読売新聞社員を知人女性への強制性交未遂容疑で逮捕 神奈川

　20代の知人女性に性的暴行を加えようとしたとして、神奈川県警加賀町署は30日、横浜市中区、会社員、細田凌容疑者（25）を強制性交等未遂容疑で逮捕した。細田容疑者は読売新聞社員で、同署によると、「間違いありません」と容疑を認めているという。

　逮捕容疑は4月中旬の午前3時半ごろ、横浜市内に住む知人女性の自宅の敷地内で、女性の体を押さえつけるなどし、性的暴行を加えようとしたとしている。

　加賀町署によると、細田容疑者は当時、被害女性と飲食した後で、ほろ酔い状態だった。女性は4月下旬に被害届を出していた。

　読売新聞グループ本社広報部によると、細田容疑者は横浜支局の記者だった。同社広報部は「犯罪被害の深刻さを知る警察担当だった者としてあるまじき行為で、被害者や関係者の皆様に深くおわびします」としている。【園部仁史】

2022年5月30日　毎日新聞