風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

おはぎ作り教室

2015-09-28 | 北海道の夏 8年目(2015)
お彼岸に合わせての「おはぎ作り教室」に参加。
と言っても、私ではなく夫に参加してもらった。
私は付き添いということで、見学と写真撮影、そして味見役

講師は、和菓子店をやっていたというプロなので、
どんな作り方を教えてくれるのかと興味津々。
と、いきなり「今、もち米を蒸しています」とのこと。
水に一晩漬けておいて20~25分ほど蒸すらしい。
(おはぎって、炊くんじゃなかったっけ?・・・)


お湯1リットル、砂糖80g、塩5gを溶かして、蒸したもち米1キロに混ぜる。
先生の説明では、うるち米を混ぜると時間経過とともに米粒が固くなるので
もち米だけのほうが口当たりがいいとのこと。



砂糖湯を混ぜたもち米を湯煎して蒸らす
(乾燥しないように、上に布巾をかぶせる)
炊くのではなく、今回のような作り方のほうが数日たっても柔らかいらしい。


 
講師の先生が、もち米を布巾に包んでつぶす作業を見せてくれるが、
生徒が実際にやると布巾にもち米がこびり付いてしまう
結局、厚手のビニール袋に入れてつぶす方法が素人には扱いやすいということがわかり、
後半は作業がスムーズに



餡は25g、もち米は30gに計量(餡は和菓子屋さんから購入)
今日は1人20個を作る。
(家で作る場合は2合ほどで20個に)



夫は最初は手こずっていたが、だんだん上手に包めるように

先生の説明では、今回のように蒸して作ると数日後でも固くならないということだったが、
数日どころか翌朝には全部たいらげてしまって、その検証ならず
それほど美味しいおはぎを、ごちそうさま

紅葉真っ盛りの銀泉台~赤岳

2015-09-19 | 北海道の夏 8年目(2015)
日本で一番早く紅葉が楽しめる大雪が、今が見頃だとか。
数年前に行った銀泉台が思い出され、もう一度行きたいな・・・と。
行くとしたら混雑する連休は避けたいし、晴れて風のない日がいいし・・・と調べていると、
すべて当てはまる日は明日しかない!
ということで、前日の夜に「銀泉台」に行くことを決めた。

                                    

9月17日、朝4時起床。
おにぎりを作り、準備を済ませて出発したのが5時
高速を走り、層雲峡から三国峠に向かった先のレイクサイド駐車場に着いたのが6時55分。
かろうじて7時出発のシャトルバスに間に合った。



7時45分、「森林パトロール事務所」で入山届けに名前を書いて出発。



8時、赤岳登山口を通過
朝早いので人も少ないし、空気が爽やかで気持ちいい。
さあ、紅葉は進んでいるかな・・・
見事な紅葉でありますように・・・と願いながら、いよいよ登山開始。



登り始めて30分
いきなり斜面いっぱいに、錦絵のような紅葉が広がっていた!
赤・黄・緑が織りなす紅葉の斜面を眺めながら、この紅葉の中を歩いていくことの期待が膨らんでくる。



まっ赤なウラジロナナカマドと、真っ青な空。
風もないので歩くのが気持ちいい。


 
第一花園から下を見下ろすと、先程バスで通ってきた道路が小さく見えた。
前回来た時は初冠雪の翌日だったので登山道がぬかるんで歩きにくく、
この場所で撤退したことを覚えている。


 
登山道は石だらけで歩きにくいが、お天気はいいし、周りの景色も、青い空も気持ちいいので、
更にこの先の第二花園を目指すことにした。
日頃は全く運動らしい運動をしていないので、既にこの辺りで足が疲れてくるし、息も上がってくる。
が、今日の目標は第二花園までと決めてきたので休憩を取りながら更に頑張らなければ


 
目標としていた第二花園では数人の人が休憩していたので、私達もここで早めの昼食。
おにぎりを食べながら周囲の景色を眺めていたが、
この上の紅葉している付近からどんな景色が広がっているのか気になる。
「もう少し先まで行ってみようか」と、どちらかともなく言い出して更に先を目指して歩き出した。



