たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

実は...

2017年06月15日 23時33分18秒 | 観る
観ようか 観まいか迷っていた作品ですが、ご近所で掛かっていたので、デヴ・パテルだし... と 観て参りました。

LION/ライオン ~25年目のただいま~(6/15 劇場にて)

製作国:オーストラリア(2016年)
監督:ガース・デイヴィス
原作:サルー・ブライアリー
脚本:ルーク・デイヴィス
出演:デヴ・パテル(サルー)、サニー・パワール(サルー[少年時代])
ルーニー・マーラ(ルーシー)、デヴィッド・ウェンハム(ジョン)、
ニコール・キッドマン(スー)他

なんといっても、サルーの少年時代を演じた子役ちゃんが素晴らしいという他は、特筆すべきことのないように思います。

デヴ・パテルの出演作は ちょこちょこ観ていて、彼が これまでのイメージからの脱却を図り努力しているのも見て取れますし、彼のこの作品に賭ける思いも伝わってくるのですが、如何せん サルー成長後の描き方 焦点の当て方に、少々苛立ちを覚えます。実話である原作が あまりにもドラマチックであるのに対し、脚色や演出の技量が追いついていない様に感じました。生まれ故郷を捜す手段がGoogleearthというのが話題のひとつでもありますが、映像化という点からすると どうも面白味に欠けます。題材自体が、映画向きではなかったのかも知れません。

『スラムドッグ$ミリオネア』で、インドのスラム街に暮らす少年を演じ一躍有名になったデヴ・パテルですが、実は イギリス生まれのイギリス育ちですって。
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