野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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謝謝!再会!

2017-11-17 18:05:21 | 野鳥写真
東京多摩野鳥写真クラブ 第八回八王子写真展風景


第一展示場正面


第一展示場全景

 東京多摩野鳥写真クラブ 第八回八王子写真展が本日16:30で無事終了いたしました。会場へ足をお運び頂いた方々へ主催者及び参加者全員から心より感謝申し上げます。
 又、一年後の11月に再びお会いできることを祈りつつ、参加者一同が精進し更に素晴らしい野鳥達の作品をご覧頂けるように努力したいと思っており、スッテプアップした野鳥達の写真を展示できるように致します。

 東京新聞(10日の朝刊の多摩版)に開催案内が掲載されたことで、遠方から来場された方も多く居られましたが、そんなお客様から暖かい高評価のお言葉多く頂きましたこと、本日作品の撤収後にクラブの参加者全員に伝え、きっと今後の励みにもなるかと思います。

 幾つになっても褒められれば嬉しいものです、自分の中では厳しくあっても第三者から評価が得られると励みにもなるものと思われ、一億総カメラマンの日本人と言えますので、普段、野鳥や野鳥写真に携わていないからこそ、新しい新鮮な評価があるかも知れませんので、素直に受け入れることも必要と考えられる。

 取材に来られた東京新聞の記者さんが会場へお見えになった時に伺うと、運悪く座間市の殺人事件(警視庁管内の八王子高尾署に殺人事件の本部が立ったため)ことで、取材や紙面の空きが取れずに開催日当日や前日に掲載できないとのご連絡を頂きましたが、野鳥好きの新聞社と野鳥好きが見る(購読者が多い)新聞社のため、集客効果が大いに期待できるために主催者にとって、多摩全域からの来場者が大いに期待でき有難く感謝しています。

 第八回八王子写真展開催期間中の展示作品集も多くの来場者の方にご購入して頂きましたので、今後も作品集の展示即売会は出来る限り継続していきたいと考えております。
 本来は写真展を開催しても終わってしまうと、何も残らずに忘れ去られてしまうもので、クラブの仲間内に何か思い出を残したいと作成したものですが、来場者から作品を見せて頂いたが記念になるからと、是非譲って欲しいとの要請があり展示即売を行っているものです。

 我々のようなアマチャア写真展では、写真展開催にあたり展示作品集を作成する事態そのものがあまりないと思われるため、来場者から素晴らしいとのお言葉を多く頂きましたが、写真集だけでなく参加カメラマンのプロフィールや各作品の撮影後記と被写体の野鳥の図鑑等を紙資料で会場に於いてありますので、他のアマチャアやプロカメラマンの野鳥写真展と多少なりとも差別化が図れているいると自負もあります。

 半年に一度、写真展を開催することで、クラブの仲間が一堂に会し日頃の個々の活動など、写真展開催中が情報交換の場ともなりますので、野鳥情報の入手の場所ともなっているため、仲間同士の親交がより深められていると感じます。

 参加者が18人もいると四国八十八ヶ所巡礼のお礼参りの高野山に行っている人もいれば、最終日に来れないため展示作品を預かったり、撤収作業終了後に和室の学習教室を借りて、お茶を飲みながらの反省会を実施しましたが、今回の写真展は概ね及第点が付けられる第八回写真展となったと確信している。

 他人(素人や経験者)からの評価も大事だが、自己評価も大切だと思いますので、自己評価が出来なければ上達の妨げにもなり、自己満足せずにもっと上を求め追求して行かないと、一段上のレベルへ行くことも出来ないことではないでしょうか・・・。

 アマチャアカメラマンには限りない可能性がある訳で、野鳥写真を通じていろいろな表現をすることもできるし、偶然の賜物でない瞬間を切り取っただけと言われないような野鳥写真でなく、そんな撮った野鳥達の作品作りも大切であり、世間に晒して見せるためにどう表現するのかも大事なのです。

 芸術性の低い野鳥写真のため、動きのある野鳥写真展あったり、野鳥達の可愛い仕草や猛禽達の自然甲斐での弱肉強食の迫力だったり、職人技の光る撮影技術力があるものであったり、観る者(素人やハイアマチャア又はプロ等)が圧倒される作品撮りと作品作りが今後求められるものと思います。

 野鳥撮りに携わるようになって分ったことは、高額な撮影機材だからと撮れるものでもなく、他の人が入らない場所へ出掛けるなど、足で稼ぐことをしないと殆どのアマチャアやプロカメラマンが同じ野鳥の写真を撮ることになり、カメラマンの個性の感じられない作品(野鳥写真)が撮ることが出来ないかも知れない。

 写真展を主催する者として、一人でも多く支持される写真展の開催をするにはどうすべきかを常に考えているが、そのためには展示作品の質の向上(前回よりも今回と)は元より、イベントとしての写真展開催がどうあるべきかなど、他の野鳥写真展との差別化(写真展と言うイベントの中の種々のイベント開催)を図らなければ、集客が右下がりにならないような写真展開催にしなくてはならないのです。