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ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

北海道旅行(後編)

2025-05-27 21:09:37 | 旅行
6日目
2025年5月4日
ゆっくり休んでギリギリ10時にチェックアウト。今日の予定は漠然と小樽運河を歩こうとだけ決めていたので、まず小樽駅に行ってみようということで、車は24時間定額の駐車場なので、置いたまま歩いて向かうことにした。都通りの商店街を歩いて駅に向かう。この商店街もレトロな感じで趣がある。
10:26に駅に着く
小樽駅自体もなかなかレトロな建築で内部はさらにレトロだった。
田舎の駅と思っていたので、結構人が行き来していて驚いた。構内にはお店が結構入っていて楽しめる。
小樽サンジェルマンというパン屋があったので、朝食としてパンを買って、次の目的地に向かう。私たちは図書館に興味があるので市立小樽図書館に行ってみようということになった。もちろん買ったパンを食べながら。
なかなか旅行で図書館を観光する人はいないだろう。実際取り立てて特徴のない図書館ではある。昔ながらの田舎の図書館だった。逆にそれがいい。何年かたって思い返すと強烈なノスタルジーを感じさせるに違いない。面白かったのは2階は自習室が充実しているのと、それと別に休憩室というのがあり、ここで漫画を読みながらコンビニで買った弁当を食べてる人がいた。
図書館を出てそのまま線路の西側(山側)を歩きながら小樽運河の北の端に向かう。正直何の観光名所もないが、こんな地元の人しか歩かないような道を歩くのも面白いではないか?
↑函館のような急勾配の船見坂。
↑船見坂から小樽駅を見る。
↑「ARINCO MOU DASH」アリンコモウダッシュというおしゃれな外観のかわいい名前のレストラン。
↑駄玩具屋キタムラ?(だったかわからない)。こんな懐かしいおもちゃが見えた。箱の色は褪せているがなんでも鑑定団に見せたらかなりの高額な値がつくかも。
↑稲穂5丁目交差点の西南にあった、平べったいが、コンクリートと蔦の組み合わせが印象的な建築。調べてもお店などではなさそうで個人宅かもしれないがおしゃれだ。ただ扉がアルミ製なのが惜しい。
12時くらいに小樽運河の北の端について、昼食に行ってみようと洋食屋マンジャーレTAKINAMIを候補に入れていた。行ってみると予約で満席。今思えば観光地真っ只中なので客が多くて当然なのだが、まさか小樽運河でこんなに客が多いとは想定外だった。ほかの候補として考えていたビストロ小泉なら少し離れているので大丈夫かと思って、そこに向かいながら小樽運河を散策する。
↑何の建物か?宿泊施設なのかレトロで泊まってみたい。
↑ビブレサヴィプラスミーユという、古い建物を活用して雑貨を販売しているお店。この紫色の看板は歴史的建造物であることの解説看板。
↑公文の教室も歴史的建築物を利用したものだ。
↑小樽ビール。飲みたいところだが、中を通って見学だけ。立派なレストランだ。
↑昨夜の夜景の昼バージョン。小樽バイン、松田ビル、旧日本銀行小樽支店。やはり夜のライトアップが雰囲気をよくしているかもしれない。
13:00にビストロ小泉に到着。地図をよく見たら、むしろ泊まっていたホテルから近い。今まで歩いてきたのは何だったんだろうという錯覚が生じる。やはり小樽運河からこれだけ離れていたら客もそうはいないだろうという予想通り、席はいくつか空いていた。ジャズの流れるおしゃれなレストラン。2階に案内されて座った席には、
ジャズが流れるレストランなのに、YMO好きの私が来ることを予見していたかのようなサービス?
