風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

6年目の北海道滞在が終わった

2013-11-09 | 北海道の夏 6年目 (2013)
6年目の北海道の夏季滞在が終わった。
年ごとに滞在期間が延びて、今年は半年間近くの滞在。
「半年も、何して過ごそうか」と思っていたけれど、毎日することがあり過ぎてあっと言う間だった。


黒岳と旭岳の花に魅了された。
特に、裾合平のチングルマなどの大群落の素晴らしさには言葉もなかった。 
 


美味しいものも沢山食べた。(写真は私の大好きな「塩水ウニ」)
山菜、釣ったばかりの魚、ウニ、ホタテ、ホッキガイ、イクラ、等など・・・



姉や友人達がはるばる訪ねて来てくれた。
(写真は、姉達と食べた川湯温泉のアイスクリーム)



小さな畑を借りて、初の家庭菜園を体験。
畑も道具も貸していただき、苗もいただき、育て方や手入れのアドバイスもいただき、
みんなに助けられながらの作業は感謝であり、野菜が育つ感動も味わえた。



ボランティア作業に汗を流した日も多かった。
この歳でも役立つこともあることが嬉しかったし、そこで深まるお付き合いも楽しかった。



滞在場所の前に広がる畑の美しさに、日々、心を癒された。
この畑は連作を避けて毎年植えるものが変わり、
昨年はビート畑だったが、今年はジャガイモ畑に。
緑の中に咲く白い花、更にその先には小麦畑や林が続き、
私にとって、ここは北海道の中でも指折りのお気に入り場所


温かい人達に恵まれ、充実した日々を送れたことに心からの感謝。
そして、遠くから見守ってくれた人達にも感謝。
来年も元気で、また北海道に行くからね~

苫小牧へ移動 美味しいもの尽くし

2013-11-07 | 北海道の夏 6年目 (2013)
新千歳空港で仲間を見送ったあとは、占冠へ戻り、湯の沢温泉で腹ごしらえ。

  
私はいつもの「エゾ鹿丼」 夫は「味噌カツ丼」
いつもながら、この鹿丼は鹿肉が軟らかいし、甘さが丁度いい。

その後は、更に私達は苫小牧に移動。
苫小牧では北海道最後の夜ということで、海鮮ものに舌鼓。

   
「北海道産お刺身の盛り合わせ」や、「ホッキガイのお刺身」や「バター焼き」
更には「ウニ」「ホヤ」も。
飲んで食べて喋って、北海道最後の夜は楽しく更けていった。

                               

出発は苫小牧を夕方に出港するフェリー。
それまでに時間があるので、恵庭の友人と久し振りにデート。


待ち合わせは、苫小牧駅の改札口。
彼女と会ったのは2年ぶりだろうか。
改札口の向こうにいつもの笑顔を見た時は、胸がキュン。



ランチは、シーフードとトロトロのオムレツ(私はトロトロ)
カーテンで仕切れる小部屋で、ゆっくり過ごせた。

今回は5時間の逢瀬だったけれど、彼女の元気な顔を見られたのがとても嬉しい。
喋って食べて、更に喋って、時間はあっと言う間に過ぎていく。
お互いに元気で、また会いましょう 

むかわ町で鮭の遡上見学、そして最後の夜

2013-11-05 | 北海道の夏 6年目 (2013)
  
6日目の午後、シシャモ料理を堪能した後は、鵡川で鮭の遡上を見学。

雨で濁ってしまった川では、ひしめき合うような遡上光景は見ることが出来なかったが、
川の流れに逆らって上流にのぼろうとする鮭が何匹か見かけた。
時折、川岸に間違って上がってくる鮭もあるが、川で鮭をとるのは禁止。
川に戻して「がんばれ!」と声援を送る。

                            

