風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

今年2度目の ≪礼文島≫

2016-08-31 | 北海道の夏 9年目(2016)

8月下旬なのに咲き残っていたレブンソウ(礼文草)

ふと見つけた礼文島の4日間ツアー旅。
募集は10名で、礼文島に現地集合。
礼文島には何度か行っているし、6月に行ったばかりだし、遠いし・・
もう卒業してもいいかな・・・と思っていたのに、礼文島と聞けば心が動いてしまう。
「これが最後」と自分に言い聞かせながら手を挙げて行ってきた。

                                

8月23日
早朝6時すぎに出発。
台風の影響で雨が降る中を、ひたすら北上。
台風の影響を心配していた海岸線のオロロンラインも途中から雨が上がり、
正午過ぎに稚内に到着。



最北の駅「稚内駅」には道の駅も併設されていて、何かと便利。
軽い食事をとって、礼文島行きのフェリーに乗船。

指定の場所に集合してみると、直前のキャンセルが続出で最終参加者は4名と少ない。
多分、台風の影響があったのだろう。



宿は港近くなので、温泉に行くにも、買い物に行くにも便利が良いし、
食事も豪華で美味しい。



食事中、「私は食べ物の中でウニが一番好きかも・・」と話したら
「では、私のウニをどうぞ」と皆さんが差し出してくれて、4人分のウニが私の前に!!
トロリとして濃厚なウニを頂きながら、この幸先のいいスタートに舞い上がった
ありがとう
ごちそうさま

久しぶりのガーデン ≪上野ファーム≫

2016-08-27 | 北海道の夏 9年目(2016)

この上野ファームに来るのは何年振りだろうか。
増えてくる観光客の多さに、つい足が遠のいていた。
そして今年、近くを通ったついでに寄ってみたら・・・
印象がガラリと変わって、一押しのガーデンに跳ね上がった

広い駐車場が完成していた
庭園がぐんと広がっていた
散策通路が広くなり、デコボコもなくなって、歩きやすくなっていた
歩きにくかった裏山(射的山)への道が整備されていた
それに今日は夕方だったせいか人が少なくて、これがまたプラス要因に

                             


以前はなかった「ノームの庭」へと、案内板に沿って歩いて行くと・・・
池を配した庭園が出来ていた


 
池の中に佇む小さな小さな館は、ノームの住処のようだ。
池の周囲には色とりどりの花が咲き、本当にノームがいるような雰囲気が



裏山は明治時代に屯田兵が射的場として訓練していた場所だとか。
その射的山への道は整備されて登りやすくなっていた


 
最近の雨続きにもかかわらず倒れている花が少ない。
ちょうど手入れなさっていたスタッフの話によれば、500本もの支柱を入れて支えているとか。
よく見たら、確かに黄緑色の支柱が花を支えている。
なるほど、手を掛ければ花は応えてくれるということだ。


 
お花だけでなく、白樺の散歩道もあるし、
歩き疲れたら一休みできるように、木陰に椅子の用意もある。



スタッフに一番の見頃の時期は?と訊いてみたら7月20日頃だとか。
それも夕方4時過ぎが人が少なくなって、花も美しい時間帯だそうだ。

今年の花の最盛期は終わってしまったので、来年こそ年間チケットを買って通おうかと、
もう今から楽しみにしている

大雪森のガーデン & フラテッロ・デ・ミクニ (今年2度目)

2016-08-23 | 北海道の夏 9年目(2016)
 
今年5月末に行った「大雪森のガーデン」とミクニ・レストラン「フラテッロ・ディ・ミクニ」
あの時は寒くてチューリップと水仙しか咲いていなかったので、
花の最盛期にまた来ようと割引券を買って楽しみにしていた。
が、片道2時間半もかかるとなると、なかなかチャンスが見つからず、
お盆も過ぎてから、やっと行くことになった。



