風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

竜宮城のような装飾空間

2014-03-25 | 小さな旅

目黒雅叙園の朝食はバイキング。
卵料理はリクエストに応えてくれるので、「出来るだけ柔らかいチーズオムレツ」をオーダー。
そして、朝のバイキングにしては珍しくケーキもアイスクリームがあったので、欲張って5種類ものアイスを。
勿論ケーキも。
お陰で、夕方までお腹がいっぱい・・・また太る・・・


 

その後、通常は一般公開していない保存建築《百段階段》を宿泊者限定で案内してくれるというので、
午前10時から解説をお願いした。
このホテルはチェックアウトが12時なので、こうしてゆっくり出来るのが嬉しい。

 
専任ガイドさんの案内で、専用エレベーターに乗って、
いよいよ東京都有形文化財に指定されているという《百段階段》へ
専用エレベーターの螺鈿装飾は唐獅子、牡丹、蝶など、ドアも内部も豪華なこと!

この先にはケヤキの板材で造られた百段(正確には99段)の階段があり、
その南側には7つの豪華な部屋が並び、その装飾はまるで竜宮城のよう。
傾斜地を利用して建てたので、こうして階段で部屋をつないだらしい。
残念ながら写真撮影は禁止なので写すことは出来なかったが、
鏑木清方はじめ高名な絵師や彫刻家が腕を振るっていて、部屋ごとに表情が違う妙が楽しめる。


 
これは百段階段の部屋ではなく、ホテル4階にある宴会場の入り口。
旧本館玄関を再構築したということだが、こんな華やかな玄関に当時の人は驚いたに違いない。
かく言う私も、最初にこの場に立った時はその豪華さに圧倒されて立ちすくんだ。
これが全て絵ではなく、螺鈿装飾や木製の浮き彫りで構成されているので更に迫力が違うのだろう。


 
宴会場、格天井の中の絵も照明も素晴らしい。
口をあんぐりと開けながら、しばらく見上げ眺めていた。


   
 
組子障子が、また美しい。
きらびやかな装飾も美しいけれど、こんな職人芸にも心が惹かれる。

今回は、思いがけないプレゼントで夢見心地の2日間を過ごすことが出来た。
まさに昭和の竜宮城に行って来たような気分で、あの装飾空間を思い出している

東京・目黒へ、1泊の旅

2014-03-23 | 小さな旅
東京へは通勤圏内にあるので出掛けても泊まることは殆どないが、
思いがけず子供からの宿泊プレゼントがあり、3月中旬に出掛けてきた。

このホテルは、ついでに寄るにしては駅から少し離れているせいか今まで足を運んだことはなかった。
と言う訳で、今回が初訪問であり初宿泊。



目黒雅叙園と言えば、昭和初期の和風建築のイメージがあったが、
予想外の近代的な巨大ビルということに、まず驚いた。


 
入口を入ると、浮世絵風の女性たちの木製の浮き彫りが続き、
更にその先は桜、着物、お神輿などの春らしいディスプレーが並び、
ちょっと遠くにあるフロントまでの通路はワクワク感で見飽きない。


 
カフェラウンジの横には滝が流れ落ちているが、それが結構な水量がある。
それに、滝の裏からの眺めも楽しめる通路まであった。
「そう言えばナイヤガラの滝も裏から眺めるトンネルがあったよね」と、10年前の思い出も蘇えってくる。
あの頃は若くて元気で一番充実していた時期だったな・・・と、
体力も気力も萎えつつある老年2人は、つい昔を思い出し元気な頃を懐かしんでしまう。


 
これはトイレ。
池も太鼓橋もあり、壁にもドアにも螺鈿細工がほどこされた見事な装飾。
フロントの近くにあるので、トイレだけでも行ってみる価値あるかもしれない


 
宿泊階へのエレベーターのドアと内部装飾も、同じく螺鈿細工。



部屋は和室と和洋室から選択できるので、今日は和洋室を選んだ。
広さは80㎡ということで結構広くて、ジャグジーバスもスチームサウナもあるし、トイレは2つも
2人きりでは広さを持て余して、あっちウロウロこっちウロウロ
貧乏性の私では余程のことがない限りは泊まることはないだろうから、プレゼントに感謝