このお店はパスタがメインのようで、にんにくと唐辛子のパスタをセレクト。一般的にはペペロンチーノと言うのだろう。
いいお店だった。いい思い出になった。昼ご飯も食べたし小樽を散策しよう。単純に北一硝子には行きたいと思っていたし、オルゴールも記憶に残っている。実はそれらは堺町通り商店街のなかにあるようだ。途中で文豪が集まっていたという魁陽亭越治というレストランがある。
さて、堺町通り商店街に着くと、すごい人だ。昔、北一硝子に行ったことがあるが、こんな人がいたという記憶がない。北一硝子に行ったが、昔は地元のガラス制作所と言った感じだったが、今は少しブランド化した感だ。所属の職人が手づくりで造ったガラス製品をお手軽な価格で販売していた気がするが、今は一つ一つがプライドが詰まっているのか高価だ。北一硝子製ではない(イタリア製?)のショットグラス1,000円と、北一硝子製の小樽切子のぐい吞み11,000円を購入。切子は同じ七宝というデザインで色違いが7種類くらいあり、迷った挙句、青色基調にオレンジ色のグラデーションの瑠璃橙という色を選んだ(他の色より1,000円高い)。棚に並んでいるのを選択すると、カウンターに案内され同じロットの製品を4つくらい並べられ、手作りだけに微妙にばらつきがある、そこから気に入ったものを選ぶのだ。ここでまた迷う。迷いまくりだ。
小樽オルゴール堂蒸気からくり時計。蒸気だけに本当に湯気が出ているし、それが冷やされて水滴が飛んでくる。
合間合間に北菓楼、六花亭、利尻屋みのやなど寄って(娘が)つまみ食いしながら歩く。私は寒かったので食べることはなかったが、みのやで出された昆布茶に感動。もともと昆布茶は好きではなかったのだが、凍えた体になんとやさしい味なのだろう。思わず一袋買ってしまった。娘は竹炭の入った黒いソフトクリームを食べていたが、私には寒くてとても食べれそうにない。
さて16時45分北海道を満喫した。娘を送っていき、当初は東苫小牧からフェリーに乗って帰るつもりだったが、今日は東苫小牧発着の便がない日だったため、小樽→舞鶴のフェリーになった。なのでここから札幌へ移動して札幌見学し夜ご飯を食べて娘を室蘭に送っていけたのだが、すぐに出発し室蘭に送ってとんぼ返りで小樽に戻ってこなければならない。150km、2時間かけて室蘭に送っていく。フェリーにはタオルが無いので洗顔の時に使うタオルを室蘭のダイソーで買い、横のスーパーで酔い止めも買う。そしてコンビニで船上で食べるためのパンを2つほど買い、19:15小樽に向かう。21:15に小樽に到着し、まだ時間があるので夜ご飯と思ったが、この時間に空いている店がなく、すき家小樽有幌店で腹ごしらえをし、21:30にフェリーターミナルに入る(こんなに食事時間が短かった?)ターミナルの中で時間を潰すこともできるが、土産物店があるだけで、過ごせそうなところはないので車で過ごすことにした。そういえばスーツケースの中が酒やワインでパンパンになっていたので酒を入れるためにトートバッグでも買おうと考えていたのを思い出した。土産物屋にジモトートという各県のデザインのトートバックが売っていたのでそれを買った。
結局使う機会がなかったうえ、まだ未開封。
23:15に出航。帰りはドミトリータイプの部屋しか空いてなかった。
また長い船上生活が始まる。明日の21:15着。そのうえ敦賀を通り越して舞鶴に着く。舞鶴から金沢までどれくらいかかるのか遠い目。
今日は300km走った。
 
7日目
2025年5月5日
酔い止めが効いているのか酔いはない。行きに飲んだのは使用期限切れなので効かなかったのかもしれない。とはいえ起きて歩き回る気もおこらず、ベッドで横になったまま。ネットが入らないのが難点で、それを見越して、たまったビデオをスマホにダウンロードしていた。おかげで「坂の上の雲」をたっぷり見ることができた。読書はというと読みかけの1冊に加え3冊買ってたのだが、結局旅行中一切読まなかった。
舞鶴に着くのが待ち遠しい。ほぼ定刻に到着した。わかってはいたが着いたら21時過ぎで、どこも観光もできないし帰るしかない。今日1日なんて無駄な1日なんだろうと釈然としない気持ちではあるが、早く家に帰って一杯やりたいところだ。舞鶴から金沢まで200km、3時間の道のり。
 
いい旅行だった。

北海道旅行(前編)

2025-05-27 21:08:53 | 旅行

1日目

2025年4月29日
私はいま金沢に住んでいる。そして娘は北海道に住んでいる。今年のGWは11連休だ。お隣の福井県からは北海道へのフェリーが出ている。これだけ北海道へ行く条件がそろう機会はそうはない。とは言え金もかかるし、時間もかかる。訪れるべき名所も勉強不足で、連休に入った26日になっても決心はつかなかった。結局はこんな条件がそろった今でなければ今後北海道に積極的に行くことにはならないだろうと、行くことに決めた。1飛行機で行く、2特急を乗り継いでいく、3フェリーをマイカーで行く、と3パターンあるが、費用、時間、北海道での移動手段を加味してフェリーで行くことに決めた。まあ、ほぼフェリーで行くだろうなとは思っていた。そして26日中にフェリーの往復、宿泊するホテルを一気に予約。
