日本で一番早く紅葉が楽しめる大雪が、今が見頃だとか。
数年前に行った銀泉台が思い出され、もう一度行きたいな・・・と。
行くとしたら混雑する連休は避けたいし、晴れて風のない日がいいし・・・と調べていると、
すべて当てはまる日は明日しかない!
ということで、前日の夜に「銀泉台」に行くことを決めた。
9月17日、朝4時起床。
おにぎりを作り、準備を済ませて出発したのが5時![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onigiri_1.gif)
高速を走り、層雲峡から三国峠に向かった先のレイクサイド駐車場に着いたのが6時55分。
かろうじて7時出発のシャトルバス
に間に合った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5c/e7b5dc8b0f29de76fbaa226857f4af67.jpg)
7時45分、「森林パトロール事務所」で入山届けに名前を書いて出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/2a/4ce1c0a0ea922ce5bdb994fed7038028.jpg)
8時、赤岳登山口を通過
朝早いので人も少ないし、空気が爽やかで気持ちいい。
さあ、紅葉は進んでいるかな・・・
見事な紅葉でありますように・・・と願いながら、いよいよ登山開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/61/6eccacfe02aae544d953d46c2287d7c6.jpg)
登り始めて30分
いきなり斜面いっぱいに、錦絵のような紅葉が広がっていた!
赤・黄・緑が織りなす紅葉の斜面を眺めながら、この紅葉の中を歩いていくことの期待が膨らんでくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/50/e3e10bb786ef929abc09735b509dff59.jpg)
まっ赤なウラジロナナカマドと、真っ青な空。
風もないので歩くのが気持ちいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/05/0783b0b1f7d4d6ca0fd74b259a8ce636.jpg)
第一花園から下を見下ろすと、先程バスで通ってきた道路が小さく見えた。
前回来た時は初冠雪の翌日だったので登山道がぬかるんで歩きにくく、
この場所で撤退したことを覚えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/50/76a354a9d140d80f34494bb525fa7480.jpg)
登山道は石だらけで歩きにくいが、お天気はいいし、周りの景色も、青い空も気持ちいいので、
更にこの先の第二花園を目指すことにした。
日頃は全く運動らしい運動をしていないので、既にこの辺りで足が疲れてくるし、息も上がってくる。
が、今日の目標は第二花園までと決めてきたので休憩を取りながら更に頑張らなければ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2c/d7b5426bf6bd53346a4168f261c8c885.jpg)
目標としていた第二花園では数人の人が休憩していたので、私達もここで早めの昼食。
おにぎりを食べながら周囲の景色を眺めていたが、
この上の紅葉している付近からどんな景色が広がっているのか気になる。
「もう少し先まで行ってみようか」と、どちらかともなく言い出して更に先を目指して歩き出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/91/ae18356f4743c51bb6706c65ad73b7bd.jpg)
すでに森林限界は超え、大きな石がゴロゴロのガレ場の先は「奥の平」
ここでも充分なのだが、また先に気になる景色を見つけ、更に歩を進める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/07af753b4804fe5c831e3feab6f6933a.jpg)
歩く左側はチングルマの紅葉
7月の花の季節には、あの可憐な花が群生していたのだろう。
ウラシマツツジの赤も鮮やかで、まるで花が咲いているかのよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/74/43d27ae0dbf0c9dffdb5d41f4567dbe3.jpg)
やっと次の目的地「駒草平(コマクサダイラ)」に到着
ここで同じく休憩を取っている人と話している中で、遠くに見える山が黒岳ということが判明。
「では、あの右側の岩が『まねき岩』じゃない?」と聞いてみると
「いや、違うのでは?」と言いながら大きな地図を開いて調べてくれると・・・
「いや失敬、やはり『まねき岩』のようですね」と!
やった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/15/b448d6e0060fe3b3fbefdd47597bb3e6.jpg)
「コマクサ平」から見える黒岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/31/c20da5fa0194041fb247e2dbc558aa8d.jpg)
黒岳の右上にある「まねき岩」を望遠で拡大
黒岳登頂の時、最後の胸突き八丁で喘いでいる時に山頂近いことを知らせてくれる目印の岩を
反対方向から眺めているなんて感動!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a0/8dab86957026aded4b84d2f87e8d57bc.jpg)
雪解け水が溜まったのだろうか小さな池が出来ている。
風がないので水面が鏡のようで、青い空が映り込み、上にも下にも空があるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/87/2d9f8b821d0ad71f8b0fab22e6949955.jpg)
この付近は歩きやすいので、更に先を目指して歩くと、その先にはまた見事な紅葉が!