寒さが織りなす美しさ 《冬滞在を終えて》

2014-03-17 | 冬の北海道で過ごす(2014)
大変な寒がりの私なので、腰が引け気味にスタートした冬の北海道滞在だったが、
日を増すごとに慣れてきて、吹雪かない限りは出掛けることも多くなってきた。
冬ならこその美しい自然を眺め、美味しい味に出合い、ますます北海道に魅了されつつある


  
ふわふわとワタの花が咲いているような木もあれば、霧氷と雪で尖っている木もあって面白い。
それに降ってきた雪が結晶の形のまま見ることが出来るのも、気温が低い場所ならではのことで、
これにも大感激



そして、私が大好きなのが川の景色。
特に、岩の上に積もった雪がポコポコッと丸くなっているのが可愛いし、
どの川も違う表情を見せてくれるので、見ていて見飽きない



夏には朝な夕なに眺めることが多かった《メルヘンの丘》を、今回は冬に見ることが出来た。
夏もいいけれど、この真っ白な丘もメルヘンっぽくて素敵だった。



網走の街角で見かけた雪だるま。
こちらの雪はサラサラしているので、なかなか固まらない。
この雪だるまも、きっと水分を足しながら作ったのだろう。
ブーケを持って、かぶせた帽子にもお花がいっぱいで、幾つか見た中でも私の一押し。

 
南国育ちの私にとって冬の北海道の景色は、新鮮な驚きで胸が躍る。
この年齢になっても感動できる気持ちがあることを、それを実感できることが嬉しくなる。

今回の、冬の北海道では沢山の感動があったが、
中でも、願っていた《ダイヤモンドダスト》と《流氷》を見ることが出来たことは忘れられない。
夏だけでなく、冬だからこその美しさや楽しさ知るにつけ、更に北海道に魅せられている。

寒さが織りなす美しさ 《冬の記憶》

2014-03-15 | 冬の北海道で過ごす(2014)
北海道に来る前は、極寒の中でどんな生活をしているのだろう・・と思っていたが、
吹雪いていない限り、堪えられないような寒さではない。
それに、寒いからこそ見ることが出来る美しい物もある。

今回、冬に来た1番の願いは《ダイヤモンドダスト》を存分に見ること。
(因みに2番目は、流氷を見ること)

このダイヤモンドダストは、単に気温が低いだけでは見られなく、
空気中の適度な水分、無風、澄み切った空気、晴れていることなどの条件が
全て揃わなければ見ることは出来ないらしい。


玄関の外に温度計を置いて(これは計りにあらず)
朝起きると気温をチェックしては、ダイヤモンドダストが現れるのを待つ日々・・・
そして、マイナス19℃になった朝、念願の《ダイヤモンド・ダスト》を見ることが出来た

朝の太陽を浴びてキラキラと舞う小さな光は、儚さのなかに凛とした輝きで心を魅了する。
「天使のささやき」と表現されるらしいが、確かにそうだなと納得。
晴れて寒い朝の素敵なひとときだった。
(カメラで写したけれど、よく撮れていなかった



部屋の中から眺める《つらら》も、太陽の光を反射してキラキラと綺麗


  
寒い日の窓ガラスに広がる結晶も、羽のような模様で楽しませてくれる。

家の外は勿論、家の中にいても珍しい現象や景色で感動を与えてくれる北の地や、
温かく迎えてくれる北の人に感謝の気持ちでいっぱい

この他にも寒さが織りなす美しさは沢山あるが、この続きは次回に!

