たまごのなかみ

千葉県北西部在住。映画・観劇、近隣のこと。毎日 元気に機嫌良く♪

大丈夫です。多分...。

2006年04月14日 16時17分05秒 | 観る
ひとりで映画に行く時のお供は いつも‘あんパンと缶コーヒー’なのですが、今日は「きっと観ているうちに おにぎりが食べたくなるはず」と踏んで 上映前の座席での腹ごしらえは、迷わずおにぎり!!!

『かもめ食堂』



制作国:日本(2005年)
監督/脚本:荻上直子
原作:郡ようこ
出演:小林聡美(サチエ)、片桐はいり(ミドリ)、もたいまさこ(マサコ)、
   マルック・ペルトラ(美味しいコーヒーの男)、
   ヤルッコ・ニエミ(日本かぶれの青年)、
   タリヤ・マルクス(睨み付ける女) 他


全編ヘルシンキロケの効果もあるのでしょうけど 日本人俳優の出ている日本人が制作した日本映画なのに、どこか 北欧のインディーズ作品の様でもあります。『キッチンストーリー』とか『ヘイフラワーとキルトシュー』とか...。
原作は、映画のための書き下ろし作品で 企画を貰った群ようこにとって 映画の為に書くというのはのは 初めてとのことだそうです。

ミドリ(片桐はいり)が心配事を投げかけたりするとサチエ(小林聡美)が答える...「大丈夫です。多分...」。これ、楽天的というのではなく...なんというか‘消極的プラス思考’とでもいうのでしょうか...? サチエの肩に力の入らない それでいて 体の中心に一本通っている感じが なんだかいいんですね。とても素敵な空気を醸し出す食堂(?)...映画...なのです。途中から登場する もたいまさこもちょっと不思議な雰囲気を持った女性 マサコをとても素敵に演じています。

北欧の澄んだ空気、白木の家具 明るい内装 可愛い洋服 そして美味しそうな料理たち...。何気ない物語が進行している中に チラッチラッと入る不思議なカットもあったりして、やっぱり フィンランドの森には小鬼が住んでるんじゃないかな...。

まだまだ浸っていたい本を読み終わり、それでも背表紙をまだ閉じたくない...そんな感じ。きっと、珈琲を立てる時 あのおまじないを言う人 続出だろうな...。「コピ・ルアック!」

フィンランド政府観光局公式HPの中で紹介されている『かもめ食堂』のページは、こちら。映画の中に出てくる フィンランドのあんな事やこんな事...へぇ~が満載のページです。


ヴィーナス娘。(ヤゴくらぶ)のみなさぁ~~~ん☆
おすすめよぉ~~~ん。
今は、柏ステーションシアターで一日一回だけ上映中だけど、来月になったら シネリーブル千葉ニュータウンにも掛かるって!!



そうそう...『ガッチャマンの歌』の歌詞なら いつでも私に聞いてください。
コメント (7)
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