さて本日4月29日は第1日目でフェリーに乗る日だが、敦賀からのフェリーの出航は23時55分、(ゴールデンウィークは60分前でなく)90分前に敦賀フェリーターミナルの駐車場に待機している必要がある。22時25分に集合だ。なので29日は夜になるまで金沢にいたので1日目と旅程に含めるべきかどうか。金沢から敦賀まで130kmある。金沢を17時30分に出発高速に乗って、敦賀までのんびり直行。思い返せば3時間くらいかかって敦賀インターを降りる。集合時間まで時間があると予想していたので、晩御飯を食べる時間も加味していたが、ぶらぶら散策して台湾料理萬来という中華料理屋で晩御飯を食べることにした。多分北海道では魚や肉(ラム?)を食べる機会が多いだろうということで。この中華はコスパが良く、金沢では考えられないくらい良かった。ラーメンと炒飯のセットで1000円弱だが、炒飯はミニではなく並盛だった。かなり腹いっぱい。食べ終わって21時。まだ1時間半ほどあるので、勝木書店敦賀店というまあまあ中規模で遅くまで開いている本屋で時間を潰す。その後コンビニでフェリーで食べるためのパンなど買う。フェリーの食事は高いので、賞味期限が長いパンや、カップラーメンなど選択の幅はせまい。その後フェリーターミナルに向かう。90分前に着いたが既に多くの車が待っている。その後、○○分前に車に戻ってきてくれと言われるが、車から出ても時間を潰すところはないため車中でテレビを見ながら待つことにした。乗船が始まる。誘導に従えば迷うことなく車で乗船できた。QRコードをスマホなり紙で印刷しておくなりしてそれを読み取ってチェックされる。
さてフェリーだが、人だけなら14000円。車があると50000円。船室は、一番いい個室から下はドミトリータイプの部屋があるが、30年前のような雑魚寝タイプの部屋はなく、最低でもドミトリータイプになっている。この行きの敦賀→苫小牧東はツーリストSという、一応個室タイプの部屋を取ることができた。このツーリストSは1人1部屋になっている。ベッドは狭いが収納などを入れるとスペースは広い。ただし出入口はカーテンになっている(そうする理由は不明だが)。また壁は薄く、壁に体が当たるとそのまま隣に伝わる。
小さいテレビが足の方についている。音は出ないので、フェリーの総合受付でヘッドフォンを借りるか、自分のイヤホンを枕の方にある差込口に差して聞くことになる。23時55分に出向なのでもう寝るだけだ。一応1時くらいまで風呂に入れるようだが、持参したスウェットに着替えて寝る準備。旅の夜の楽しみは酒、ということで、直前に買っていたビール500mlを飲んで寝る体制に。優雅に読書でもしながら。フェリーの中はスマホの電波が入らないと聞いていたため、HDDレコーダーで録画したテレビ番組を、特に「坂の上の雲」を全話スマホにダウンロードしていた。そして今読みかけの「播磨灘物語(4)」に加え、北海道関係の小説、吉村昭「赤い人」、三島由紀夫「夏子の冒険」、関係ないが司馬遼太郎「大盗禅師」の文庫を3冊買いこんでいた。とにかく萬来で腹いっぱいだったのでビールを飲みながら、イヤホンを刺すのも面倒なのでテレビの画面を映しながら、播磨灘物語を読んで過ごした。トイレの手前に手洗い場兼洗面台がいっぱいありそこで歯を磨いて自然に寝る。
 
2日目
2025年4月30日
窓はなく、先ほどの写真では明るい部屋だが、LEDランプがとても明るくて窓から日光が差し込んでいるように見える。朝になると朝食の準備ができましたとアナウンスが入る。中で食べると高いのでもちろん食べるつもりはなかったが、目覚めたときにはめちゃくちゃ船酔いだった。昨夜の酒が悪かったのか、中華を食べすぎたせいか?不明だが、そもそも食べる気持ちはなかった。思い返せばかなり船は揺れていたのではないかと思う。もう起きる気がせず、小説なんかも読む気が出なかったし、ダウンロードしてきたテレビ番組も見る気がしない。iPodtouchで音楽を聴きながら寝ているのが精いっぱいだった。まさか船酔いなどしないだろうと思っていたが、何年前に買ったのかもわからないトラベルミンを4錠持ってきていたので2錠飲んでみた。古かったせいか全く効かない。たまらず4時間以上開けてプラス1錠飲んだが、結局効かず、ベッドで寝たまま。確かに水なしで飲めるタイプだったが味は良くなかった。
フェリーも色々考えていて朝食以降、お土産ショップが開く、カフェが開くなど、ほぼ1時間おきにアナウンスが入る。全く参加する気が起らず。
船中はほぼネットが繋がらない。テレビは映っただろうか?。ネットが繋がらないから北海道についてからの予定も検索できない。望まずしてデジタルデトックスだ。
到着は20時30分。早く下船したいそれだけ。下船前に夕食のアナウンスがあるが、食べる余裕もないし、そのすぐ後に車を運転する必要があるので、おいしい生ビールがありますなんて言われても、飲むわけにはいかない。などどいいながらさすがに下船時刻間際に空腹感が出てきた、買っておいたパンを二つ食べた。カップラーメンは食べられなかった。
