風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

タイの味

2010-03-17 | タイの旅 (2010)


到着して最初の食事は、まず《トムヤンクン》と、具だくさんの焼きそば《パッタイ》
う~~ん、トムヤンクンは、やっぱり美味しい!




タイのレストランにある一般的な調味料。
時計回りに、砂糖、ナンプラー、トウガラシ入りの酢、粉トウガラシ。
これを入れて、自分の好みの味に仕上げる。




アユタヤに行ったときに食べたタイスキは、民族衣装を着た綺麗な娘さんが作って注ぎ分けてくれた。
それにしても、衣装も娘さんもとても美しい。



タイスキは、早い話が練り物が入った鍋物。

左上の辛めのたれをつけながら食べるのだけれど、
私はつい、ポン酢やゴマだれが欲しくなってくる。



気に入って、何度か食べたデザート。
冷たくて、ツルンとして甘く、お腹いっぱい食べたあとでも2杯は食べられる




きらびやかな衣装のタイ舞踊を見ながら食事ができるレストラン。


舞踊を見ながらの料理のコース。

美味しそうながら、私と夫は、この日の昼食で飲んだウーロン茶に入っていた氷でお腹を壊し、
全く食べられなかった
(次の日の朝食も、機内食も食べられず)

最初の頃は、歯磨きの水もミネラルウォーターを使うなど気を配っていたのに、
最後になって気が緩んでしまったようだ。
全くもって、油断大敵だ。

王宮 & エメラルド寺院 & 涅槃仏寺

2010-03-15 | タイの旅 (2010)
王宮と、その側にある《エメラルド寺院》と《涅槃仏寺》をまわる一日。

観光客が多く、ガイドさんからは「スリに気をつけてください」と何度も注意。
バックを押さえ、人混みの中を縫うように見学。
それにしても暑い日だった。




ちょうど王宮のほうから行進してきた兵隊さん。
真っ白な制服と帽子は、厳めしいというより、王宮にふさわしくスマート。



ヒンドゥーの神々の像が、黄金色の塔を支えている。



回廊壁画の修復中。

私はこういう作業を見るのが大好き。
時間があれば日がな一日眺めていたいのだが・・・



ワット・ポー(涅槃仏寺)

全長46メートル、高さ15メートルの巨大な金箔を施した涅槃仏を足元から写す。

足の裏には、バラモン教における宇宙観を表す108の図が螺鈿細工で描かれている。




お寺巡りの中で見つけた、こんなに可愛い装飾。
どんな人が、どんな思いでデザインしたのだろうか。



荘厳な建物もそれなりに素晴らしいけれど、
こんなメルヘンチックな仏塔が増えると、参拝する女性がもっともっと多くなると思うんだけど・・

南国フルーツ 食べ放題

2010-03-12 | タイの旅 (2010)
昼食後に案内された《フルーツ食べ放題》

若い人たちは「食後でもフルーツは別腹」と張り切っているが、
私はさすがに・・・あまり入らない・・・

とはいうものの、とりあえず気になるものを注文。




ドリアン



ドリアンを注文すると、若い娘さんが手袋をしてカットしてくれた。


ドリアンの匂いについては「凄い」という話は聞いてはいるが、
以前、友人から
「日本じゃなくて本場のドリアンは、病みつきになるほど甘くて美味しいよ」ときいたことがある。

やはり一度は本場で食べないことには




第一陣は、ドリアンの他に大好きなマンゴーと、他に気になるフルーツを盛ってもらう。
そして、まずドリアンを口に・・・

ゲッ!!なんじゃ、この匂いは

そう言えば、私達が泊っているホテルの入口に
「ドリアン持ち込み禁止」の張り紙があったのを思い出した。
なるほどね。

勿体ないけど、ごめんなさい、ごみ箱行き・・です。



ランブータン
外観は長いひげに覆われたユニークな形をしているが、
果肉はつるんと白くて、味はライチに似ている。



ドラゴンフルーツ
見た目は甘そうだけど・・・



タマリンド
干し芋に似た味。



外観は花梨のようで、こうして綺麗にカットされたグァバは一見美味しそうには見えたけれど、
味はなく、熟れるまえの瓜みたい。


結局その後は、「お腹いっぱいだけど口直しに」などと言いながら、
大好きなマンゴーを数個!!
あー、やっぱりマンゴーが一番おいしい
でも、お腹がいっぱいでーーーもう苦しいーーー

水辺に浮かぶ 《暁の寺》

2010-03-10 | タイの旅 (2010)

《暁の寺》で咲いていた、鮮やかなアデニウムの花。


                           




チャオプラヤー川を渡る船着き場から船に乗り、《暁の寺》ワット・アルンを目指す。



あまり綺麗とは言えない川だが、川べりに建つお寺の姿は趣きがある。



お寺の入口では民族衣装のレンタルがあり、同じツアーの若い二人が早速借りていた。
若い人は好奇心旺盛で、その屈託ない表情にこちらの気持ちまで明るくしてくれる。




この塔には斜度75度という階段があって、上のほうまで登れる。
下から上を見ると、その角度はまるで垂直のように感じられる。

躊躇している私達にガイドさんが
「登るチャンスは今日しかないかもしれません。頑張って!」と後押しする。

「そうだ!」と私も奮起して、一段一段手すりを掴まりながら登り切った。




上に登ると、隣の塔の屋根が近くに見えて、その装飾が美しい。




その昔、中国から運んだ陶器の破片で覆ったという装飾は、色が鮮やかで美しい。

《思い切った》先には、こうして違う世界が待っている。
同じように人生も、こうして《思い切り》が必要な時があるのかもしれない・・・

夏の離宮

2010-03-08 | タイの旅 (2010)

