のせいか人も少なく、ゆっくり出来るし、知る人ぞ知るの穴場かも

茅ヶ崎駅界隈

2014-04-04 | 近郊の散策

3月のお彼岸に出掛けた霊園で、カワセミを見かけた。
以前にもカワセミを見たことはあるものの、こうして写真に収められたのは今回が初めて。
ちょっとお腹のオレンジ色が薄いように感じたけれど、羽の瑠璃色は本当に綺麗


                                    

3月末、消費税の上がる前に何か買い物はないか・・・と考えたが、
この年齢になると大して欲しいものもなくなるし、今すぐに必要なものもない。
まぁいいや・・と構えていたが、「あっ、美容院に行く時期だから今月までに行こう」と思い付いた

最近は近場をやめて、電車に乗って横浜や東京方面の美容院に行くことが多かったけれど、
ちょっと場所を変えてみようと思い、いつもとは反対方面の下り電車に乗って行くことにした。
この方が電車も空いているだろうし、気分も変わっていいかもしれないとの思いだったが、
ネット検索で湘南の茅ヶ崎に手頃な美容院を見つけた。


美容院の予約は午後1時にしたので、その前に駅前でランチ。
このお店(濱○屋キッチン)の1階では総菜やお弁当が販売されていて、2階がレストランになっている。

複数人の場合はテーブル席に案内されていたが、一人の場合はカウンター席へと案内され、
その席が思った以上にナイスビュー
街中の2階なので美しい景色とは言えないものの、駅の真ん前なので、
電車も、行き交う人や車も眺められ、全く退屈しない。



注文したのは、いろいろな料理を少しずつ盛られた《おばんざいセット》(これで980円)
左上から時計回り方向に、山芋ドレッシングのサラダ、筍の直ガツオ煮、卵焼き、ひじき、人参マリネ、
お魚(めかじき)の照り焼き、鶏の揚げ煮、そして真ん中は大根おろしとシラス。
その他に、お味噌汁と漬け物、ご飯は十六穀米と白米からチョイス出来るので今日は十六穀米を注文。

窓からの眺めを楽しみながら美味しいお料理を頂く贅沢。
それに料金はリーズナブルなのだから、なお嬉しい!


茅ヶ崎には親類も知人もいたので何回も来ているが、いつも車ばかりで電車で来たことは初めて。
従って駅に降り立つのも初めてのこと。
海のイメージが強い茅ヶ崎だが、結構開発が進んで意外に都会であることに驚いた(茅ヶ崎のかた失礼

当初の目的だった美容院と言えば・・・
イメージしていた出来上がりと違っていたので残念ながら再度行くことはないだろうけれど(土台が土台だから仕方がないが)
こうして、ちょっと「いつもの」を変えることで新しい世界が広がることを、また改めて感じた一日だった。

師走の六本木で集う ②

2013-12-19 | 近郊の散策
今日の集いの場所は六本木ヒルズの52階(海抜250メートル)にあるレストラン。
このレストランに行くためには有料エレベーターに乗らなければならないが、
このエレベーターの乗り場がなかなか見つからない
以前に森美術館に来た時に乗ったことがあるのに、
今回は、オフィスの入り口に行ってしまったり、映画館の方に行ってしまったりとウロウロ
つくづく自分のお上りさんぶりに苦笑


  
レストランの大きな窓からは東京の街が眺められる。
今日はお天気が良かったのでラッキー


  
前菜《ジビエのテリーヌ》 & 《イベリコ豚ほほ肉のリゾット》

  
メイン料理の《黒毛和牛・芯心のスモーク》 & デザート《生姜風味のパンナコッタ》

  
イベリコ豚のリゾットも、黒毛和牛の芯心のスモークも美味しかったけれど、
今日の料理の中で一番気に入ったのは、前菜の「ジビエ(鹿・鴨・猪肉)のテリーヌ」
ワインがピッタリの味なれど(それにお隣さんは飲んでるし
夕方には病院に寄って検査を受けることになっているので、我慢ガマン


集まったメンバーは、関東近辺だけでなく遠くは名古屋のかたも。
そして今日初めて会うかたも。
いつものように、食べてお喋りし、お互いに元気を分け合って、またそれぞれの地へ
次に会う日までお元気で

師走の六本木で集う ①

2013-12-17 | 近郊の散策
お友達との集いで、六本木に出掛けた。
集合時間の2時間前に着いたので、久し振りの六本木を散策。


六本木ヒルズ前では、大きなクリスマスツリーのお出迎え。
高さが10メートルもあるというのに、前にそびえるヒルズ・ビルが高すぎて、
何だかツリーが小さく見える。
このツリーのテーマは「WHISKY Hills」ということで、
夜になるとウィスキーの琥珀色をイメージしたイルミネーションが楽しめるらしい。