待ちに待った下船。車に座ると何ともないが、立ち上がることがあると、いままで揺れていたフェリーの中だったせいか、安定した大地に立つと却ってふらふらする。苫小牧東にについたわけだが、当初室蘭の娘の家で一泊しようとしていた。しかし周辺に駐車場がなく、路駐もできないので、室蘭市内のホテルで一泊宿を取っていた。ただ、少し娘の家に寄って、お土産だけ渡した。苫小牧東から下宿まで90kmほど、1時間半ほど。家でで3,40分ほど滞在して東室蘭駅のホテルニューバジェット室蘭(6000円)に向かう。ついたのは23時くらいなのでコンビニで買ってホテルで飲む。
さすが北海道。コンビニで普通にサッポロクラシックがあった。しかも(この旅行の目的の1つでもあった)サッポロクラシックのバリエーションも売られていた。調子に乗ってどちらも500mlで買い。あとはつまみ的なものを買ってホテルで一杯。こんなのがうれしい。侘しさもちょっと感じながら、知らない土地のホテルで飲むのがいい。
明日は函館に行くつもりだ。距離感が分からない。どこを観光していいかもわからない。妻から朝市がいいと聞いているので(どのくらいかかるかわからないが)早起きして向かってみようと思う。
 
3日目
2025年5月1日
とにかくホテルを8時に出発。函館に向かう。意外と遠く、200kmあり3時間ほどかかって函館に着く。しかしどこを拠点にしていいかわからない。つまりどこに車を停めるべきかわからない。結果、駅の近くのパーキングに停める。後でわかったが、朝市にも近く、伝統建築の街並みにも近い(つまりここに停めればどちらにも行ける)。
まず朝市にいく、細かく言うとだ。時間的には11時過ぎで昼食前だが、朝市のせいかもう客が少ない(ただ他の店では行列になっているところもあった)とはいえこのエリアの人口はかなり多い。並ぶのは嫌だし、観光客価格でない方がいいと思ってぶらぶら見ていたがほぼない。で、道下食堂に決めて入店。客は外国人一組。メニューを見る。どれも高い。しかしそう言って拒否したら何も食べれない。ということで海鮮丼(上)2500円をセレクト。
まあ、「なぜそれを選んだ」「もっといい店があるのに」的な意見もあると思うが、私はこれで満足です。
さて、朝食兼昼食で腹を満たした。この後どうする?
丁度いい場所にパーキングに停めたので、函館のでんけん(伝統的建築)の街並みを巡ろうと思う。
なんだか神戸的な雰囲気の町。そして5月1日ではあるが桜が満開で心地よい違和感。洋風なレトロな建物がいっぱいあって、観光客もそれほど多くない。特に外国人観光客が少ないのも珍しい。
元町カトリック教会など、日本とは思えない景色。
レトロモダンな街並みを歩く(レトロモダンでありたまたま静謐な雰囲気でノスタルジックな感想)。山の手を降りてきて金森レンガ倉庫など歩く。13時半くらいになる。今一度朝市のエリアを歩いたが、先ほどと打って変わって閉店雰囲気で淋しい。店は閉まる、市場は棚にカバーをかけて閉店モード。さすがに朝市。さてここからどうするか、何の予定持ってていなかっただけにどこへ行っていいか迷う。もう歩き回るパワーは切れている。結局考えがまとまらず、酒を買って回ろうという結論に。
まずは14:02マックスバリュ若松店に入って予定を練る。ついでに何か地元ならではのものを買おうと店に入る。思えば生もの、刺身などは買えない。だからサッポロクラシック春の薫りを6缶パック2つ。鮭とばなどを買う。その後、15:11酒ブティック越前屋(北海道なのに越前!)に寄って北海道の酒を買う。北の錦と十一州だ。次はワインだろう、探せば函館ワインというのがある。先ほどの金森レンガ倉庫でも売っていたが製造所で買うに限るということでワイナリーに向かう。実際は結構遠く15km先にある。
なかなか大きなワイナリー。直売所がある。店に入ると若い女性店員が丁度接客中。ソフトクリームを食べている若い男性2人の客相手中?でキャッキャ盛り上がっている。そのため、なかなかワインを会計に持っていくタイミングが計れない。男性客2人が帰り、いざレジに持って行ってみると、先ほどの客と打って変わってオッサンだったためか淋しい対応。仕方ない。先ほどレンガ通りでも見たがワイナリーでしか買えないワインの、ポートランド(1375円)、シャルドネ(1100円)の2本購入」。ここで16時、さあもうホテルに行ってみよう。
ホテルはハートイン(6500円)。個人経営の地方の小さいホテルといった感じで、これぞ旅のホテルといえる。フロントの男性も気さくでいい。
夕飯は旅行前に目をつけていた「遊魚舟」ではあるが、旅行前に予約しようとしたら予約はできないということで、だったら当日開店前に行ってみようとしていた。開店時間の明記はなく17時くらいかと思って、ホテルで1時間ほど待機して17時に着くよう「遊魚舟」に行ったが、入るなり、予約でいっぱいですと断られた。さて、どこへ行こうかと、同じ並びで見つけたのが「ヤン衆酒場二代目昌栄丸」。