色とりどりのブーゲンビリア。
珍しい黄色のブーゲンビリアも咲いていた。



バンパイン宮殿

歴代の王の夏の宮殿として使われてきて、現在もなお、王室の夏の離宮や迎賓館として使われている。
近くは、日本のある宮様もここに滞在なさったとか。



バンパイン宮殿の庭で見た、刈り込まれた象さん。
綺麗に形作られ、手入れされている。




ラマ4世が、天体観測をした建物。


                           


それにしてもタイは歴代、ラマという名前の王様ばかり。
説明を受けても何世だったかなど頭に残らない
(現在のプミポン国王はラマ9世)

またタイでは、自分の生まれた日の曜日が重要らしく、
その曜日のシンボルカラーや、守ってくれる仏様が違うらしい。

因みに、現国王の生まれた曜日は月曜で、シンボルカラーは黄色とか。
なので月曜日の街は、黄色のシャツを着た人が増えるそうだ

アユタヤ遺跡

2010-03-06 | タイの旅 (2010)
バンコクから北へ70~80キロのところにあるアユタヤ。
チャオプラヤー川と、その支流に囲まれた町におかれたアユタヤ王朝の繁栄は大変なもので、
一時は遠く西欧諸国にまで交易を広めるほどだったそうだ。
だが、隣国ビルマ(現ミャンマー)軍にたびたび攻められて、1767年の総攻撃で滅亡に至ってしまった。




往時の栄光を物語る町は、世界遺産に登録されている。




建立当時は、金色に輝く巨大な仏塔があったらしいが、ビルマ軍の侵攻で破壊され廃墟と化した。
首のない仏像やレンガの瓦礫が物哀しい。



長い年月を経て木の根に取り込まれた仏頭。



象に乗りたいという若い人の提案で、ガイドさんが連れて行ってくれたが、
暑い中をお客さんを乗せて歩く象を見ていると何だか可哀そうになって、私も夫もパス。

でも、鎖をつけられている象よりはのびのび出来て、ストレスもないのかもしれないね。




ライトアップされた遺跡。


かろうじて残ったアユタヤ王朝にふれられる数々の出土品は国立博物館に収蔵されているらしい。
遺跡だけを見ながら、その出土品を見られないのは残念だが、今回は時間がない。
これは又、有るか無いかがわからない次回に持ち越し。

タイの街角

2010-03-04 | タイの旅 (2010)


早朝の様子を見たくて、朝食前に近くのラチャダムリ通りを歩いてみる。
朝6時過ぎというのに街の中心に向かって、もうラッシュの波が始まりつつある。

それにしてもタイの市街地は、車の排気ガスが充満しているような空気と匂いを感じる。
空もスモッグがかかったようだけれど、天候のせいでもあるのかな?




早朝から、道いっぱいに衣類を中心の露天商が並ぶ。
価格は驚くほど安いが、品質はそれなりに・・

電線だろうか電話線だろうか、束のような線が街中に張り巡らされているが、
これがなくなるだけでもスッキリするんだろうけど。



船着き場の近くでお店を開いていたおばちゃん。
威勢も愛想もいい。
売っているものは新鮮なのだろうが、暑い日差しに晒されて魚介類や肉類は悲鳴を上げているよう。



干物屋さん。
前の籠には、スルメとカラカラに干し上げた魚。



アユタヤの観光地前のお土産屋さんと、乗合車トゥクトゥク。



お寺には、綺麗な花数珠が供えられている。

それにしてもタイでは、お寺で手を合わせている小さな子供の姿をよく見かけた。
それも親に促されてではなく、自然体で。

宗教を問わず、何かを信じる姿は心が洗われる思いがする。

急に思い立った、バンコクの旅

2010-03-02 | タイの旅 (2010)

タイの寺院や街で見かける、プルメリア(現地ではリラワリー)の花。

プルメリアは、以前タイではラントンと呼ばれ、悲しい花とされて個人の家で植えることは敬遠されていた。
が、「こんなに綺麗なのに」と王妃様がリラワリーと呼び名を変えたら、一般の人にも受け入れられるようになったとか。


                           


12月上旬、郷里の母も退院できホッと一息ついた頃、新聞広告で目に飛び込んだ《超格安・タイツアー》
国内旅行と大差ないその価格に魅かれ、すかさず電話で申し込んだ。


申し込みから出発まで1週間ほど。
下調べも何も出来ないまま、国内旅行のような気分で機上の人となる。


乗り継ぎは台湾。
台湾と言えば何年か前に訪れたが、その時の印象は、
美味しい食事と、博物館でみた翡翠で作った白菜の置き物くらいなもの。

あの時も今回と同じで、下調べのない旅行が如何に心に何も残らないものかは分かっているが、
最近の旅は、こうして思いつきで急に出発することが本当に多い。

以前のように、出発までに3か月~半年かけて航空チケットやホテルまで手配し、
その間は、その国に関する本で下調べをすることで充実した旅が出来ることは分かっている。
でも今は・・・
年齢だろうか、そのエネルギーが湧いてこないので仕方がない。


言い訳はこのくらいにして、ただ行ってきただけのタイ旅行。
写真だけでも記録として載せていこう