網走に流氷接岸! 砕氷船に乗船

2014-03-13 | 冬の北海道で過ごす(2014)
2月9日
自宅に戻る日の午後、網走「道の駅」に寄ると「流氷接岸」の表示が
実はこの4日前に一度、砕氷船に乗りたいと来たのだが、残念ながら流氷が到達していなかったのだ。
それ以来、毎日のようにネットで確認してはいたが、連日「流氷なし」ばかり。
もう今回は無理だろうと諦めていたのだが、これはチャンスかも
それに帰りの飛行機の出発時間にも何とか間に合いそうなので、急遽、船に乗ることにした。


  
船は流氷を砕きながら進んでいく。
寒さもそれほど感じないので船室ではなく、甲板に出っぱなしで鑑賞。


  
まだ流氷自体は薄かったけれど、蓮状の氷が海水面を覆っている光景も綺麗だし、
真っ白い氷を砕きながら進んでいくのが気持ちいい。


    
船上から《流氷まつり》の会場も見ることが出来たし、オジロワシを2羽見ることもできた。

後から聞いた話では、今日が網走の流氷接岸初日で、
平年より7日、昨年より23日も遅い流氷接岸初日だとか。
もう今回は見られないと諦めていたのに、最後の最後にチャンスがやってきた。

今回の、冬の北海道では沢山の感動があったが、
中でも、願っていた《ダイヤモンドダスト》と《流氷》を見ることが出来たことは忘れられない。
夏だけでなく、冬だからこその美しさや楽しさ知るにつけ、更に北海道に魅せられている。

 《カーリング体験》 & 《厳寒の焼肉まつり》 

2014-03-11 | 冬の北海道で過ごす(2014)
  初めて《カーリング》を体験 (北見にて)

  
20㎏あるというストーンを動かす感触や、デッキの使い具合を試したが、
氷の上は想像していた以上に滑るし難しい。
運動神経の鈍い私は転倒してしまうのが関の山なので、無理せず早々に撤退。


  
同じ初めての体験ながら若い人はすぐに上達するが、年寄りは転倒に気を付けるのが精いっぱい。
だが実践はともかく競技ルールが良く解ったので、今後はテレビ観戦が楽しめそうだ。


                                

  厳寒の夜《焼き肉まつり》

何を好き好んで、雪も降る氷点下の夜空の下で焼き肉をすることもあるまいに、
北見では1500人以上もの人が集まって焼き肉を食べて楽しむお祭りがある。



「寒い」と家に閉じこもるのではなく、極寒を逆手にとって、
こんな無謀なことで楽しむという発想が面白い。

相当着込んで行ったにもかかわらず、とにかく寒い。
時間の経過と共に、お肉もタレも凍ってくるし、
紙コップについでいたジュースもシャーベット状になるので驚いた



よくもまあ、こんな無茶なことを考えるものだと妙な感心をしてしまうが、
来ている人達はそれなりに盛り上がって大いに楽しんでいる。
もちろん私も「どうせ参加するのなら」と、この寒さを楽しむべく (会費の元をとるべく
お肉を焼く七輪で暖をとりながら何とか1時間半を耐え抜いた



そして、何と言っても驚いたことが、3年前に知り合ったのに音信が途絶えていた方と偶然に出会ったこと
知り合った場所でもない、こんな離れた地で、こんなに大勢の中で、まさか出会えるとは!
お互いに、この偶然に驚くやら喜ぶやらの再会だった

知床 《オーロラファンタジー》&《流氷》

2014-03-09 | 冬の北海道で過ごす(2014)
観光客が大挙してやってくる夏とは違い、冬の北海道を訪れる観光客は少ないので、
各観光地ではいろいろな催しを考えて集客につなげようとしているようだ。
ここ知床でも冬時期に限って、50年ほど前に知床の夜空に現れたオーロラの感動を再現したいと、
ファンタジーの世界を創り上げている。