すでに森林限界は超え、大きな石がゴロゴロのガレ場の先は「奥の平」
ここでも充分なのだが、また先に気になる景色を見つけ、更に歩を進める。



歩く左側はチングルマの紅葉
7月の花の季節には、あの可憐な花が群生していたのだろう。


 
ウラシマツツジの赤も鮮やかで、まるで花が咲いているかのよう。



やっと次の目的地「駒草平(コマクサダイラ)」に到着
ここで同じく休憩を取っている人と話している中で、遠くに見える山が黒岳ということが判明。
「では、あの右側の岩が『まねき岩』じゃない?」と聞いてみると
「いや、違うのでは?」と言いながら大きな地図を開いて調べてくれると・・・
「いや失敬、やはり『まねき岩』のようですね」と!
やった!


「コマクサ平」から見える黒岳


黒岳の右上にある「まねき岩」を望遠で拡大

黒岳登頂の時、最後の胸突き八丁で喘いでいる時に山頂近いことを知らせてくれる目印の岩を
反対方向から眺めているなんて感動!



雪解け水が溜まったのだろうか小さな池が出来ている。
風がないので水面が鏡のようで、青い空が映り込み、上にも下にも空があるようだ。



この付近は歩きやすいので、更に先を目指して歩くと、その先にはまた見事な紅葉が!
真ん中のガレ場は雪渓がいつまでも残る第三雪渓とか。
登山道は左側の紅葉とガレ場の間にあり、この先に赤岳の山頂があるらしい。



「もうこの景色を眺められただけでも十分だよね」と引き返そうと思っていると、
追い越していく面々が、「せっかくここまで来ながら引き返すのは勿体ないよ」と口々に言う。
迷っている私達を見て「さあ、一緒に行きましょう!」と、私達が歩き出すのを待ってくれる人まで。

ならば頑張ってみようか!と、険しい登山道を喘ぎ喘ぎ登り始めたが・・・
気持ちはあっても足が言うことを利かなくなった。
このまま山頂まで登ったとしても、膝に負担がくる下りで歩けなくなってはどうしようもない。



登山道の矢印辺りまでは何とか頑張ったが、この場所の大きな岩を前に撤退を決断。
「まさか、ここまで登ってくるとは思わなかったよね」
「私達にしては、ここまで来たことが奇跡だよね」
と、慰め?言い訳?の言葉を掛け合いながら、勇気ある撤退を自分自身に言い聞かせて・・・



ストックに支えられながら、岩に手をつきながら腰を落として一歩一歩と下る。
登りとは違い、膝に相当な負担がくる。
やはり日頃から体を鍛えておかなければ・・と痛感。



しかし今日はよく登った。
見事な紅葉と、真っ青な空と、澄んだ空気に力を貰い、一歩一歩と頑張った。
あの紅葉が目に焼き付いて、2日経った今でも思い出しては酔いしれている

ブラックベリージャム & トマトソース

2015-09-17 | 北海道の夏 8年目(2015)

こちらで知り合ったかたから「ブラックベリーを摘みに来ませんか?」と嬉しい電話が
「すぐに行きまーす」と容器を持ってウキウキと出かけた



ブラックベリー1キロ強のほかにも、ハランキョウも頂いた。
(ハランキョウは、地域によってハダンキョウともハタンキョウとも言うらしい)
ハランキョウは黄色っぽく柔らかくなったら食べ頃。
香りも甘さも私好みで大好き。



ブラックベリーは種を取り除く手間が大変ながら、これだけの量を手に入れられる機会もないので、
頑張ってジャムにした。
ジャムは、パンにつけて食べることは少ないが、薄めてジュースにしたり、ヨーグルトに入れることが多い。
市販のジャムは甘すぎるけれど、手作りの場合は砂糖を限界まで減らすことが出来る


                                


菜園にある15本のミニトマトと中玉トマトは、残念ながら甘くない(早い話が酸っぱい)
そのまま食べるのはやめて、スープに入れたり、パスタに入れたり。
それでも食べきれないので瓶詰めのトマトソースにすることにした。



