風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

紅葉に染まる箱根路 後半 

2013-11-17 | 小さな旅
箱根2日目
8人もいると、箱根には初めての人、何回か来たことのある人などそれぞれ。
私もこの数年は毎年箱根に来ているので、別行動させてもらうことにした。

 

遠くから参加したメンバーを「星の王子様ミュージアム」に案内したら、
ちょうど解説案内の開始時間にピッタリ。


早い時間だったせいか、貸し切り状態。
私は入口で失礼したけれど、初めての人達はじっくり聞けてラッキーだったね


                             

  
私は別行動組の友人と一緒に、紅葉を眺めながらの散策
報道では「箱根の紅葉はまだ始まったばかり」とのことだったけれど、
いえいえ、充分に愉しめる。
お花もいいけれど、紅葉も心を和ませてくれる。
静かな箱根の、静かな時間だった


  
そして、友人の菩提寺へ
ここは紅葉が進み、この時季は墓参だけでなく観光客の姿も多く見られる。
その木々の美しさに心癒されながら、お参りさせて頂いた。


 
「ラリック美術館」の売店は広くて、見て回るだけでも結構楽しい。
年齢を考えると、そろそろ物を処分し始めなければならないのに、
洗練された食器や可愛いらしい雑貨を見ていると、つい購買心がむくむくと。
思わず買ったランチョンマットは大きすぎて鞄に入らず、自宅に持って帰るのに一苦労
鞄の底に入ると思ったんだけれど・・・
でも可愛いものが見つかったから、まあ良しとしよう


                             

最終日
それぞれの地へ帰る日は、昨日とは打って変わって急な冷え込み。
おまけに、雨が降ったり止んだりとスッキリしない。
(雨女は誰?)

 
観光船に乗る友人を見送りに、芦ノ湖・湖尻へ。
お元気で
またいつか、会いましょう

遠路はるばる来てくれた友人達に感謝
そして何より、箱根のお宅を開放してくれた友人に感謝
心がホンワカ、和み癒された箱根路の旅でした。

紅葉に染まる箱根路 前半

2013-11-15 | 小さな旅
11月10日~12日
箱根の友人宅へ
集まったのは全国各地からの8名
中には初めて会うメンバーもいたけれど、
心が繋がっているだけに、会った途端にすぐに打ち解けられる。


友人宅の窓から眺められた箱根の山々
曇り(時々雨)の為に遠くの山は霞んでいるが、実際には山の紅葉が結構進んで綺麗だった


                             

初日のランチは
「楽しみにしていて!小田原で美味しいアンパンを買っていくから」と、私から言い出したのに、
その肝心のアンパンを売っているお店が定休日だった
ネットで調べた時は日曜日は営業していたはずなのに・・・
仕方ないので、駅前の案内所で教えて貰った地元人気のベーカリー店へ変更
あーー最初から失敗



「任せて」と言ったからには・・と頑張って作ったワンプレートのランチ
用意していてくれた生野菜に、北海道で作ったベーコンを添えて、
デザートは同じく北海道産のリンゴとラズベリーの砂糖煮。
このアンパンも美味しかったけれど、あの美味しいアンパンを食べさせてあげたかったな・・


                            

夕方から参加の2名が加わり、フルメンバーでのディナー

  
メンバー差し入れの地ビール「多摩の恵」で乾杯 
お料理は「ひじき&ツナのサラダ」「スペアリブ」「メンチコロッケ」「シーフードのマリネ」など・・・



デザートは手作りの「干し柿」
この日に向けて、渋柿を買い、皮を剥き、焼酎に浸して、干して、
手間をかけて作ってくれただけに、その美味しいこと
多分、私が一番たくさん食べたような・・・スミマセン


                            


温泉に入り、飲み物はビールからワインに移り、都合で来れなかったメンバーからの差し入れを頂き、
夜は更けていく。
さて就寝は何時だったかは覚えていないが、
確かシンデレラが帰った時間には寝ていたような・・・

6年目の北海道滞在が終わった

2013-11-09 | 北海道の夏 6年目 (2013)
6年目の北海道の夏季滞在が終わった。
年ごとに滞在期間が延びて、今年は半年間近くの滞在。
「半年も、何して過ごそうか」と思っていたけれど、毎日することがあり過ぎてあっと言う間だった。


黒岳と旭岳の花に魅了された。
特に、裾合平のチングルマなどの大群落の素晴らしさには言葉もなかった。 
 


美味しいものも沢山食べた。(写真は私の大好きな「塩水ウニ」)
山菜、釣ったばかりの魚、ウニ、ホタテ、ホッキガイ、イクラ、等など・・・



姉や友人達がはるばる訪ねて来てくれた。
(写真は、姉達と食べた川湯温泉のアイスクリーム)



