上巻
3部作の完結編の前編となる。つながりとしては、1作目の続きとなるのだが、時代的には遥か昔の設定である2作目、これが時代を重ね、この3作目と重なる。ここでサイロの謎、なぜ、何のために、作られたのか明らかになるだろう。また、サイロの外は一体どういう環境なのか?汚染物質(物質なのかも謎だが)放射能なのか、ナノマシンなのか?今のところ2つの仮定が存在する。
下巻
子供達がメインキャストとなるサイロ17の話が、若干退屈だ、子供の視線での話となり、ちょっと白々しいくらい幼稚くさい。そんな場面を除けば、この下巻の4割を過ぎたあたりから、躍動感が出て来る。ジュリエットが、サイロ1の支配者たちに復讐を決意するあたりは盛り上がる。
そこから、どんな解決が待っているのか?すると淡々と進んでいき、防護服(あらかじめ大量に準備していた)をみんなで着て外に出ていくと言うものだった。外は十分きれいな空気で、脱出した人たちが、未来に向かって一から出発するのだ。まずはハッピーエンドとなった。
しかし、脱出できた人たちは、苦しい世界から抜け出してきたので、気持ちも1つにまとまっているし、悪い人もいない。創成期は大概うまく行く。しかし年月と共に、考えの異なる集団が現れる、他社を排除しようと考える。そこで優直な集団による粛清が始まる。結局はその繰り返しなのか?永久に繰り返される、果てしない虚しさを感じさせる。
上巻
20150916 読み始め
20150923 読了
下巻
20150924 読み始め
20151004 読了
3部作の完結編の前編となる。つながりとしては、1作目の続きとなるのだが、時代的には遥か昔の設定である2作目、これが時代を重ね、この3作目と重なる。ここでサイロの謎、なぜ、何のために、作られたのか明らかになるだろう。また、サイロの外は一体どういう環境なのか?汚染物質(物質なのかも謎だが)放射能なのか、ナノマシンなのか?今のところ2つの仮定が存在する。
下巻
子供達がメインキャストとなるサイロ17の話が、若干退屈だ、子供の視線での話となり、ちょっと白々しいくらい幼稚くさい。そんな場面を除けば、この下巻の4割を過ぎたあたりから、躍動感が出て来る。ジュリエットが、サイロ1の支配者たちに復讐を決意するあたりは盛り上がる。
そこから、どんな解決が待っているのか?すると淡々と進んでいき、防護服(あらかじめ大量に準備していた)をみんなで着て外に出ていくと言うものだった。外は十分きれいな空気で、脱出した人たちが、未来に向かって一から出発するのだ。まずはハッピーエンドとなった。
しかし、脱出できた人たちは、苦しい世界から抜け出してきたので、気持ちも1つにまとまっているし、悪い人もいない。創成期は大概うまく行く。しかし年月と共に、考えの異なる集団が現れる、他社を排除しようと考える。そこで優直な集団による粛清が始まる。結局はその繰り返しなのか?永久に繰り返される、果てしない虚しさを感じさせる。

20150916 読み始め
20150923 読了
下巻
20150924 読み始め
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