ニンニクと玉ねぎを炒め、トマトを刻んで入れて煮詰める。
味付けは塩・胡椒のみ。


煮沸消毒した瓶に入れ、更に煮沸消毒し、冷めるまで逆さにして脱気。
皮も種も入ったままだが、自家用なので気にしない。

今年は3週間かけて札幌⇒道南⇒東北を回って帰ろうと思っているので、冷凍・冷蔵品は持って帰られない。
となれば、乾燥させるか、保存がきく瓶詰めにするしかない。
それでも余ってしまうものは、お腹に入れるしかない。
廃棄するのだけは避けたいので、今日もお腹いっぱい詰め込んで・・・
やはりこの季節は馬肥える秋のようだ

優佳良織(ゆうからおり)

2015-09-15 | 北海道の夏 8年目(2015)

「優佳良織工芸館」は「雪の美術館」と隣接し、「北海道伝統美術工芸村」の中にある。
優佳良織(ゆうからおり)のユーカラとは、アイヌ語で伝承という意味で、
棟方志巧が「優しく、佳く、良い」という意味で名付けたらしい。


 
正面ホール
真正面の優佳良織も素晴らしいが、ガラス戸のアイヌ模様も素敵。

館内は撮影禁止なので写真はないが、北海道をテーマにした優佳良織作品は
北海道の四季の風景、花などを織り込んでいて見ごたえがある。
洋服やコートにしたり、バッグにしたりの作品があるが、織っただけの平面で十分に美しい。


 
何百色に染めた手紡ぎの羊毛を使い、手織りで北海道の自然風土を表現する優佳良織。
羊毛を糸に紡ぎ、染め分け、機織りし、その手間は大変なようだが、ちょっと興味ある世界。



体験織りが出来るので「やりたい!」と思ったが、2週間前までの予約とかで残念 

 
工芸館の庭にはナナカマドが赤く紅葉を始め、秋の花(シオン?)が咲いている。
この花を優佳良織の模様にして織ると綺麗だろうな・・・

雪の美術館

2015-09-13 | 北海道の夏 8年目(2015)

まるでヨーロッパのお城のような建物。
旭川方面に行くたびに、その途中にある塔を眺めながら「なに?これ」の疑問が?
夫はバブル期のゴルフ場のクラブハウスだと言い、私は宗教に関係ある建物?と、その想像を働かせていたが、
「雪の美術館」だと言うことが判明。
北海道だからこその雪の美しさが見られるかも・・と、お天気のいい日に行ってみた。



教会のような雰囲気の玄関を入る。



入館すると、いきなり螺旋状の階段をグルグル降りる。
よーく見ると、この螺旋は円ではなく六角形。
雪の結晶の六角形を表現しているようだ。



氷の宮殿。
まさに「アナと雪の女王」の世界。
ガラスの向こうの世界はマイナス15度ということで、ガラスで隔てているものの、こちら側も寒い。
うっかり上着を持って行っていなかったので余計寒い


 
壁全面だけでなく天井にまで雪の結晶で飾った部屋や、雪に関する本やビデオが見られる部屋など、
雪の世界が続く。
雪の結晶には同じものがない中で共通点は六角形ということは江戸時代でも分かっていたらしく、
着物の模様に雪の結晶を表しているものが結構あるようだ。

雪の結晶・ダイアモンドダスト・霜の花などの説明ビデオを見ながら、
昨年の2月に北海道に滞在した時に感動しながら眺めた雪の世界を思い出した。



小さいながらも、こんな素敵なホールもある。


  
ここのレストラン「スノーナ」でランチ
夫は「ハンバーグカレー」コーヒー付き(1,400円)
私は「オムライス」コーヒー付き(1,200円)