小さな畑を借りて、初の家庭菜園を体験。
畑も道具も貸していただき、苗もいただき、育て方や手入れのアドバイスもいただき、
みんなに助けられながらの作業は感謝であり、野菜が育つ感動も味わえた。



ボランティア作業に汗を流した日も多かった。
この歳でも役立つこともあることが嬉しかったし、そこで深まるお付き合いも楽しかった。



滞在場所の前に広がる畑の美しさに、日々、心を癒された。
この畑は連作を避けて毎年植えるものが変わり、
昨年はビート畑だったが、今年はジャガイモ畑に。
緑の中に咲く白い花、更にその先には小麦畑や林が続き、
私にとって、ここは北海道の中でも指折りのお気に入り場所


温かい人達に恵まれ、充実した日々を送れたことに心からの感謝。
そして、遠くから見守ってくれた人達にも感謝。
来年も元気で、また北海道に行くからね~

苫小牧へ移動 美味しいもの尽くし

2013-11-07 | 北海道の夏 6年目 (2013)
新千歳空港で仲間を見送ったあとは、占冠へ戻り、湯の沢温泉で腹ごしらえ。

  
私はいつもの「エゾ鹿丼」 夫は「味噌カツ丼」
いつもながら、この鹿丼は鹿肉が軟らかいし、甘さが丁度いい。

その後は、更に私達は苫小牧に移動。
苫小牧では北海道最後の夜ということで、海鮮ものに舌鼓。

   
「北海道産お刺身の盛り合わせ」や、「ホッキガイのお刺身」や「バター焼き」
更には「ウニ」「ホヤ」も。
飲んで食べて喋って、北海道最後の夜は楽しく更けていった。

                               

出発は苫小牧を夕方に出港するフェリー。
それまでに時間があるので、恵庭の友人と久し振りにデート。


待ち合わせは、苫小牧駅の改札口。
彼女と会ったのは2年ぶりだろうか。
改札口の向こうにいつもの笑顔を見た時は、胸がキュン。



ランチは、シーフードとトロトロのオムレツ(私はトロトロ)
カーテンで仕切れる小部屋で、ゆっくり過ごせた。

今回は5時間の逢瀬だったけれど、彼女の元気な顔を見られたのがとても嬉しい。
喋って食べて、更に喋って、時間はあっと言う間に過ぎていく。
お互いに元気で、また会いましょう 

むかわ町で鮭の遡上見学、そして最後の夜

2013-11-05 | 北海道の夏 6年目 (2013)
  
6日目の午後、シシャモ料理を堪能した後は、鵡川で鮭の遡上を見学。

雨で濁ってしまった川では、ひしめき合うような遡上光景は見ることが出来なかったが、
川の流れに逆らって上流にのぼろうとする鮭が何匹か見かけた。
時折、川岸に間違って上がってくる鮭もあるが、川で鮭をとるのは禁止。
川に戻して「がんばれ!」と声援を送る。

                            

そして、いよいよツアー最後の夜は「再会を誓うパーティー」

  
むかわ町の美味しい食べ物が、食べきれないほど並んでいた


  
中でも、私の一押しは「有精卵と共に食べるトロロご飯」&「栗のようなカボチャ」&「地元店のケーキ」
昼食に頂いた「シシャモ寿司」と同じく、私の「もう一度食べたい味」にランクイン
きっと来年、また来よう


                            


解散式の次の日、飛行機で帰る参加者を送って、バスは新千歳空港へ。
私達は飛行機には乗らないが、他の方たちを見送りがてら同乗。

ご縁あって、この5泊6日を一緒に過ごした参加者たち。
メンバーの中には初対面のかたもあったけれど、今ではすっかり仲間となった。
別れる寂しさと、また来年に会う楽しみを残して、解散

みんなと別れて、占冠に戻るバスの中は残り組の3人とスタッフだけ。
ガランとした車内は、祭りの後の寂しさでみんな無口・・・
このバスの中の連中も、飛行機で帰る人達も、きっとこの6日間を懐かしく思い出しているのだろう。



今回の「体験ツアー」は予期せぬ季節外れの雪で日程が大幅に変わってしまった。
毎日のように変わる状況変化の中を、連絡を取り合い、
私達のために東奔西走してくれるスタッフの苦労を思うと、本当に有難い。

占冠のスタッフの方たち、むかわ町のスタッフの方たちに感謝。
そして、楽しい時間を一緒に過ごした仲間に感謝。
きっと、また会いましょう

《雲海》のトマムから、《シシャモ》のむかわ町へ

2013-11-04 | 北海道の夏 6年目 (2013)
積雪で運航中止になっていたトマムのロープウェイが運航を始めたというので、
急遽、雲海テラス行きを決行。