まだ客は入っておらず一番乗りのよう。店主(だと思う)自ら接客してくれ、すごくいい店だった。イカが名物で、生け簀に泳いでいるイカをさばいてそのまま出してくれるのだ。外国人風の店員さんが注文を聞いたりしてくれたが、結局店主自ら応対してくれる。色々話をしてくれる。
もう、だいぶ食べてしまったがきれいなイカの刺身。イカの内臓や、珍しいイカの卵なども乗っている。隣の皿はホッケの刺身。ホッケと言えば焼いたものしか食べることがないが刺身だ。そして奥にあるのは鯨のルイベ。北海道ならルイベだ。鮭のルイベはよくあるが鯨。少し臭みがあったがうまい。
因みに壁を見ると色々記念写真が飾られていて、店長とホタテマン(安岡力也)が写っている写真などあった。
1時間ほど楽しんで一旦ホテルに帰る。気さくな店長からは2軒目行くんですか?と聞かれたが、その時点ではその気持ちは半々だった。
ホテルハートインに戻り1時間ほど、2軒目に行くかどうか、行くならどこへ行くか迷う。で、昼間に通った函館ビールに行ってみようと決める。この北海道旅行で地ビールを買いこもうと思っていたが、結構近所で買えたりするし、要冷蔵と言っても冷蔵できる手段がない。あと単価が高い。ならば、現場で飲む、飲み切るのがベターではないかと考えた。
ホテルからこのはこだてビールは結構遠い。昨日から車に乗って一定の姿勢が長く、昼間は坂道を歩き回ったため足の付け根が痛い。だましだまし歩き、はこだてビール館に到着。
いち地ビールの製造所がこんな立派な店を持っているのがすごいと思った。個人では難しいだろう。やはり地域との連携が無ければ難しいのだろう。しかし、雰囲気は広島の呉の地ビールレストランとダブって感じた。
さて中に入る。カウンターに案内される。中は結構広い。カウンターも余裕がある。カウンターは私が入って3組目。背後ではバンドが演奏をしている(滞在中2回出番を聞く)それからして、結構コンセプトがしっかりしている店なのだろう。
まず、ヴァイツェン500ml
つまみはイカ三珍。塩辛、中華風、和風だ。
さすがに以降は300mlでいく。これはケルシュ。地ビール初期のラインナップらしいケルシュ。いいではないか。甘い。
アルト。はっきり言ってビールは注文してすぐに来る。食べ物はどうだろうか。このイカの珍味が進まない。まずいわけではない、さっきの店でイカを散々食べたからだ。こうしてビールを飲み進めている間に、先にいた隣の客は帰っていったし、その向こうに新たに客が入ってきている。この後に例のバンドが再登場する。
何か珍味では腹持ちが無いので鶏のから揚げを頼む。
これはエールだ。はこだてビールにおけるエールとは焦げということだ。アルトより色が濃く、焙煎麦芽の風味がある。これが一番焦げ臭い。
一応この正面に写っているのは醸造タンク。
食べたし、飲んだ。歩いてハートインに帰る。帰りは遠く感じる。足の付け根が痛い。運動不足のせいだ。そう思いながらヘトヘトになりながら20時半にはハートインに帰り着く。
238km走った。室蘭から函館まで結構距離があるものだ。
 
4日目
2025年5月2日
10時のチェックアウトギリギリまでゆっくりする。まず五稜郭に向かう。駐車場は五稜郭観光駐車場というのがあるらしい。しかし着いてみると10時15分くらいだったか、それでも既に満車で列もできている。付近を探そうと思っていたら近くに函館市立図書館の駐車場が空いていた。ここからなら近い。リサーチ不足だったが五稜郭公園というくらいで城郭というよりは本当に公園のようになっていた。先日のニュースで五稜郭に桜を見に行くとインタビューされているのを思い出した。実際5月に入ったというのに丁度満開だった。
五稜郭タワーが見える。
やはり五稜郭と言えばあの星形だろう。五稜郭タワーに登って上から見るべきだろう。しかしながら行列ができていたのと料金が気になり今回は城郭を一周だけするにとどめた。
この日は温かく20℃前後あったのではないだろうか?暑いし昨日から続いて足の付け根が痛く(タワーに登らなかったのはそれも理由の一つ)車に戻ってクーラーで涼んだ。次はどこへ行こうかと検討する。函館は塩ラーメンが有名らしく昼ごはんはそれにしようと決定。図書館で駐車券を通し11時37分に出発。
さてラーメンは図書館から近所の「六花(りか)」というお店に行った。
幸い、11時41分という早い時間だったからか席には余裕があった。カウンターに女性が1人いたが、私もカウンターに座る。石川県では濃いめのラーメンが多い。豚骨を中心に、一杯1000円近い高級なラーメン(こだわりのラーメン)が多い。近頃はそれに飽きてきて、シンプルな、かつ庶民的なラーメンを欲していた。ここの塩ラーメンはまさにそれに合致する。シンプルな塩、石川の濃い味から比べると安心できるやさしい味だ(逆に、ラーメンにワイルドさを求めるならば物足りないのかもしれない)。そうそうこれを求めていたのだ。これ単品で満足。そして650円という安さ。ラーメン単体で1000円近くして、何かセットをつけると昼ごはんなのに1500円近くかかるという心配は皆無。12時に店を出て、次は函館五稜乃蔵に向かう10kmほどなので30分くらいで到着。この蔵元は函館高専の関係者が創業し、創業自体は2020年で函館においては54年ぶりと、久々かつごく最近できた蔵元で興味深い。そもそも北海道で日本酒というのはイメージから遠い。