 
オムライスの上に雪の結晶に切り抜いたハムを乗せていたり、
ポテトサラダを雪だるまの形にして海苔の目をくっつけたり、小さな遊び心が楽しい。



コーヒーカップもシュガーポットも(オムライスのお皿も)素敵だな~と思ったら大倉陶園製。
大雪山系の風景画を描いた特注だそうだ。


今日は平日ということもあり入館者はチラホラでゆっくり回ることが出来たが、
昨年はディズニー映画の影響もあって賑わったのではないだろうか。
ファンタジー溢れる場所なので、女の子を連れていくと喜ぶだろうな~

初の砂金掘り体験

2015-09-10 | 北海道の夏 8年目(2015)
雨竜川の支流で「砂金掘り」の体験イベントがあるというので参加。
この場所では明治後半から砂金掘りが始まり、当時は一獲千金を夢見た多くの人が集まったらしい。
国を挙げての大掛かりな採掘が始まり、その後、終戦と同時に終わったが、
仕事として採算が合わないだけで砂金がなくなった訳ではない、という説明で、やる気満々と



長靴を履いて、滑らないように川に入り、川底の砂を掘り出す。
掘り出す場所は、流れの急な場所より、よどんでいる場所のほうがいいらしい。



揺り板やプラスチック製の浅いボールのような容器(ゴールドパン)に砂を入れ、
水を入れて揺り動かせては上の砂利を捨てていく。

中腰の姿勢は結構疲れるが、砂金を探すためなら頑張れる
どんな小さな粒でも見つけたい・・・
と、キラリと光るものが
でも、1ミリにも満たない0.5ミリ程の小さな小さな粒。
指に張り付けて、ティッシュに包もうとしているうちに消えてなくなった・・

用意のいい人はスポイトと小瓶を持ってきて、スポイトで吸い上げて瓶に移していく。
やはり下調べをして準備しておくべきだった・・・と反省。



おまけに、雨がポツポツ・・・そのうちザーザー
雨がっぱを着て頑張っている人もいたけれど、私は寒さもあってテントの中に避難して見るだけ。


 
昔の採掘業者が使っていたという道具(機械)を復元し、
デモンストレーションとしてその作業を見せてくれた。
砂を乗せて水を流すと、砂は傾斜に沿って流れ、段々になったマス目に重い金が残るらしいが、
ここでもテントの中から見るだけ。
一獲千金の夢も、雨と寒さにはかなわない



主催側がデモンストレーションに使うために掘り上げた砂。
この中に砂金があるはず。
今日は一粒も手に入らなかったので、この砂袋を持って帰って家で砂金を探したい・・・

アンチエイジング教室 《ハーブ&アロマ》

2015-09-05 | 北海道の夏 8年目(2015)
今日のアンチエイジング教室は「ハーブ&アロマ」
ハーブや精油を使ったアロマは、香りによるリラックスなどの効果があり、
穏やかな抗酸化を期待できるとのこと。


前のテーブルにはハーブや精油が置かれ、講師の説明が始まる前からみんな目を輝かせている。
女性は、花、香りなどが大好きで、もう眺めているだけで気持ちがウキウキと活性化してくるようだ。



講師が自分の庭から摘んできたというハーブ
ローズマリー、セージ、カモミール、ナスタチウム、バジル、ポリジ、レモングラス、タイム、ラムズイヤーなど
ハーブティーやサラダや料理に使うハーブだが、このまま花瓶に挿しても爽やかで素敵だと思う。



ハーブの葉や花を入れて作った氷は、ハーブティーや紅茶に入れると見た目も香りも楽しめる。



オリーブオイルにハーブを入れると、香りや色で楽しめる。
写真に写っているものの他に、ニンニク入りのオイル、赤バジルを入れた酢なども使い勝手がいいそうだ。



胡瓜+ディル、トマト+オレガノのピクルス。
私はピクルスには赤唐辛子やロリエなどしか入れないが、今度はハーブを入れてみようかな。



《持ち帰り用に、自分で作ったルームスプレー》
作り方
①無水エタノール10mlをスプレーボトルに入れ、好みの精油5滴を加えてよく混ぜる。
②精製水40mlを加えてよく混ぜる。
私はラベンダー4滴とゼラニウム1滴を入れたが、それがとてもいい香り!
気が付くたびにシュッシュッと部屋にまいて・・・あーーーいい香り

