たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

おうち de 『スパニッシュ・アパートメント』

2005年04月20日 09時56分21秒 | 観る

『スパニッシュ・アパートメント』


2002年 フランス/イタリア作品
監督・脚本:セドリック・クラピッシュ
出演:ロマン・デュリス 、ジュディット・ゴドレーシュ 、
   オドレイ・トトゥ 他

パリの大学院生グザヴィエが、スペイン・バルセロナで過ごした一年間の
留学生活を綴った青春劇。
グザヴィエのバルセロナでの生活の拠点となるのが、ドイツ、イタリア
イギリス、アメリカ、スペインと それぞれ出身地も違えば 男子学生も
女子学生もいる雑居アパート(家賃が高いのでルームシェアしている)。
      
ヨーロッパ独特の ちょっと堅苦しさのある映画かと思っていたら、
学生のやる事なんて どの国も同じなんだなと 思える...そして
なんだか生活臭の漂ってきそうな そんな作品です。

画面のトーンが少し抑えめなところは いかにもヨーロッパ映画的なのですが、
プロローグでは、最近 日本のドラマや映画でも見られる ちょっとユニークな
手法が使われています。例えば『トリック』とか『木更津キャッツアイ』とか
『私立探偵 濱マイク』のような感じ...かな。

本筋とはあまり関係ないけど 印象的なのが、グザヴィエの母親...
まるで『ダーマ&グレッグ』に出てくる ダーマのママ アビーの様!
そう...‘ヒッピー’なのです。
と いっても 60年代に日本で台頭した ファッションを真似ただけの
‘ヒッピー’とは違い、自然食を食べ 躰に楽な服を着、といった
ある種の生活様式を持っている‘ヒッピー’です。
きっと欧米には‘ヒッピー’としての定着したスタイルがあるのでしょうね。

一人称で語られる感じが『ブリジット・ジョーンズの日記』を彷彿とします。
(あ、いや そこまで明るくたくましいという感じではありません)
パリに残された グザヴィエの恋人役を演じるのは、『アメリ』の
オドレイ・トトゥ。
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4 コメント

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楽しそうで (shi-ba)
2005-04-20 13:43:07
私もこんな楽しいシェア生活してみたかったですね。

バルセロナも一度は行ってみたい場所なので、スペイン語勉強でもしようかな、と思いつつ、挫折したんですが。



今、クミちゃんとスランプの精読ませていただきました!

キャラクターが良いですねー。

スランプの精、私の所にもいそうです。
返信する
いますか...? そばに...スランプの精...。 (mayumi)
2005-04-20 19:20:32
じゃ きっと 直にドカン! と 来ますね☆



この映画 しょっぱなから iMac が登場するので その段階で既に好感度 UP です。
返信する
iMac! (shi-ba)
2005-04-21 07:56:03
mayumiさんはiMACユーザーなのですか?

映画の中でMACが出てくると私も反応しちゃいます。ダイアン・キートンの「恋愛適齢期」という映画ではPowerBookが。



私はiBook使い。iMAC欲しさに500円玉貯金中…。早く貯まれー
返信する
うちの メイン マシンは... (mayumi)
2005-04-21 17:09:56
4/14の絵にある様に eMac(教育現場用なのでお値打ち!) です。

eMac が塞がっていると登場するのが iBook で、

王子の部屋には ネットに繋がっていない パープルの iMac(うちの先代メインだった)。 お嬢のところには、いただき物の旧 iBook(タンジェリン)。

と、数だけは家族の人数分あるんだけど、普段動いているのは 最初に挙げた二台です。

と言っても、私はそんなに詳しくはないんだけど...それでも 画面で PowerBook を見ると おぉ~~~! って感じ。

私は、shi-baさんが Macユーザー って知ってたよん。プロフィール拝見したから。



同じジャック・ニコルソンの『恋愛小説家』は観たけど『恋愛適齢期』は まだです。
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