そして、いよいよツアー最後の夜は「再会を誓うパーティー」

  
むかわ町の美味しい食べ物が、食べきれないほど並んでいた


  
中でも、私の一押しは「有精卵と共に食べるトロロご飯」&「栗のようなカボチャ」&「地元店のケーキ」
昼食に頂いた「シシャモ寿司」と同じく、私の「もう一度食べたい味」にランクイン
きっと来年、また来よう


                            


解散式の次の日、飛行機で帰る参加者を送って、バスは新千歳空港へ。
私達は飛行機には乗らないが、他の方たちを見送りがてら同乗。

ご縁あって、この5泊6日を一緒に過ごした参加者たち。
メンバーの中には初対面のかたもあったけれど、今ではすっかり仲間となった。
別れる寂しさと、また来年に会う楽しみを残して、解散

みんなと別れて、占冠に戻るバスの中は残り組の3人とスタッフだけ。
ガランとした車内は、祭りの後の寂しさでみんな無口・・・
このバスの中の連中も、飛行機で帰る人達も、きっとこの6日間を懐かしく思い出しているのだろう。



今回の「体験ツアー」は予期せぬ季節外れの雪で日程が大幅に変わってしまった。
毎日のように変わる状況変化の中を、連絡を取り合い、
私達のために東奔西走してくれるスタッフの苦労を思うと、本当に有難い。

占冠のスタッフの方たち、むかわ町のスタッフの方たちに感謝。
そして、楽しい時間を一緒に過ごした仲間に感謝。
きっと、また会いましょう

《雲海》のトマムから、《シシャモ》のむかわ町へ

2013-11-04 | 北海道の夏 6年目 (2013)
積雪で運航中止になっていたトマムのロープウェイが運航を始めたというので、
急遽、雲海テラス行きを決行。

  
今回はとても小さな雲海だったけれど、早朝の雲海テラスは人も少なくて静か。
夏の雲海もよかったけれど、秋と冬が同居したようなトマムを眺めるのも、またいいものだ。


  
ロープウェイ乗り場のテラスもいいが、更に先にあるテラスからの眺めも素晴らしい。
ただ雪道を歩くのは滑りそうで怖くもあったが、
雪の上から眺める雲海は、きっとみんなの心に残ったに違いない。    



勿論、入場券の裏に手紙を書いてポストに入れることも忘れなかった。
これで海外でも無料で郵送してくれるのだから、星野リゾートは太っ腹


                                


トマムから一気に南下して、鵡川の下流にある「むかわ町」へ
そして、むかわ漁港では、この時期だけに解禁されているシシャモ漁を見学

  
これが本物の国産シシャモ。
ちょっと太目のシシャモが美味しそう!

「ただ、見るだけじゃ・・・」の思いを理解してくれたかのように、
その後はすぐにシシャモ料理を用意してくれていた


念願の「シシャモ寿司」
冷凍シシャモは食べたことはあるけれど、生で食べるのは初めて。
キスやサヨリのお寿司みたいで、クセもなく食べ易い。
これなら、あと一皿は食べられるかも


お寿司の他には、「焼きシシャモ」と、焼きシシャモが1匹丸ごと入った「ししゃも汁」

このシシャモ料理を頂いたお店は、むかわ町でも人気らしく、
町内外からやって来たお客様で大賑わい。
本来なら順番待ちで並ぶことになるのだろうが、ここも予約席を空けて待っていてくれた。
これも、むかわ町の職員の方たちのお陰。
占冠とむかわの担当者に感謝しながら、秋の味覚・シシャモを堪能した。

晩秋のニニウキャンプ場

2013-11-02 | 北海道の夏 6年目 (2013)

午前中は、待望のラフティング。
川沿いの紅葉が迎えてくれた。

ドライスーツを着用していたものの、雪解けの川は思ったよりも冷たく流れも急
激流箇所では何度も冷たい川の水を被り、キャーっと嬉しい歓声をあげるオジサン・オバサン達。
ドライスーツを着込んで、ヘルメットを被り、遠目ではきっと若者に見えたのでは?