会場へ行く途中にあるトンネルもライトアップされて幻想的。
道路がツルツル滑るので一歩ずつ慎重に歩きながら、この先にあるファンタジーの世界に期待ワクワク。


階段状になった観覧席に立ち、固唾をのんで開始を待っていると・・・
暗闇の中からライトが浮かび上がってきた。

 
藁を焼き、その煙にレーザーを当ててオーロラのイメージを出しているが、
冬の夜空に照らされるレーザーと、心に響く音楽が創り出す幻想空間に感動

              


  
バス車窓からは、接岸したばかりの流氷を眺められた。
今はまだ流氷の先端部分が流れ着いたばかりだが、これからは、この海が流氷で埋め尽くされていくのだろう。

こうして知床には接岸しているが、このあとに寄った網走では、流氷は全く見ることが出来なかった。
流氷はオホーツク北方面から紋別⇒網走⇒知床と南下するものと思っていたが、そうではないようだ。

今回の知床も急な展開で来ることになったが、
遠距離のバス送迎、食事、温泉、オーロラファンタジー、流氷など、一粒で幾つもの美味しい旅となった。

深川⇒北見⇒知床 列車とバスの旅

2014-03-07 | 冬の北海道で過ごす(2014)
滞在場所を引き上げたあとはオホーツクの流氷を見てから帰路につきたいと思って
網走方面へのアクセスを検索していたら、
網走よりずっと先の知床のホテルが、北見から送迎バスを走らせていることが分かった。
先週の層雲峡の旅で送迎バス付きの良さを実感していたので、コレとばかりに即予約。

個人で行くには遠い場所でも、こんな送迎付きプランを利用すると気軽にお得に行くことが出来る。
週末には遠く離れた札幌からも無料の送迎バスがあるらしいし、
こんなサービスを利用すると、道内を車なしで一周出来るかもしれない

                                

深川駅から臨時特急の《オホーツクの風》に乗って、送迎バスが来てくれる北見駅へ。
この臨時便は、2月から3月上旬の流氷の時期だけ走っているようで、通常の特急にないサービスがある。

 
車高が高くて天井にも窓があるので眺望がよく、誰でも利用できるラウンジがあり、移動ではなく固定の売店もある。
おまけに、一両に何台かあるモニター画面では、先頭に取り付けたカメラからのライブ映像が流される。



列車の中で食べるのは、ネットで見つけた人気の「遠軽かにめし弁当」(900円)
予約しておかなければ手に入りにくいとのことだったので、列車に乗ってすぐに売店で予約しておいたら
遠軽駅での積み込みのあと、すぐに座席まで持ってきてくれた。
ご飯の上には、ほぐしたカニ、炒り卵、紅生姜、海苔。
味は、期待し過ぎていたせいだろうか・・・ちょっと拍子抜け。(もう少しカニの身が欲しい・・

                                




今回の旅も、北見から知床へのバス往復、食事、温泉がついての格安プラン。
大型ホテルではいろいろな料金設定があるが、送迎サービスや温泉施設は同じように利用できるので、
長時間滞在するのではなく宿泊するだけであれば格安プランで充分だ。
今回も部屋が空いていたらしく、和洋室の大きな部屋にグレードアップしてくれたが、
滞在時間が短いので和室は全く使わずじまい。
高いプランにしなくて正解だった

札幌《雪まつり》 3日前

2014-03-05 | 冬の北海道で過ごす(2014)
この地を離れるのも残り僅かになった。
この機会を逃すといつまた来られるかも分からないので、
《雪まつり》の開催3日前ではあるが、札幌に出掛けた。

  


雪像が大きいので、作業をしている人達(自衛隊員)が、まるで小人のように見える。
この像のテーマは《冬季オリンピック》

 
殆どの雪像が、最後の仕上げの追い込み中。
「今日の夕方に足場を外す」というチームが多いようだ。


《雪まつり》が開催されれば、もっと賑やかで楽しいのだろうが、
その頃はオホーツク方面に移動しなければならない。
まあ、雪像を作っている過程も見ることが出来たし、これはこれで良しということに・・・