酒蔵かつ直営店舗に入ると、酒はもちろん、高専とコラボした?グッズなどが並んでいる。店頭にいるのは若い男性でもしかしたら高専生のバイトかもしれない。酒について説明を聞こうと声を掛けたら、担当者を呼んでくる、みたいな感じで奥から女性が出てきた。結局は定番の純米吟醸と、純米の生酒の2本買う。後で思ったのは(仮に)高専生であったら、未成年が酒の販売をしてはいけない、みたいな決まりがあったので年上の女性に応対を任せたのかもしれない。このように高専をはじめとして、蔵元の跡継ぎは農学系の大学で勉強することが多いが、未成年なのに酒の勉強をする。それは全然いいことだと思うが、それに対して年齢的に矛盾した決まりがあるのが不思議なことだ。造り酒屋の跡継ぎが後を継ぐための勉強をするために酒を飲めない年齢で学校で勉強をしなければならないとか。酒を造る会社を立ち上げたい。当然何もないところから起業できないので試作品を作りたい。しかし作るためには酒造免許がいる。そして酒造免許を取るためには年間これだけの酒を造ったという実績が必要。まあ矛盾している。もっとも、実際現在は新規の酒造免許は許可すらしていないらしい。
さてもう他に行くところもないので、娘を室蘭に16時くらいに迎えに行く約束をしていたので、下の道で景色を見ながらのんびり室蘭に戻ろうと思っていた。するとナビによると下道だと19時着となっている。北海道の距離感に驚き、あわてて高速で室蘭に戻るルートを取る。約200km、3時間ほどの道のり。向かっている途中で、約30年前(1996年頃か?)1度だけ学生のときに北海道を友人と旅行したことがあるのだが、娘を迎えに行く前に、かつて行ったことのある室蘭の地球岬に行ってみようと思った。
向かう途中、函館ではあんなに晴れて、しかも暑いくらいだったのに、室蘭の方面は黒い雲が見えている。そのうち雨も降りだしてきた(函館も降っているのだろうか?)地球岬には16時前に着いた。駐車場は全く記憶にない。そして岬に歩いていくと見覚えのあるあの鐘。記憶がよみがえる。懐かしい。
そして、30年前にみんなで記念撮影した時と全く同じ天候。地球岬と言いながら全くそれを実感することができない。しかも寒い。
その後17時前に娘と合流した。近所のセイコーマートで、夜の酒やおつまみを買い込む。実は途中でこのコンビニをチェックしていて、看板が面白いなと思っていて、娘と合流した後寄ってみようと思っていた。
一番上に「ワイン」とある。普通は「酒」だと思う。なのでワインにかなりの自信があるのだと思った。スパークリングワインの小さいのを買ってみて、またもやサッポロクラシック春の薫りも買う。何だか本州のコンビニはないような品揃えで長居してしまった。
そして17時9分。いざ水の教会に向かって出発。富良野方面とは思っているが実際はトマムという土地。距離感が全くイメージできないがナビにセットして水の教会のある星野リゾートに向かう。今回の旅行は水の教会を見れたらそれで目的達成のつもり。この「水の教会」は星野リゾートの中にありほとんど結婚式場として使われているようだ。日中はそんなわけで見学できないが、早朝6:30~7:30と夜の20:30~21:30に見学のため開放されている。なかなか微妙な時間設定だ。この星野リゾートに宿泊している人でないと時間的に見学が困難だ。私はこれが第一目的、本命なので、夜と、明けて翌朝両方見学しようと考えていた。道中、晩御飯は星野リゾートの中のいずれかのレストランで食べることは決めていたが、まずご飯を食べて教会を見るか、教会を見てからご飯を食べるか、相談しながら車を走らせる。室蘭からの道のり155km、3時間。20時に到着した。結論、まず腹ごしらえ。その後教会見学に決めた。
晩御飯は星野リゾート内に色々あるレストランの中から竹蔵(たけぞう)というラーメン店を選択。北海道らしくコーンバター味噌ラーメンがメインで娘はそれを選択。私は昨日に引き続きほたての塩ラーメンを選択。
どちらも約1700円とリゾート価格でびっくりしたが、函館の塩ラーメンしかり、なんと癒される味かと感じた。竹蔵で21時くらいまで過ごし、(残り30分)急いで水の教会へ。これが結構遠い。ホテルのフロントで水の教会への道を尋ねた。まさかこの雨の中傘をさしてものすごい距離を歩けと言われるのかと心配したが、どうやら建物の中を通って(距離はそれなりにあるが)教会まで行けるとのこと。案内されたのは、そこの道を右に行ってその先にあるレストランのフロントでまた聞いてくださいとのこと。実際歩いてみるとやはり、本当にこの道で合っているのかというくらい長い道のり。そしてたどり着いたレストランのフロントで行き方を聞いて案内された経路は、レストランの調理場の横を通るような、本当か?と心配になるくらいホテルの内部を通る道だった。