真ん中のガレ場は雪渓がいつまでも残る第三雪渓とか。
登山道は左側の紅葉とガレ場の間にあり、この先に赤岳の山頂があるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/d1/92f9a30f0d7e43d320d7776d2914482a.jpg)
「もうこの景色を眺められただけでも十分だよね」と引き返そうと思っていると、
追い越していく面々が、「せっかくここまで来ながら引き返すのは勿体ないよ」と口々に言う。
迷っている私達を見て「さあ、一緒に行きましょう!」と、私達が歩き出すのを待ってくれる人まで。
ならば頑張ってみようか!と、険しい登山道を喘ぎ喘ぎ登り始めたが・・・
気持ちはあっても足が言うことを利かなくなった。
このまま山頂まで登ったとしても、膝に負担がくる下りで歩けなくなってはどうしようもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d8/8c113987b568a522ec4e0ce07c8587ee.jpg)
登山道の矢印辺りまでは何とか頑張ったが、この場所の大きな岩を前に撤退を決断。
「まさか、ここまで登ってくるとは思わなかったよね」
「私達にしては、ここまで来たことが奇跡だよね」
と、慰め?言い訳?の言葉を掛け合いながら、勇気ある撤退を自分自身に言い聞かせて・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/bf/ef95d1831373d84900cffc03d2c66068.jpg)
ストックに支えられながら、岩に手をつきながら腰を落として一歩一歩と下る。
登りとは違い、膝に相当な負担がくる。
やはり日頃から体を鍛えておかなければ・・と痛感。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b7/254af7095daafc1e91d1ed0e4eea8817.jpg)
しかし今日はよく登った。
見事な紅葉と、真っ青な空と、澄んだ空気に力を貰い、一歩一歩と頑張った。
あの紅葉が目に焼き付いて、2日経った今でも思い出しては酔いしれている![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)
数年前に行った銀泉台が思い出され、もう一度行きたいな・・・と。
行くとしたら混雑する連休は避けたいし、晴れて風のない日がいいし・・・と調べていると、
すべて当てはまる日は明日しかない!
ということで、前日の夜に「銀泉台」に行くことを決めた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s3_aut_momiji.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/minus.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s3_aut_momiji.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/minus.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s3_aut_momiji.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/minus.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s3_aut_momiji.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/minus.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s3_aut_momiji.gif)
9月17日、朝4時起床。
おにぎりを作り、準備を済ませて出発したのが5時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onigiri_1.gif)
高速を走り、層雲峡から三国峠に向かった先のレイクサイド駐車場に着いたのが6時55分。
かろうじて7時出発のシャトルバス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5c/e7b5dc8b0f29de76fbaa226857f4af67.jpg)
7時45分、「森林パトロール事務所」で入山届けに名前を書いて出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/2a/4ce1c0a0ea922ce5bdb994fed7038028.jpg)
8時、赤岳登山口を通過
朝早いので人も少ないし、空気が爽やかで気持ちいい。
さあ、紅葉は進んでいるかな・・・
見事な紅葉でありますように・・・と願いながら、いよいよ登山開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/61/6eccacfe02aae544d953d46c2287d7c6.jpg)
登り始めて30分
いきなり斜面いっぱいに、錦絵のような紅葉が広がっていた!