 
何処かで見た顔と思っていたら・・・ 「お・も・て・な・し」のクリステルさん

大きな雪像の前に小さな模型を置き、チェックしながら最後の仕上げをしていた。

                                   


昼食は、すすきのにある「まつじん」でジンギスカン。
ここは、あの松尾ジンギスカン直営のお店で、お願いすればお店の方が焼いてくださる。
「まず野菜を敷いて、そのあとに上の部分にお肉を焼きます」と、焼き方も教えてくれて。
タレは甘みがあり、お肉は軟らかくてお勧めのお店だった

札幌の道は人通りが多いせいか雪がカチカチに固まっていて、ツルツルとよく滑ること
「札幌の景色を見ながら歩こう」と、時計台⇒大通り公園⇒狸小路までは地上を歩いたけれど、
雪道というよりは凍結した氷道。
あまりに滑るので、後半は地下街に逃げ込んだ。
冬の札幌に行く時は防滑靴ということは当然ながら、
更に滑り止めのカバーは必携ということをつくづく感じた。

男子厨房に入るための教室通い

2014-03-03 | 冬の北海道で過ごす(2014)
こちら滞在場所の近くには立派な加工体験施設があり、
空きがあれば一人でも受講できると言うので、興味のあるメニューに申し込みをした。
それも私ではなく、夫が参加すると言うことで。

夫は九州男児ながら厨房に入ることに抵抗はないようで、
食事作りに関しては、以前から結構やってくれてはいる。
が、「更にレパートリーを増やして欲しい」との私の思惑もあり・・・


   今日は《ウィンナーソーセージ》 


豚ひき肉500gに香辛料と調味料(塩12g、砂糖2g)を入れ、白くなるまで混ぜる 
   
  
羊腸に詰め終わったら、好みの長さでねじる
(詰める時はねじることを考えて詰め過ぎないように)
   
  
水の入ったお鍋に入れて、落とし蓋をして火にかけ、85℃で20分ほど茹でる。
   

出来上がり
羊腸が軟らかで、香辛料も味付けも程良く、やはり自分で作ったものは美味しいし、
当たり前ながらビールによく合う
羊腸が手に入らなければラップで代用できるので、家でも思い立ったらすぐに出来そう。

                                

   数日間にわたって、他にもいろいろと・・・ 


   《アイスクリーム》 



   《蕎麦打ち》 



   《恵方巻》 

こんなに通って習ったのだから、これからはもっと美味しい物を作ってくれるかも・・・と、
期待してま~す
 

層雲峡の《氷爆まつり》

2014-03-01 | 冬の北海道で過ごす(2014)
たまたまテレビを見ていたら、層雲峡の《氷爆まつり》の様子が映っていた。
雪や氷で造った建造物がライトアップされている映像がとても幻想的で、行きたいなーと・・・
だが、層雲峡に行くには足がない。
あきらめモードで情報検索していたら、ホテルが旭川からの無料送迎バスを出していることが判明
すぐに予約して出掛けた



つい昨年の秋に来た時は紅葉の景色が見られたのに、今はこんな雪景色。
思いがけずに見ることが出来た層雲峡の冬景色を堪能。
バスだと、外の景色をのんびり鑑賞できるのが嬉しい



石狩川沿い一帯が《氷爆まつり》の会場  (左上に見えるのが旭川に向かう国道)
国道を横切り、更に川を渡った向こうの河原に氷の宮殿が出来ていた。


 

   
夜になると、暗闇の中に七色のライトが照らされて、幻想的な雰囲気が高まる。

 
一番奥にある宮殿のような建造物に入っていくと・・・
迷路のような通路が張り巡らされていた。

  
柱も壁も天井も、氷と雪。
特に天井から垂れさがった氷のつららが鋭い槍のようで、危うく美しい。

主要都市からの送迎バス付きで、食事がついて、温泉がついて、
おまけに、こんな美しいものを見ることが出来るなんて!
随分お得なプランではないかと、ひとり悦に入っている