建物を出ると真っ暗。とは言えおしゃれに照明が点いていて教会に向かう。
ちょっと順番が逆だったかもしれないが、周辺を回って壁の切れ目から教会のエリアに入ってから、教会内部に入った。
壁の切れ目からエリアに入ると、きれいにライトアップされた教会が目に入り感動する。
シンプルなデザインが逆にいい雰囲気。照明の影響も大きいかもしれない。
定番のアングルでも、夜のライトアップされたショットは感動的。
あまり写真集では見られないが、教会には大きな扉がある。それが横にスライドしてあのよく見る池に開放された教会となるのだ。上の写真は横にスライドした扉越しの十字架だ。扉本体は外にさらされた状態になっている。
宿泊はこの星野リゾートに泊まれたらいいのだが、ここから42km先の屈足にある、くったり温泉レイク・イン(ツイン2名15300円)に宿を取っている。道中、道に照明がなく真っ暗、そのうえ霧が出てきて道が見えない。フォグランプを点けたが本当にフォグなのかと思うくらい役に立たない。しかし、後ろから猛スピードで車が追い上げてくる。道を譲ったらやはり猛スピードで去っていく。北海道の車は飛ばすのは知っていたが、よく道が見えるもんだと感心。約1時間ほどかけて宿に到着。一応事前に連絡していたからかフロントマンが待っていてくれたが、基本的にセルフチェックイン。
広くてきれいなホテル。周辺には何もない。自然のみ。その中にオアシスのような温泉リゾート。温泉はそれほど温度は高くない。それがウリのようだが、露天は逆に寒くて長くは浸かれなかった。温泉に入り、娘とホテル内の写真を撮ったりしながら、部屋に戻って室蘭を出るときに買い込んだスパークリングワインで乾杯。本日初めてのアルコール。
本当はゆっくりしたいところだったが、朝の水の教会を6:30に見に行かなければならない。そのためには5:30には出発する必要がある。そうすると何時に起きなければならないのか?温泉は5:00から入れるがその余裕はないだろう。今日はよく走った。507kmだ。
 
5日目
2025年5月3日
結局なんだかんだでチェックアウトし宿を出たのが6時。函館を出発し室蘭に向かう途中で曇ってきて雨も降りだした。同時に気温も下がってきた(函館はあんなに暑かったが、同じように寒くなったのだろうか?)が、今朝の屈足も相変わらず寒い。滞在時間があまりに短く、睡眠時間も少ない。ハードな一日が始まる。本当はもっと宿を楽しみたいところではあった。とにかく今回の旅の主目的の水の教会だ。昨夜より早く50分ほどで着く。朝の(早朝の)水の教会もいい。そして雨が降っているが、それもまたいい。なかなか見れないが、扉の開く途中の様子。静かに扉が開いていく。
そして定番のショット。
先ほども書いたが、雨のこの景色も逆にいいかもしれない。
やはり思うのは、自然の中にきれいなコンクリートが共存している。これが安藤忠雄の魅力なのだろう。というのか、自分の琴線に触れる。
7:30に目的完了。ここからどうする?とりあえず富良野に向かってカフェ的なところで朝食にしようかと思い、車を走らせる。しかし、都会とは違い朝から空いている店などはない。ダサいがパンを買って車で食べるということになった。中富良野にパン屋やまなかというベーカリーがあった。9:50頃に入ってみる。まあ人気のパン屋のようだ、直前に入った客は1万円以上買っていた(驚き)。なかなかハード系のパンが多い。中富良野の駅近くにあったセブンイレブンでホットコーヒーを買い、パンを食べながら作戦会議。腹ごしらえをした後富良野の南側から観光しようということで、まず富良野チーズ工房から。
11:13に到着。まさにチーズだらけ。実は私は乳製品一切ダメだが、娘はチーズ大好きだから娘に任せる。本当にチーズ好きならたまらないだろう。チーズを使った料理の豊富なレストランも併設されているため、ここで朝食でもよかったが。試食が豊富でそれを楽しむ。娘が。そして娘はモッツァレラがどうしても欲しそうで、しかし冷蔵保存が必要なので、明日の4日の夜まで冷蔵庫に入れることができないのでどうするか迷っていた。結局保冷剤を買って、もつかどうか賭けで買ってみた。
次は私の希望のふらのワイナリー。
富良野チーズ工房から近い。12:02に到着。学生のときに来たことがあったのではないかと思ったが後で調べると来たことはなかったようだ。私は運転手なので飲めないので娘に試飲させて、おいしいとの感想だったポートランド(2200円)を買う。
次はカンパーナ六花亭。12:42到着。

六花亭と言えば、マルセイのバターサンドだ。商品が買えるほか、広大なバルコニーで景色を見ながら買った商品を食べることができる。少しお菓子を買って出発。次は学生のときに行ったか(?)ファーム冨田。ラベンダーソフトの記憶がある。