ヒルズにある「毛利庭園」は、かつての大名屋敷跡の名残を今に伝えている。
4,300㎡という広い庭園には、小さな滝も、小川も、池もあって、
早い時間のせいか人の通りもほとんどなく、ここが都会のど真ん中というのが不思議な感じがする。



ヒルズにやっているショップのほとんどは11時開店とかで、どこも閉まったまま・・・
その中でやっと案内看板を出して開店しているお店を見つけたので、お茶でも飲もうと近づいてみると・・・
なんとワンちゃんの「おせち料理の予約」だった
それにしても、人間でも食べたくなるような美味しそうなメニュー
鶏肉の味噌風味焼き
菜の花のお浸し
ローストビーフ
さつま芋きんとん
有頭ボイル海老
その他・・・が、重箱に詰めた写真まである!
でも《ローストビーフ》は食べるだろうけれど、《菜の花のお浸し》って喜ぶのかな??

(集いのあったレストランの様子は、また後日・・・)

コインパース作り

2013-04-02 | 近郊の散策
年に数回集まる友人達と、一品持ち寄りランチの後、コインパースを作ることになった。
場所は東京の某豪華マンションのレンタルルーム。
遠くは福島・郡山からの友人も含め、今日は7人集合。


女性の一品持ち寄りって凄い!
そこらのレストランなどでは食べられない程の豪華で美味しい料理が並べられ、
ほうれん草の入ったカクテルワインまでも!
さすがに全部は食べきれなく、残りはみんなのお土産に。

                   

食後は、いよいよコインパース作り。
講師は仲間のⅠさん。
テーマは、思い出の布を使ってポーチを作る。


それぞれ持ってきた布は、子供が着ていたTシャツだったり、古い自分のスカートだったり。


私は、子供が幼稚園に通う時に作った給食袋の残り布。
直径10㎝の丸い型紙にそって表布2枚、裏布2枚、
芯になるキルティング布も同じ大きさを2枚用意。
(大きめのポーチを作る場合は、大きな楕円にしたり)



表布に芯のキルティング布を合わせて縫う



バイヤス布でくるみ
ファスナーをつけ
底の部分を縫い合わせ
裏布をつける。


  
出来あがり

無地を表面にしたので、ちょっと寂しい印象だったが、
後日、バイヤス布を提供してくださったⅠさんが同じ布を送ってくれたので
その布でアプリケしたら、こんなに素敵になった(と自画自賛)

子供の小さい時の思い出と共に、世界で一つしかないコインパースの出来上がり
何だか使うのが勿体ないような・・・

復元された東京駅舎 

2012-12-15 | 近郊の散策
北海道で4ヶ月を過ごした後は、すぐにオーストラリアに渡ったので、
11月に帰国した時には、留守中に溜まってしまった用事がタンマリと。
その一つひとつを片付けているうちに、いつしか師走も半ばとなってしまった。

            

溜まった用事にバタバタしている毎日だったが、
友人が上京すると言う情報を聞いて、仲間で集まることになった。

数年ぶりに顔を揃えた4人が向かったのは創建当時の姿が復元された東京駅。
忙しい毎日でちょっと疲れ気味の私にとっては、元気な仲間に会えたこともあり、
元気チャージの一日になった。


                              

  
丸ビルのレストランから眺められた東京駅舎
(横に長くてカメラに収まりきれない)

化粧レンガが綺麗で、立派な姿に復元されていて感動。



丸の内南口改札のドーム

装飾のレリーフは、クレマチス、鷲、干支、剣と鏡、鳳凰などがあり、
その一つひとつを探すのも楽しい。
(後日、その他に秀吉の兜をモチーフにしたキーストーンもあるという話を聞いので、
 今度行った時にでも探してみようと思っている。)


                              

暖かい日だったので、東京駅から皇居に向かう「行幸通り」をブラブラと散策

        
行幸通りのイチョウがちょうど見頃だった。       和田倉門噴水公園


                              

ランチは、東京駅舎を眺めながら食事したいと、
丸の内ビルのベトナム料理レストランを予約。



ウッカリしていて、肝心のメイン料理を写すのを忘れてしまったが、
久し振りのフォー(海鮮味)が美味しかった

大学での講座

2012-06-05 | 近郊の散策
先月から毎週、大学での公開講座に通い、束の間の学生となって学んでいる。
(残念ながら、私自身の用の為に中途で通えなくなってしまうが・・)