今年の北海道は雨が多い。
この数日前から雨が続き、この日は久しぶりに雨が上がった。
園内に入ると、スタッフが雨で倒れた花を引き起こしたり、傷んだ花を切ったり、支柱を立てたりと、
管理に精を出していた。
ごくろうさま。



昨年も遊んだ「森の木琴」
丘の上から丸い木片を転がすと、カラン・コロンと心地いい音が響く。
今日は雨上がりで木が湿っていたので低めの音だったが、
それでも静かな森の中に響き、心の中にも響いてくる。


 
これも、昨年も楽しんだ「ドレス・ガーデン」
大雪の山並みに向かって花の中に立つというのは、やはり爽快。
ここではカメラマンが写真を写してくれて、出口で販売しているが、
1枚1000円と高めなので、今年も「見るだけ」で購入なし

                                

ここのレストラン「フラテッロ・ディ・ミクニ」は人気が高く、予約が取れにくい。
今朝は小雨が降っていたのでキャンセルが出ているかも・・との狙いが的中
美味しいランチを食べることが出来た。


レストランの外観と、入口

 
平たいパスタのタリオリーニも、江別産の豚肉ソテーも美味しかったが、
やはり今日も、デザートが一番美味しかった


デザートは、クレームダンジュ(柔らかいクリームチーズ)とブルーベル-のソルベ。(ランチ料金は2,800円)
ご馳走さまでした

小樽の「ゆり園」と、ガッカリのウニ丼

2016-08-17 | 北海道の夏 9年目(2016)
近所の人に勧められた小樽の「オーンズ春香山ゆり園」
小樽・・ちょっと遠いな~
百合・・野生に咲いているのは好きだが、人工的に百合だけを植えているのも何だかな~
と、なかなか腰が上がらなかったが、快晴続きの天気に、ふとその気になって行ってきた。



ここは、冬はスキー場で、ゲレンデとなる場所に百合を植えていて、
山の上にはリフトで行ける。


 
わ~~、小樽の海の綺麗なこと
百合の花と、海と、一度に二つの眺めを楽しめる



ここの百合はどれも大ぶり。
中でも、これ1本で大きな花束になりそうな百合を見つけた。
元気いっぱいに咲いている姿を見ていると、こちらまで元気を分けて貰える。



ただ、百合を植えているゲレンデは結構な傾斜で、歩いて下るには膝に響く。
貸し出しのウォーキングポールを使いながら、ジグザグに歩いたり、横向きに下りたりしたが、
下り終えたときには足がガクガク。
またしても日頃の運動不足を思い知った百合鑑賞となった


                        

今日のランチ
来る前は、小樽は祝津にある美味しいお店に行こうと思っていた。
というか、今回の目的はこのお店に行くことも入っていた。
が、来る道の混雑で疲れ果て、行きあたりばったりの近場(銭函駅近く)で済ませることにした。
(次の日の新聞で、この日はロックコンサートがあって港付近が車で混雑したことを知った)



私の小丼ぶり1,850円
3分の1は薄い卵焼きと大葉が占めている。 


夫のホッキ・ウニ丼2,280円
同じく、3分の1は卵焼きと大葉。

ウニが少ない・・・・
新鮮味に欠けて身がダレ気味・・・・
お店から出てきたお客さんの
「美味しいよ~」
「量が多いから奥さんは小丼ぶりで十分よ」との前評判だったので、期待していたのに・・・
あれは、このお店の関係者だったの??
それとも、こちらの人の感覚はあんなもの??