                                


昼食後は、キャンプ場にある倒木や枯木でキャンプファイヤーもどきの焚火。
焚火をするって何十年振りだろうか。
昼食で食べた割り箸や新聞紙を使って火を熾したり、大きな木を互い違いに重ねたり、
昔の若者たちは、その昔の記憶を思い出しながら焚火を楽しむ。

もちろん、焚火に付きものの「焼き芋」の楽しみも
ただし、ここは北海道なので、お芋と言えば「じゃがいも」
他にも「玉葱焼き」も「ズッキーニ焼き」もあり、アルミ箔を開くたびに
「当たったー」や「えーーコレ好きじゃない・・」などの声があがる。


                                    

 
その後は、ニニウの林散策
一昨日の台風や雪でも紅葉は残ってくれていた。
同じ占冠ながら、ここニニウ地区は温かい地域なので雪も少ないそうで、
確かに一昨日降った雪もほとんど解けていた。


  
歩く前も後も、見上げる上も足元も、赤や黄や緑が織りなす美しさ。
のんびりと、このニニウ散策を堪能。


  
と、スタッフのTさんが《山ぶどう》を採ってくれた。
口に含むと、結構甘い。


                                

その後は「薪割り」

男性はみんなやりたがるが、何十年ぶりにやる人、初めてやる人など、その実力はそれぞれ
あとから腰にこなければいいが・・


今は、こんな「薪割り機」もある。
大きな丸太がすんなり割れていくが、これが結構な快感。
今度は、この薪割りボランティアに来ようかな

その後は、地元写真家のかたのスライドショーを鑑賞し、
写真を撮る時のエピソードなどを伺って時間を過ごした。


                                    


春の花が咲き始めた5月に初めて訪れ、
その後も、6月、8月のボランティアとして過ごしたキャンプ場。
何日もかけて磨き上げた管理棟やバンガローが、
こうして息を吹き返してお客様を迎えていることの安堵と、
自分の手元から飛び立ってしまった一抹の寂しさも感じた。
まるで手塩にかけた子供を、無事に社会に送りだした時の親の気分と同じ。

ここ占冠で過ごした日々を懐かしく振り返りながら、晩秋のニニウキャンプ場を後にした。

10月半ばの紅葉と雪

2013-10-31 | 北海道の夏 6年目 (2013)
前日に、雪の中をトマムの宿に帰ったのは暗くなってから。
暖かい部屋の中から見る夜の雪景色も素敵だったけれど、
朝一番の、キーンと冷たい空気に包まれる雪景色も素晴らしい。
農作業用に持ってきた長靴を履き、外に飛び出した。


  


泊まったペンションの周りの雪景色。
通常は紅葉した葉が散った後に雪が降るが、今回は落葉する前に雪が降ったので枝葉に雪が積もり、
例年の雪景色とは違うとか。
確かに葉に積もった雪が重そうで、弓のようにしなる木が多い。


  
積雪は、深い所は30センチ以上。
私の膝下までの長靴がすっぽり。
しかし、農作業用として持ってきた長靴がこんなところで役に立つとは思わなかった。



ペンションのご主人が
「こんなに早い時季にこんなに雪が積もったのは何十年ぶり」と言いながら除雪車を出して、
歩きやすいように雪はねをしてくれた。

ツアーの担当者も
「自分の記憶の中でも、10月中旬にこんなに雪が降ったことはない」と驚いていた。
だが、大慌てのスタッフの方たちを尻目に、雪に大喜びの私達。
雪だるまを作ったり、用もないのに庭を歩きまわったり。
雪はどういう訳か大人を子供に戻してくれるようだ。


                            


  
朝食は星野リゾートホテル・トマムのバイキング
「ダイエット中」と言いながらも、つい目が欲しがってしまう・・・
勿論これ1度だけでは済まず、2度目も3度目も

お腹いっぱい食べた後は、お昼まで自由時間ということで、
ある人はカメラを持ち、ある人は景色を見るために、ある人は腹ごなしに、雪の中の散策。
勿論私は、カメラも景色も腹ごなしもの、欲張り散策。