  
今回はとても小さな雲海だったけれど、早朝の雲海テラスは人も少なくて静か。
夏の雲海もよかったけれど、秋と冬が同居したようなトマムを眺めるのも、またいいものだ。


  
ロープウェイ乗り場のテラスもいいが、更に先にあるテラスからの眺めも素晴らしい。
ただ雪道を歩くのは滑りそうで怖くもあったが、
雪の上から眺める雲海は、きっとみんなの心に残ったに違いない。    



勿論、入場券の裏に手紙を書いてポストに入れることも忘れなかった。
これで海外でも無料で郵送してくれるのだから、星野リゾートは太っ腹


                                


トマムから一気に南下して、鵡川の下流にある「むかわ町」へ
そして、むかわ漁港では、この時期だけに解禁されているシシャモ漁を見学

  
これが本物の国産シシャモ。
ちょっと太目のシシャモが美味しそう!

「ただ、見るだけじゃ・・・」の思いを理解してくれたかのように、
その後はすぐにシシャモ料理を用意してくれていた


念願の「シシャモ寿司」
冷凍シシャモは食べたことはあるけれど、生で食べるのは初めて。
キスやサヨリのお寿司みたいで、クセもなく食べ易い。
これなら、あと一皿は食べられるかも


お寿司の他には、「焼きシシャモ」と、焼きシシャモが1匹丸ごと入った「ししゃも汁」

このシシャモ料理を頂いたお店は、むかわ町でも人気らしく、
町内外からやって来たお客様で大賑わい。
本来なら順番待ちで並ぶことになるのだろうが、ここも予約席を空けて待っていてくれた。
これも、むかわ町の職員の方たちのお陰。
占冠とむかわの担当者に感謝しながら、秋の味覚・シシャモを堪能した。

晩秋のニニウキャンプ場

2013-11-02 | 北海道の夏 6年目 (2013)

午前中は、待望のラフティング。
川沿いの紅葉が迎えてくれた。

ドライスーツを着用していたものの、雪解けの川は思ったよりも冷たく流れも急
激流箇所では何度も冷たい川の水を被り、キャーっと嬉しい歓声をあげるオジサン・オバサン達。
ドライスーツを着込んで、ヘルメットを被り、遠目ではきっと若者に見えたのでは?


                                


昼食後は、キャンプ場にある倒木や枯木でキャンプファイヤーもどきの焚火。
焚火をするって何十年振りだろうか。
昼食で食べた割り箸や新聞紙を使って火を熾したり、大きな木を互い違いに重ねたり、
昔の若者たちは、その昔の記憶を思い出しながら焚火を楽しむ。

もちろん、焚火に付きものの「焼き芋」の楽しみも
ただし、ここは北海道なので、お芋と言えば「じゃがいも」
他にも「玉葱焼き」も「ズッキーニ焼き」もあり、アルミ箔を開くたびに
「当たったー」や「えーーコレ好きじゃない・・」などの声があがる。


                                    

 
その後は、ニニウの林散策
一昨日の台風や雪でも紅葉は残ってくれていた。
同じ占冠ながら、ここニニウ地区は温かい地域なので雪も少ないそうで、
確かに一昨日降った雪もほとんど解けていた。


  
歩く前も後も、見上げる上も足元も、赤や黄や緑が織りなす美しさ。
のんびりと、このニニウ散策を堪能。


  
と、スタッフのTさんが《山ぶどう》を採ってくれた。
口に含むと、結構甘い。


                                

その後は「薪割り」

男性はみんなやりたがるが、何十年ぶりにやる人、初めてやる人など、その実力はそれぞれ
あとから腰にこなければいいが・・


今は、こんな「薪割り機」もある。
大きな丸太がすんなり割れていくが、これが結構な快感。
今度は、この薪割りボランティアに来ようかな

その後は、地元写真家のかたのスライドショーを鑑賞し、
写真を撮る時のエピソードなどを伺って時間を過ごした。


                                    


春の花が咲き始めた5月に初めて訪れ、
その後も、6月、8月のボランティアとして過ごしたキャンプ場。
何日もかけて磨き上げた管理棟やバンガローが、
こうして息を吹き返してお客様を迎えていることの安堵と、
自分の手元から飛び立ってしまった一抹の寂しさも感じた。
まるで手塩にかけた子供を、無事に社会に送りだした時の親の気分と同じ。

ここ占冠で過ごした日々を懐かしく振り返りながら、晩秋のニニウキャンプ場を後にした。