注意点は、精油は水に溶けないので、エタノールと混ぜた後に水と混ぜる。
(水は精製水のほうが腐りにくい)

その他、精油の使い方として柔軟剤や化粧水などを作ると香りが人工的でなく、
更に安価・無添加などの利点がある。

《柔軟剤の作り方》
クエン酸大さじ2、グリセリン大さじ2、精油15~20滴、水170㏄を混ぜる。
1回の洗濯に30mlを入れる。

《化粧水の作り方》
フローラルウォーター100㏄、グリセリン5~10mlを混ぜる。

                                

最後の質問コーナーで、以前オーストラリアで買ってきたユーカリ精油の使い方を訊いたら、
ユーカリは気管の通りをよくしたり、蚊避けの効用があるとのこと。
手軽な使い方として、
マグカップに熱湯を入れ、ユーカリオイルを入れるだけで香りがたち込めるので是非にと勧められた。


その他、精油を使うときの注意点としては、
①原液を直接肌に塗らない
②内服しない
③光毒性(レモン、ベルガモット、グレープフルーツ)のものを塗って太陽にあたるとシミになることがある
④乾燥機を使う場合は自分で作った柔軟剤を使用しない(精油が可燃性あり)

胡瓜に追われる毎日

2015-09-03 | 北海道の夏 8年目(2015)
  
7月上旬に植えた胡瓜の苗3本が、8月中旬にはこんなに成長した。

 
数日置きの収穫は、いつもこんなに沢山 
(トマトは、まとめてパスタソースを作る予定)
この胡瓜は、ちょっと変わった品種で、加賀太胡瓜に似ているがハッキリした名前は分からない。
ずんぐりしているが、味はすこぶる良い。
が、二人の食卓には多すぎる。
おまけに、近所の方からも「よかったら食べて~」と頂くので、毎日毎食、胡瓜に追われる。

                                

ある日は《胡瓜の甘酢漬け》や《辛子漬け》を作る。


《胡瓜の甘酢漬け》
①胡瓜1キロに60gの塩をして、重しを乗せて一晩おく。
②水を切り、ジップロックに砂糖200g、酢100㏄と共に入れて冷蔵庫で保管
 (半年位は持つらしい)

《辛子漬け》
①胡瓜1キロに30gの塩で板づりし、砂糖100~130g、焼酎60㏄、洋からし10gに漬ける。

                                

又ある日は、結構日持ちする《キューちゃん漬け》を作る。

 
①胡瓜を3分茹でて冷まし、再び3分茹でて冷ます。
②5ミリ厚さの小口切りにし、絞ってタレにつける。
 タレは、胡瓜1キロに対し 醤油150㏄、味醂70㏄、砂糖小さじ1、酢25㏄を火にかけ冷ます。
 鷹の爪、生姜を加える。


漬けて直ぐより、2~3日後からのほうが味が浸み込んで美味しい。
胡瓜を沢山頂いた時に、これを作ってお返しすることが多いが、とても評判がいい。
後から作り方を聞かれてレシピを渡すことが多いので、いずれ北海道中に広がるかも

                                


また又ある日は、大きくなり過ぎた胡瓜の皮をむき、冬瓜風に煮込む。

                                

この他にもサラダは勿論、棒状に切ってかぶりついたり。
それにしても、こんなに胡瓜を食べる夏は初めてだ。

昔、学生の頃、自炊していた太めの友人が
「痩せるために、カロリーの少ない胡瓜を毎日食べる」と、昼食にも胡瓜を持って来て食べていたのを思い出した。
それがどの位続いたかは定かに覚えていないが、卒業する時も太ったままだったことだけは記憶にある
毎日毎食、胡瓜を食べながら、そんな大昔のことを思い出した。

日本一早い「新そば祭り」

2015-09-01 | 北海道の夏 8年目(2015)
8月30日
 
つい先日も行った幌加内(ほろかない)だが、今回は日本一早い「新そば祭り」があるので行ってきた。
着いたのは10時過ぎだが、もう凄い人出。
最初に人気の「幌加内高校生が作る蕎麦」を食べようと思ったら、1時間並びと言うので諦めた。