赤・黄・緑が織りなす紅葉の斜面を眺めながら、この紅葉の中を歩いていくことの期待が膨らんでくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/50/e3e10bb786ef929abc09735b509dff59.jpg)
まっ赤なウラジロナナカマドと、真っ青な空。
風もないので歩くのが気持ちいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/0a/c36d4b1f494a06e390110c3e7e8c5191.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/05/0783b0b1f7d4d6ca0fd74b259a8ce636.jpg)
第一花園から下を見下ろすと、先程バスで通ってきた道路が小さく見えた。
前回来た時は初冠雪の翌日だったので登山道がぬかるんで歩きにくく、
この場所で撤退したことを覚えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/f4/50732fa0bca6ea2be94d58399ed53819.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/50/76a354a9d140d80f34494bb525fa7480.jpg)
登山道は石だらけで歩きにくいが、お天気はいいし、周りの景色も、青い空も気持ちいいので、
更にこの先の第二花園を目指すことにした。
日頃は全く運動らしい運動をしていないので、既にこの辺りで足が疲れてくるし、息も上がってくる。
が、今日の目標は第二花園までと決めてきたので休憩を取りながら更に頑張らなければ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/9e/7aa77edcb752bfe36ccfe769dc9256af.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/2c/d7b5426bf6bd53346a4168f261c8c885.jpg)
目標としていた第二花園では数人の人が休憩していたので、私達もここで早めの昼食。
おにぎりを食べながら周囲の景色を眺めていたが、
この上の紅葉している付近からどんな景色が広がっているのか気になる。
「もう少し先まで行ってみようか」と、どちらかともなく言い出して更に先を目指して歩き出した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/91/ae18356f4743c51bb6706c65ad73b7bd.jpg)
すでに森林限界は超え、大きな石がゴロゴロのガレ場の先は「奥の平」
ここでも充分なのだが、また先に気になる景色を見つけ、更に歩を進める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/07af753b4804fe5c831e3feab6f6933a.jpg)
歩く左側はチングルマの紅葉
7月の花の季節には、あの可憐な花が群生していたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/9c/092a396823d50efae4f8c541914b9f5a.jpg)
ウラシマツツジの赤も鮮やかで、まるで花が咲いているかのよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/74/43d27ae0dbf0c9dffdb5d41f4567dbe3.jpg)
やっと次の目的地「駒草平(コマクサダイラ)」に到着
ここで同じく休憩を取っている人と話している中で、遠くに見える山が黒岳ということが判明。
「では、あの右側の岩が『まねき岩』じゃない?」と聞いてみると
「いや、違うのでは?」と言いながら大きな地図を開いて調べてくれると・・・
「いや失敬、やはり『まねき岩』のようですね」と!
やった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/15/b448d6e0060fe3b3fbefdd47597bb3e6.jpg)
「コマクサ平」から見える黒岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/31/c20da5fa0194041fb247e2dbc558aa8d.jpg)
黒岳の右上にある「まねき岩」を望遠で拡大
黒岳登頂の時、最後の胸突き八丁で喘いでいる時に山頂近いことを知らせてくれる目印の岩を
反対方向から眺めているなんて感動!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a0/8dab86957026aded4b84d2f87e8d57bc.jpg)
雪解け水が溜まったのだろうか小さな池が出来ている。
風がないので水面が鏡のようで、青い空が映り込み、上にも下にも空があるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/87/2d9f8b821d0ad71f8b0fab22e6949955.jpg)
この付近は歩きやすいので、更に先を目指して歩くと、その先にはまた見事な紅葉が!
真ん中のガレ場は雪渓がいつまでも残る第三雪渓とか。
登山道は左側の紅葉とガレ場の間にあり、この先に赤岳の山頂があるらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/d1/92f9a30f0d7e43d320d7776d2914482a.jpg)
「もうこの景色を眺められただけでも十分だよね」と引き返そうと思っていると、
追い越していく面々が、「せっかくここまで来ながら引き返すのは勿体ないよ」と口々に言う。
迷っている私達を見て「さあ、一緒に行きましょう!」と、私達が歩き出すのを待ってくれる人まで。
ならば頑張ってみようか!と、険しい登山道を喘ぎ喘ぎ登り始めたが・・・
気持ちはあっても足が言うことを利かなくなった。
このまま山頂まで登ったとしても、膝に負担がくる下りで歩けなくなってはどうしようもない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d8/8c113987b568a522ec4e0ce07c8587ee.jpg)
登山道の矢印辺りまでは何とか頑張ったが、この場所の大きな岩を前に撤退を決断。
「まさか、ここまで登ってくるとは思わなかったよね」
「私達にしては、ここまで来たことが奇跡だよね」
と、慰め?言い訳?の言葉を掛け合いながら、勇気ある撤退を自分自身に言い聞かせて・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/bf/ef95d1831373d84900cffc03d2c66068.jpg)
ストックに支えられながら、岩に手をつきながら腰を落として一歩一歩と下る。
登りとは違い、膝に相当な負担がくる。
やはり日頃から体を鍛えておかなければ・・と痛感。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b7/254af7095daafc1e91d1ed0e4eea8817.jpg)
しかし今日はよく登った。
見事な紅葉と、真っ青な空と、澄んだ空気に力を貰い、一歩一歩と頑張った。
あの紅葉が目に焼き付いて、2日経った今でも思い出しては酔いしれている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_uru.gif)