  
通常は道の真ん中を通るのは危ないけれど、今日は雪で通る車もない。
振り返ると、広い道には私達の足あとだけ(時折、鹿などの足跡も)
紅葉と雪を同時に楽しみながら、みんなで歩いた忘れられない雪の中の散策だった。

10月の占冠へ

2013-10-30 | 北海道の夏 6年目 (2013)
5月、6月、8月に訪れた占冠(しむかっぷ)に、10月もまたやって来た。
今回は、5泊6日の「体験ツアー」に参加する為に。


占冠村の広さは東京23区と同じ位だが、その94%は山林。
その山や林が見事に紅葉して迎えてくれた。


    
最初の夜は、台風の影響で一晩中雨。
その雨は次の朝からみぞれに変わり、やがて本格的な雪になり、
10月中旬としては滅多にない積雪となった。

予期せぬ天候となりスケジュールは大幅に変更となったが、
その影響で農業体験が中止になり、
予定にはない二風谷アイヌ文化博物館に行ったり、珍しい蕎麦を食べたり、新冠の温泉に入ったり。
こんな予定変更は大歓迎


  
昼食に食べた暖かい蕎麦(夫)と、冷たい蕎麦(私)

十割蕎麦というのはよく食べるが、ここの十割蕎麦は食感が全く違う。
蕎麦が薄目で平たく、更に捻じれがある不思議食感。
ツルツルと一気にすすることが出来ないので食べにくいが、
捻じれに出汁が絡むせいか、とてもハマる味。
満席に近かった店内の混雑ぶりからも、このお店の人気ぶりが伺える。



その後、温泉に入って、いい気分でトマムに戻ろうとしたら占冠に向かう峠付近から雪が深くなり、
通行止めにあったり、雪で車が横滑りしたり
スタッフの方の機転や上手な運転で、無事に何とか宿に着いた時には全員から思わず拍手があがった
本当にお疲れ様でした。



朝はうっすら積もっただけの雪が、夜に帰って来た時には結構な積雪になっていて、
宿の中から見る外の景色は、今まで見たことのないような雪景色。
雪が積もった赤エゾ松は、一足早いクリスマスツリーのようでもあり、
まるで童話の挿絵のような景色に、いつまで見てても見飽きない。

  
夕食のメイン料理は、大きな「エゾ鹿のハンバーグ」
(他にも前菜やスープあり)
デザートのケーキも甘みを抑えていて私好み。
窓から見える雪景色を見ながら頂く食事は、心もお腹も満たされた

時間が止まったままの神居古潭(かむいこたん)

2013-10-29 | 北海道の夏 6年目 (2013)
深川の人に「紅葉を見たいけれどお勧めの場所は?」と訊いたところ、
相次いで出てきた地名が「かむいこたん」
「かむいこたん」は「神居古潭」と書き、アイヌ語で「魔神が住む場所」という意味があるらしい。


  
先日から続いた雨で石狩川は泥色。
この場所は川が急激に狭まるので渦が出来る激流となり、船で下るには難所中の難所。
しかも水深は70メートル以上もあり、その昔は、ここで船が何隻も遭難したとか。
そういう話を聞くと、この木製の橋を渡るのは足がすくんでしまいそう

恐いと言えば、この場所にはあらぬ噂が言い伝えられおり、
昼間はともかく、夕方以降には訪れないほうがいいと言う話があるらしい。
が、こういう話は、今は滅びた大昔の集落には付きものの話。
「気にしない、気にしない」と先に進んでいく。



橋を渡った先には、かつての駅「神居古潭」の駅舎が今も残り・・・


  
かつての線路跡も、ホームも残り・・・
トンネルも残り・・・


  
大正2年製造の、「29638」蒸気機関車も残り・・・
C57型の最後に製造された「C57 201」蒸気機関車も残り・・・



私が生まれる3年前(何年前かはヒミツ)に製造された「D51 6」蒸気機関車も残り・・・

ここ「神居古潭」には、時が止まったままの空気を感じた。
この、現代から取り残されたような「昔のまま」の、ちょっと不思議な空気(気)が、
あらぬ噂を呼ぶのかもしれない・・・ 
 

美味しいレストランを見つけた!

