路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

闊達な夕暮れ窓外に緑さす

2012年05月30日 | Weblog

 なんだか気持悪い天候続く。さわやかな日になかなかめぐり合えない。

                      

 辻井喬『叙情と闘争 辻井喬※堤清二回顧録』(2012 中公文庫)
 文庫になったってんでさっそく買ってきたが、うーむ、なんと論評してよいか。面白かったんだけどね、とっても。
 やっぱ全然棲む世界が違うってことはあるよなあ。回想されるのがハジから有名人ばっかだからなあ。面白かったんだけどね。
 経済人と文士は両立しない、みたいなことが書かれたところがあって、まあ良くも悪くもこの人しか言えないことだろうね。あとなんだったけなあ、全体的に面白かったんだけど、うまく論評できない。

 あと、北杜夫が死んだとき朝日にこの人の追悼談が載ってたけど、堤精二の方と間違えたんじゃないか?まさかとは思ったけど、ありえなくもないと思えてきたぞ。どうみても関係なさそうだからな。

                       

 気付けば五月も終わろうとしている。

 また梅雨か。
 メンドクサイぜ。



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