私は羽幌の新鮮で安いウニ丼を知っているので、少々ガッカリのランチだった
で、気分直しに、銭函(ぜにばこ)のスーパーマーケットで「塩水ウニ」を買って帰った。


よーし、リベンジだ
ご飯に乗せて、満足いくまで食べるぞ

富良野と美瑛 ≪ ガーデン巡り≫ 

2016-08-14 | 北海道の夏 9年目(2016)
8月11日「山の日」
ラベンダーの季節は大混雑する富良野だが、そろそろ人出も減っているはず。
「もう何度も行ったし・・」と渋る夫を
「また来年来られるかどうかわからないし・・」と誘い出した。

                                


当初は行くつもりではなかった「ファーム富田」だが、
時間が早かったこともあり駐車場がガラガラだったので、急遽立ち寄ることにした。



ラベンダーは終わっても「彩りの畑」のボーダー花畑は見られるかも・・と淡い期待をしていたが、
やはり花はすべて抜かれてしまって、耕したあとに畝を作る作業をしていた。
スタッフの話では2日前に全て引き抜いたとか 



畝には秋の花の種でも植えているのかと思いきや、緑肥の種と肥料を蒔いているそうだ。
緑肥は来年の花に向けて土にすきこんで肥料にするが、その緑肥の為にまた肥料を蒔くとは手間のかかることだ。
綺麗な花を咲かせるためには前の年から手間暇かけてこそだと、改めて感心した。

                                


「風のガーデン」



入口には「今日咲いている花」の写真が貼られて、花の名前を確認できる
結構たくさんの種類が咲いているようでワクワク


 
この時季の花は優しげな色の花が多い気がする。


 
ここのガーデンは手入れが行き届いていて、どこから眺めても美しい。
庭自体に高低差があるので、同じ観光客の姿が花に隠れたり、花の高低差で奥行きが深くなるのだろう。
時季的に花も少ないだろうと大きな期待はしていなかったが、思いのほか沢山の花が咲いていた。


                                

せっかくなので美瑛まで足を延ばして「四季彩の丘」へ。


パッチワークのようなボーダー花畑が遠くまで広がって美しい。
それに、いつもの外国からの団体さんがいなかったので静か

                                

今日のランチは、四季彩の丘のスタッフに教えてもらったレストランへ。
アバウトな地図だったし、カーナビでは表示はないので迷ってしまい、
途中でレストランに電話すること2回で、なんとか辿り着いた。


古家を自分たちの手でリフォームしたという建物は、ピンクで可愛い。
お庭には、ハーブ、ベリーの木、野菜が育てられていて、
時折スタッフが庭で摘んでは厨房に走り戻ってくる姿が、手作り感を醸し出していて愉しい。

 
2人とも今日はオムライス食べたい気分で、
夫はトロトロオムレツにビーフシチューソースかけ(2,100円)


私は昔風オムレツにしたが、肝心のオムライスより野菜のほうがメインのような盛り付け。
20種類以上もある添え野菜は揚げたり茹でたりと手間がかかっていて美味しい!(1,850円)

 
メインのオムライスの他に前菜、サラダ、人参の冷製ポタージュ、デザート、コーヒーがセットになっている。

お客さんが多かったせいか次のお料理が運ばれるのが遅くて、
結局食べ終わるまで2時間もかかった!
道に迷った挙句に料理サービスにも時間がかかりすぎだったが、
美味しかったし、スタッフの方の対応も気持ち良かったし、
帰りには朝取りのズッキーニとトマトを下さったし、取り敢えず合格点

花 & さくらんぼ

2016-08-05 | 北海道の夏 9年目(2016)

ここ滞在地のファームには4haの広いラベンダー畑が広がり
知る人ぞ知るの穴場スポットとなっている。
7月上旬から見物客が増え、ピーク時には道路を通れないほどの車と人で混雑していたが、
ラベンダーが咲き終わると共に、またいつもの静けさが戻ってきた。


 
同じ敷地内で、ラベンダーと入れ替わりに咲いてきた≪アナベル≫
緑の葉の中で真っ白な花の清々しさが美しい。
見物客もいないので静かだし、心が洗われるようで、
ここは私の大好きな場所




そして7月中旬ごろが旬の「さくらんぼ」
F市の知人ご夫婦が「ジャムにでもして」と持ってきて下さった。



ジャムにするのは勿体ないと生で食べていたが、外出する日が続いて食べきれない。
腐らせては勿体ないと少しばかりをジャムにした。
(甘みがあるので砂糖は控えめにしてレモンを加えた)