2013-10-26 | 北海道の夏 6年目 (2013)
5ヶ月余の滞在場所を発った後は、旭川経由で深川市へ。
ここには5泊6日の滞在。

ここ深川には3年前に1ヶ月ほど滞在したことがあるが、
それ以来、もう一度訪れたいと思っていた場所。
札幌にも旭川にも行きやすいという地の利もよく、
自然の美しさは勿論、美味しいものもタップリあるのも魅力。

宿泊は朝夕2食付きだったので、自分で選べる食事はランチだけ。
体重増を気にしながらも、つい美味しいものを求めて毎日車を走らせてしまう。

                           


ご当地グルメの「深川そばめし」
左手前から、蕎麦のつけ汁で味付けしたご飯に揚げた蕎麦の実を混ぜ込んだ「おむすび」、
長芋のソテー、揚げ物、漬け物、お蕎麦、お汁粉、サラダ
お米も蕎麦粉も深川産にこだわっているだけに美味しく感じる
特におむすびは、中に混ぜ込んだ蕎麦の実の、カリッとした感触と香ばしい味がハマりそう。


                           


2日目は、以前の深川滞在時に何回か通ったことのあるレストランへ。
ここは深川を見下ろす高台にあり、広い庭と建物が素敵で外国に来たような雰囲気がある。
それに教会も併設しているので結婚式を挙げるカップルが多いらしい。

  
朝食でお腹いっぱい食べたあとなので、今日の注文は「ハーフコース」
前菜はマグロのカルパッチョ風、メインは平目のソテー
(デザートは写すのを忘れてしまった)


                           

そして、最終日に行ったレストランが、大当たりの星三つ

   
建物の外観も室内も白で統一。
この他にも奥に大きな部屋やチャペルもあるので、少人数の結婚式に使われるのだろう。

前菜のテリーヌが最高
それに、サラダドレッシングが、つんとした酸っぱさがなく甘くて爽やか。

  
ランチのセットメニューは4つの中から選択できるので
私は魚料理(白身魚のソテー ヴェルモットソース)
夫は肉料理(若鶏モモ肉のソテー ソース・ド・バーズ)
言うまでもなく、味に満足、量にも満足。
 


メイン料理で結構お腹いっぱいになったので、この位のデザートが丁度いい。
そして、コーヒーの味も濃すぎず薄すぎず、これも丁度いい。

たまたま見つけたレストランだが、料金、味、サービス、すべてに文句なし!
因みにこのランチは・・・驚きの1000円ポッキリ!
(ディナーのフルコースでも4000円!)
聞くところによると、このオーナーシェフはフランスの某有名ホテルでソース部門長をしていたとか・・
フランスで自分のレストランを持ちミシュランの星をもらったとか・・
そういう立派な肩書を持ちながら何故北海道へ??と疑問も持ったが、
美味しければ、それに安ければ、そんな疑問はどうでもいい。

食い意地の張った私としては、
来年も深川に滞在し、
その時の宿は素泊まりにし、
このレストランに毎日通いたいと、本気で考えている。
だが、この5泊6日の滞在で体重が一気に増えてしまった
果たして、食い意地を通すか・・
体重キープのために食べるのを我慢するか・・
来年のことながら、もう今から悩んでいる

滞在地を離れ、更に道内の旅は続く

2013-10-24 | 北海道の夏 6年目 (2013)

空港近くには、今年2度目の種まきで咲いた《ひまわり》が満開!
ちょうど飛び立とうとしている飛行機が真正面に!