13:24に到着し、目当てのラベンダーソフト(400円)。ラベンダーが何の味かと聞かれると花の味としか答えられない。ただブーケらしくおいしい。しかしちょっと寒い。店でソフトを買いバルコニーで前面の畑の景色を眺めながら食べていると、別の団体客がオレンジ色のソフトクリームを食べ歩きしている。どうやら富良野はメロンも有名でオレンジ色のソフトクリームは富良野メロンのものらしい。ラベンダーとメロンの紫+オレンジのミックスソフトもあるようだ。
ポストやトラクターもラベンダー色。
さて、昼食ということで、事前に調べていた、元海軍さんのお店に行く。
14:43と昼食かと思われる時間に入店。海軍と言えばカレーということで、こちらもカレーの店だ。私は乳製品ダメ、娘は肉・魚がダメということで北海道らしいかわからないがこの店。カレーは、ビーフ、ポーク、チキンとある。二人とも迷わずビーフに決めていたが、注文したら、チキンもありますがビーフでいいですか?という謎のお答え。何なのかとは思いながらビーフ(1230円)を注文。海軍らしくアルミのプレートにカレー本体、サラダ、コロッケ、ジュースのグラスが1つにまとめられて提供される。
お子様ランチのように小さい旗が刺さっている。カレーは真ん中にご飯がありその周辺にルーがかけられている。たっぷりルーがかけられており、またしっかり辛味もあり食べ応えがある。コロッケが1つ添えられているが、これがまたうまい。外はカリっと揚げられていて中はホクホク。後で調べたらビーフやチキンの違いはルーが異なっており辛さが違うのだという。
ここまで来たので美瑛を回ってみることに。シーズンなら様々な色の花が咲いているのだろう。しかしほとんど花は咲いておらずただ緑が広がっている。それでもきれいな景色が続く。
曇りがちだがこれだけ広いと逆にダイナミック。
セブンスターの木。
ケンとメリーの木。
次はここから20kmほどの所にある青い池。ここも昔行ったことがある。その時も天気が悪かった記憶。30分ほどで到着(16:30)。駐車場がありそこに停める1回500円。昔は無料だったような気がするが。池に着いてみると、やはり天気が良くないせいか、また遅い時間だったからか、あまり青い色には見えない。ただある瞬間、光の加減や位置によって青く見える。そしてそれを写真に撮るのだが、なかなか見た通りの色には写らない。明度を下げると見えなくもない。
なんとか目の前の青色を表現したいがうまく表現できない。昔行った時も同じような気持ちだったのだろう、全く同じ構図の写真が残っている。1時間ほど滞在。ほとんどの時間を写真を撮っていた。数を撮っていればいい写真も写っているだろうという気持ち。ここから小樽に向かうが、美瑛の駅に寄ってみようと向かう。
17:47というと、もう夕暮れの時間。構内に一人お客が座っていたが、いつ電車が来るのだろう。
18:00に小樽に向けて出発。200kmの道のりで2時間45分くらいかかってfami THE GREEN OTARUというホテルに到着。このホテルは駐車場がないため近隣でパーキングを探さないといけない。この辺りは24時間1000円を超えるため安いところを探してみた。タイムズ三ツ山病院が最も安く(24時間700円)ホテルからそう遠くない。まずはチェックイン。このホテルもセルフチェックイン20:57。ツイン2名で14000円。古いホテルをリノベーションしたのか造りは軽いが、きれいなホテルだった。
夜ご飯は遅くまで開いている店を何軒か探しておいて、少し夜の街並みを散策しようと出発。小樽もレトロな建築が多く、夜はライトアップされてきれいだ。
↑日本銀行旧小樽支店。ここは今は金融博物館として使われている。
↑松田ビル(旧三井物産小樽支店)
↑小樽バイン(旧北海道銀行本店)。ここは現在レストランになっている。
散策し写真を撮り、やっと夜ご飯。ホテルに近いし遅くまで開いているということでおたる屋台村ろまん横丁に入る。席は自由でどこのお店で注文してもOKという、まさに屋台村。メニューをみて注文しようとしたら、食事は時間がかかる、1時間は見てほしいなどと言われたのでここはあきらめた。少し歩いて居酒屋おたる村に入る。ここも居酒屋でカウンターに案内されたがカウンターは寿司をメインにしているようだ。しかし寿司の米が無くなったのであと7貫くらいならギリギリだせるとのこと。まあ娘は寿司は食べないので別に問題ない。注文はタブレットと現代的。娘はチーズ揚げや唐揚げ、エノキベーコン串チーズ乗せなど食べた。私は砂肝のから揚げ、これが揚げたてで柔らかくうまい。厚切り牛タン塩、これも食べ応えあり、娘も食べれる。コマイ焼、マヨネーズをつけて食べる。うまいしお店の人も親切でいい店だった。
22:00~23:30滞在。ホテルで休憩し0:00から温泉に行く。本館である小樽グリーンホテルの隣にONSEN THE GREEN OTARUという温泉みたいなところがあり、宿泊者は無料で入れる。帰ったら1:00だ。今日も438km走った。昨晩のチェックインが遅く、睡眠時間も少ないまま、今朝の出発も早かったし、今日もこの時間。長い1日。明日はチェックアウトギリギリまで休むとしよう。