透明感のある赤色がきれい。
「食べるのは勿体ない」と言いながらも、あっという間に私のお腹に収まった

ウニ丼を食べに羽幌(はぼろ)へ

2016-08-02 | 北海道の夏 9年目(2016)
7月24日
お天気がいい。
それに今日は、羽幌にある鮮魚販売&食堂の月一回の特売日
「ちょっと遠いけど、ドライブがてら行こうか!」という話になった。
(食べる話になると直ぐに意見一致)

日本海に沿った「オロロンライン」を北上。
つい先月には、礼文島を目指して走ったコース。
その下(南)の部分だけ、留萌を通って小平(おびら)、苫前(とままえ)の先にある羽幌を目指す



北海道重要文化財の鰊番屋〈旧花田家番屋〉
この日本海に沿った一帯は、かつて鰊(にしん)漁で栄え、
今も数カ所、番屋だった建物が現存している。
その中でも道内最大規模の「旧花田家番屋」が小平にあり、
そばに「道の駅」があるので、ドライブの休憩所としていつも立ち寄っている。



いつも立ち寄る所なのに、海岸側を散策していて端っこにある碑に初めて気がついた。
「三船遭難慰霊の碑」??と、最初はピンとこなかったが、碑文を読んでいくうちに
以前知った引揚げ船沈没のことだと分かってきた。
(三船は「さんせん」と読み、3隻の船のこと)

終戦直後に樺太からの引揚船3隻(小笠原丸、第二号新興丸、泰東丸)が
ソ連軍によって攻撃されて大破・沈没した。
それも、約5000人余りの婦女子や老人など弱い立場の人ばかりが乗っていて、
3船のうち2船が沈没、1船は大破。
この攻撃で1700人余の人が日本を目の前にして犠牲となった。
因みに、相撲の大鵬さんは子供の時にこの船に乗っていたが、
母親が船酔いで体が衰弱した為に稚内で下船し、命拾いしたそうだ。


70年ほど前に起こった悲しい出来事を思い、改めて戦争の悲惨さを実感。
この目の前の、青い海に向かって手を合わせた。

                            


羽幌のサンセットビーチ
サンセットという名前がついているからには、きっとこの場所からの夕日は美しいに違いない。

今日は夏休み最初の日曜日とあって、家族連れの人たちが海水浴を楽しんでいた。
ただ北海道の海水浴は、海で泳ぐというよりも、ビーチで寛ぐ人の方が多い。
人が少ないのでテントも張れるし、バーベキューも出来る。
人で溢れかえっている関東のビーチで遊ぶしかなかった関東人としては羨ましい限りだ。

                            

そして、今日の目的のランチ ♪


食堂に着いたのは10時15分で、開店まで45分もある。
当然今日の一番乗り。


夫に並んでもらって、私はその間ブラブラと店内で買い物。
塩水ウニ2000円、地元ウニ1300円、刺身用しま海老700円。


待ち始めて15分もしないうちに行列ができ始めて、
通常よりも早めに開店してくれた。

私の注文は、当然「ウニ丼」
夫も・・・同じく「ウニ丼」だと言う。
出来れば評判の「海鮮丼」がどんなものだか見たいのだが・・・
「俺だってウニを食べたい」と譲らない。
まあ、ここは仕方ないと、ウニ丼2つと、エビ丼1つを注文。


ウニ丼は、丼ぶりにご飯が見えない位のウニが乗って1200円(通常は1900円)
エビ丼は、綺麗に皮を剥いた甘エビが23尾(数えた!)乗って650円(通常は1200円)

いやあ、満足・満腹 

ただ、この丼ぶりを食べるのに130キロは遠すぎる
来月はどうしたもんだろう・・・
多分・・・
行かないだろうな・・・