もう気持ちは「すぐに食べたい」モードになっていたので、行列の少なかったお店の蕎麦にしたら、
うーーん、ちょっと硬いし、微妙・・・
やはり、慣れない仮設会場で時間に追われて作るのは無理があるのだろうか。



次に選んだのは、祭り会場のそばにある「八右ヱ門」という蕎麦店
全国から来ている各地の蕎麦専門店があるなかで、何も地元の蕎麦店でもあるまいが、
数年前に来て美味しかった記憶があることと、やはり慣れた店舗で作るほうが美味しいのではと思ったのだ。
が、待った時間は結局1時間も!
(私達の前に16人のグループが待っていたので余計時間がかかったようだ)
お祭りは、やはり体力がなければ楽しめないことを改めて痛感 



八右ヱ門のメニューは、お祭り期間は2種類限定なので、一つずつ注文。
夫は左の「冷やじるそば」 私は右の「ぶっかけそば」(両方とも同じ料金の1,000円)
「冷やじるそば」の上には、しし唐と茄子の素揚げ・オクラ・葱・海草が、
「ぶっかけそば」の上には、長いも・おろし大根・なめこ・オクラ・海苔がのっている。
蕎麦が細目ながらコシがあって美味しい

                                

お蕎麦でお腹いっぱいになった後は「そば打ち女流名人大会」の観戦
これは、全国から集まった女性たちが順位を競うもの。
男性が蕎麦を打つ姿もカッコいいが、女性が打つ姿もきりりとして美しい。


与えられた1キロのそば粉と200gの小麦粉を使って(これを外二という)
打ち始めから道具を片付けるまでを40分間で終わらせなければならない。
その間、5人の審査員が点数用紙を手に採点しながらグルグル回り、
更に、その様子を観衆が見つめる・・・という緊張の場。
出場している人も緊張なら、見ている我々も肩に力が入る。



審査が終わると、打ち終わった蕎麦を並べて会場の人に披露。
みんな上手なのは当たり前ながら、同じ粉を使っているのに夫々個性があるのが不思議であり奥深さを感じる。



と、ここで思いがけない嬉しいことが
この大会に出場していた女性と席が隣同士になったことで言葉を交わし、
そのご縁で、この大会で打った蕎麦を「食べてください」と箱ごと私にくださった

以前から、あの大会で打った見事な蕎麦の行方が気になって仕方なかったのだが、
出場した人が持って帰ることになっているそうだ。
だが、その女性は地元でないので持って帰ることが出来ないので、
誰か食べてくれる人を探していたとか。
なんと嬉しい
なんと有難い

早速、ここ滞在地でお世話になっているかたに
「今からお蕎麦を持っていくので夕食はそのつもりで」と電話して持参したら、
「折角だから、我が家で茹でて一緒に食べましょう」との、ここでも有難い言葉が!

幌加内での偶然のご縁で蕎麦を頂き、
その蕎麦で美味しい夕食を頂き、
なんだか「わらしべ長者」のような一日 



蕎麦の茹で方も、出場した方(段位4段)から説明してもらった。
 ○たっぷりのお湯に、一束(多分1人前)入れ、再び沸いてから50秒であげる。
 ○食べ終わってから次の束を茹でる。
 ○2人以上でも、これを繰り返すと美味しい蕎麦が食べられるし、そば湯も美味しい。
(今日のは少し細目なので45秒がいいとの細かい説明も)



蕎麦の変わった味わい方も教わって、翌日はイタリアンの昼食。
トマト、大葉を乗せて、塩・粗びき胡椒・オリーブオイルをかける。
トマトが沢山あったの、ちょっと乗せ過ぎの感ありだが、
パスタのつるつる感はないものの、蕎麦に味が絡みやすく、蕎麦の香りもして美味しい。
今日は大葉を乗せたが、バジルにすると一層イタリアンっぽくなるだろう。
つゆで食べるのもいいが、時にはこんなアレンジも意外性があって楽しめそうだ。