                         


  
この地を去る日が近づいてくるので、畑を元の状態にして返す準備に入った。

収穫したものは持ち帰りし易いように乾燥させたり、箱に詰めたり。
収穫までに達していない未熟のものでも何とか食べる工夫をしたり。
買ったものは捨てられても、自分で育てたものは捨てられないものだ



周りに植えた花と青ジソだけが残る、寂しくなった私の畑
滞在地を離れる朝は霧に包まれ、幻想的ながら別れの寂しさも増してくる。

滞在地を去る朝、有難いことに、この地でお世話になった方たちが見送りに来てくれた。
「また来てね」「また来るね」と手を振るが、
この「また」が当たり前に来るとは限らない。
お互いに若くはない身(早い話が老年)体に気をつけて、本当に「また会いましょう」

(ここ滞在地は離れるが、私達は更に北海道中央部に2週間滞在する予定)

オホーツク 秋の味覚 (海の幸)

2013-10-22 | 北海道の夏 6年目 (2013)
秋が近づくと、北海道には美味しいものがいっぱい!
出来れば友人知人にも味わって欲しいが、なにせ遠いもので・・・
その中でも特にお勧めの味を、せめて写真だけでも


                                

  
北見の知人から頂いた《ホッキガイ》
特大の大きさは掌いっぱい



《ホッキガイ》は冷蔵庫に入れておけば数日は生きているとか。

初日と次の日は、そのままお刺身で。
コリコリの感触と潮の香りが最高!

更に3日目はサッと熱湯をかけて、またまたお刺身で。
お湯を掛けると黒い部分が赤くなり、独特の匂いも消え、甘みも出て、それも最高



9月の海釣り解禁と共に頂く機会が増えるのが、鮭。
身やイクラや白子が美味しいのは当たり前だが、新鮮だからこそ食べられる内臓も美味しい。

特に心臓は1匹に1個しかない貴重なもの。
「一度食べてみたい」と話したら、
「今日釣れた15匹全部の心臓だよ」と持ってきてくれた。
フライパンでサッと炒めて塩を振って食べたが、コリコリして美味!

イクラはばらした後、一度熱湯をかけて醤油・酒で味付け。
白子は炒めて塩胡椒で味付けしたり、醤油味で煮たり、茹でて薬味をかけてポン酢で食べるなど、
食べ方はいろいろと。

本当はもっとあるけれど、写真だけでは申し訳ないので、この位にしておこう

紅葉の層雲峡

2013-10-20 | 北海道の夏 6年目 (2013)
10月上旬
秋たけなわの層雲峡へ


柱状節理の崖の隙間から生えている木々が紅葉して、そのダイナミックな景色に酔いしれる。
やはり層雲峡に来るのは秋に限るな~と、今さらながらに感じる。

時間があればロープウェイに乗るところだが、乗り場に行ってみると団体さんで混雑している。
待ち時間を考えると、今日の第一目的地の「紅葉谷」を散策するのが無理になりそうなので、
今日は取り止め。
すぐに「紅葉谷」に向かった。


  
混雑を心配していた紅葉谷(もみじだに)の駐車場も空いていたし、
辺りのシダまで紅葉が進み、この先の散策路に期待ワクワク


  
前半は「紅葉谷」という名前の通り、真っ赤な紅葉で目を楽しませてくれていたが・・・
  


奥に行くにつれて紅葉は既に終わり、目的地の「紅葉滝」の周囲は冬近い寒々しい風景・・・

この近くの黒岳や旭岳では、1ヶ月位前には初冠雪というニュースも流れたし、
ここもすぐに雪が降り、厳しい冬になっていくのだろう

サンゴ草(アッケシソウ)巡り

2013-10-18 | 北海道の夏 6年目 (2013)
9月下旬
朝起きると、快晴
こんな日は家にいては勿体ない。
さあ、オホーツク海岸に沿って、今こそ見頃のサンゴ草を見に行こう!と飛び出した。