夕方からの講座だが、早めに出掛けて他用を済ませ、神楽坂でランチをとる。


友人に教えてもらった割烹「加賀」

「加賀屋」グループとなれば相当の料金では?と思いきや・・・


ステーキ丼御膳が1200円と、驚くほどリーズナブル。
これが夜ともなると安くても7000円からと言うのだから、ランチは本当にお得

ご飯の上に炒めた玉葱・もやしをのせ、その上にスライスしたビーフステーキ・葱・海苔が。
他に、茄子の揚げ煮、かきたま汁、茶碗蒸し、漬け物、デザート。
味は勿論、「美味しゅうございます」


  

その後、四ツ谷にある大学へ



少し時間が早すぎたので、大学横の土手や、キャンパスを散歩。

  

この大学には、友人のお嬢さんの受験付き添いで来たことがあるが、
あれから10年・・・
懐かしさと、その間のいろいろな出来事を思い、年月の重みをつくづく感じた。

湯島界隈を歩く

2009-03-04 | 近郊の散策
桃の節句・3月3日、テレビでは盛んに「今日は雪です」の予報。
すでに西日本方面では雪が降っていると、その状況が画面に映る。

だが私には外出を取りやめるという選択肢はない。
「何としてでも行かねば」
「行きたい」
「会いたい」
と、その思いで出かけた。

約束の時間の15分前に着いたと言うのに私は一番最後で、
友人達は駅の改札口で、寒さに身を寄せ合って待っていてくれた。

数ヶ月ぶりに会う仲間。
その中には1年ぶりの仲間の顔も。

予定のメンバーが、この寒さでありながらも1人の欠席もなく集まることは
皆の「会いたい」気持ちを表しているのだろう。
中には「雪が積もって帰られなくなった場合を考えて泊まる用意をしてきた」メンバーも!
その話に笑いながら、皆の心がほどけていく。

思いがけない縁で知り合った仲間だが、今の私には大事な仲間。
かけがえのない仲間だ。

近況を伝え合いながら、湯島天神を目指して歩く。
寒さの中でも心の中は温かさで一杯だ。


                        


湯島天満宮(通称・湯島天神)

遅咲きの梅が満開だった。
学問の神様として知られる菅原道真公を祀っていることで、
合格祈願に訪れる人が多いところだ。
ちょうど受験シーズンの後だったので、合格祈願の絵馬がギッシリと掛けられていた。

 
                        


旧岩崎邸庭園

三菱創設・岩崎家本邸だった建物で、重要文化財に指定されている。
設計は鹿鳴館やニコライ堂なども手がけたイギリス人のジョサイヤ・コンドル。

金唐紙(きんからかみ)とよばれる豪華な壁紙、
柱や天井などに施された彫刻、
イギリスミントン社製の象嵌タイルなど、
贅を尽くし、明治期の建築文化の粋を集めて建てられたことが伺える。


また、この岩崎邸の横の坂道は森鴎外の小説「雁」の舞台にもなり、
さだまさしの「無縁坂」でも歌われた場所だ。
今日は坂の下から眺めただけだったが、次回はこの坂道も歩いてみたいと思っている。

ススキ原広がる 箱根≪仙石原≫

2008-11-23 | 近郊の散策
半月ほど前のことだが、友人が箱根のお宅に誘ってくださった。
「観光地を廻るのではなく静かに過ごせたら・・」という私の願いのまま、
紅葉がすすんだ木々の中で静かな時間を提供してくださった。

秋の箱根は何年ぶりだろうか・・・
箱根には夫の会社の保養所があり、昔はこの箱根と熱海にあった保養所を
「我が家の別荘」と呼んで、連休となれば家族で車を走らせて行ったものだ。






今年の箱根は秋の訪れが早いのだろうか、思った以上に紅葉がすすんでいた。
友人宅の菩提寺にも案内していただいたが、そこは紅葉した木々が私達を迎え入れてくれた。
その美しさと静けさ、敷地内を流れる早川、どの光景も強く心に染み入ってくる。



せっかくこの時季に来たのだからと、二日目には近くの仙石原まで散歩に出かけた。
平日の早い時間だったせいか、私達のほかには、ほとんど人影がない。
広いススキ原に佇むと、サラサラと乾いた風が吹き渡る。
日常の世界と遮断されたような感覚だ。



人の背丈以上に伸びたススキ原に入りこむと、そこは自分とススキだけの世界。
ススキの精霊に抱かれているような落ち着きを感じる。

風の波がススキの上を吹き渡る。
しばし、その風景と静けさに心を委ねる。