①まず、能取湖(のとろこ)へ

   
到着すると、2~3週間目に来た時に補修していた看板が綺麗にお化粧直しされていた。

  
「日本一」と言うまでに再生するには、まだ数年かかりそうだけれど、
少しずつ増えて来ているようでホッとした。


②次は、サロマ湖にある「ワッカ原生花園」

  
ここも、来るたびに増えているような気がする。

サロマ湖を挟んだ対岸の景色も、穏やかな海のようで心魅かれる。


③最後は、「キムアネップ岬」

  
ここも、今が一番の見頃ではないだろうか。
広い空、遠くの緑、真っ赤なサンゴ草、群生の沼に映り込む青い空・・
この美しさは今の所、北海道随一では?と勝手に思っているが、どうだろうか

網走湖畔の花散策 (山野草3人会)

2013-10-16 | 北海道の夏 6年目 (2013)

9月末、久し振りの「山野草3人会」は網走湖畔で。


歩き始めて、まず最初に目に入ったのは《ツリバナ》
真っ赤の傘に同じく赤い実を5つぶら下げて、まるで《かんざし》のよう。



《エゾミズタマソウ》(蝦夷水玉草)
水玉草という名前は、実の形が水玉に見えることから。



《ヒメナミキ》
「ヒメ」と名前がつくだけに、本当に小さな小さな花。

その他には、《マユミ》《チドリケマン》《アメリカセンダングサ》《エゾコウゾリナ》《イチゲフウロ》等など


  
花を観察し、ルーペで確かめ、「北海道山野草図鑑」で調べ、花ガールの解説を聞き、
また今日も花知識が増えて嬉しい!

更に奥まで行こうと歩いていると・・・


熊出没の立て看板が
「2ヶ月も前のことだし、音を出しながら歩けば大丈夫よ」と話すものの、
「もしもの時もあるし・・・」と言うことで、勇気ある(?)撤退となった。

ということで、せっかくここまで来たのだからと、帰り道は「きのこ」観察。

  

    

赤いきのこ(多分ベニテングダケ)は毒がありそうだけれど
最後のマイタケに似たキノコは食べられるのでは・・の雰囲気あり。
でもキノコに詳しい人に写真を見せたら「これは食べられないよ」とのこと。
美味しそうなんだけどな~

熊のお陰で時間が余ったので、その後はお喋りタイム。
山野草の観察も楽しいけれど、こんな女子会も楽しい。

今年の「花観察の散策」は今回で一応終了。
また来年も、よろしく

姉夫婦を迎えて  ⑧ 最終日は紫竹ガーデン

2013-10-14 | 北海道の夏 6年目 (2013)
9日目
紫竹ガーデン⇒帯広空港

この旅の最終日は、台風一過の快晴
姉にとって数年来の念願、「紫竹ガーデン」へ友人訪問

  
青い空に伸びる木も、花も、伸びやか。


  
春や夏の華やかさはないものの、秋なりの落ち着いた風情がある。



ビールの苦味や香りの元となるホップ。
こうして生っているのを見るのは初めて。



友人との再会は、私達は4ヶ月ぶり、姉は数年ぶり。
何十年もの前の話に盛り上がり、気持ちはお互い10代に戻ってしまう。
もっとゆっくりしたかったが、姉たちは今日の飛行機で帰らなければならないので、
またの再会を約束してガーデンをあとにした。




空港に行き当日チケットを購入しようと思ったが、
前日が台風のために欠航続きで空席なし
姉は次の日に外せない用があるので、何としてでも今日の便で帰らなければならない。
さてさて困ったものだと思っていたら突然に空席が出て、なんとか滑り込めた

慌ただしく搭乗口に走る2人を見送り、私達はまた車を走らせ滞在地へ。
途中、ガソリン補給をしたりで帰り着いたのは暗くなってから。



この9日間の北海道旅で、姉夫婦に北海道の素晴らしさを伝えられたことが嬉しいし、
姉夫婦との思い出が増えたことも嬉しい。
そして何より無事にこの旅を終えられたことに心から感謝
みんな、お疲れさまでした