(株)カプロラクタム-blog

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火いら寿

2011年05月01日 | Weblog
黒龍酒造最高峰の限定酒、「火いら寿」を購入してきました。ちなみに今回の記事はかなりテンション高めです(笑)

ここ数年、自分の誕生日に自腹で黒龍を買ってくることが定番になってしまいました。居酒屋で飲んだり自身で購入したりして、定番商品は大体コンプリートできたので、最近では専ら季節限定酒狙いに走っています。今回は4月発売の限定酒「吟十八号」吟醸生貯蔵酒を狙ったわけですが、思いがけず2月発売の「火いら寿」純米大吟醸生酒がまだ残っていたため、迷わず2本とも購入しました(笑)

この化粧包みがさすが宮内庁御用達を漂わせますね。ちなみに黒龍の限定酒を雑に値段でランク付けすると、1位「石田屋」(4合1万11月)、2位「仁左衛門」(1升2万11月)、3位「火いら寿」(4合5千2月)、4位「八十八号」(1升1万11月)、5位「しずく」(1升1万6月、11月)となります。ちなみに「しずく」は店で飲むと1合2千クラスの酒で、前のボスの集まりの時ぐらいしか飲めませんが、当然ながら自分はそれより上の酒を今まで飲んだことがありませんでした。つまり、この「火いら寿」は、今までの人生で最高の酒と言っても過言でないものなのです。ここの『地酒人気銘柄ランキング2011~12年』でも、総数895銘柄中、「火いら寿」は純米大吟醸酒部門で全国16位にランクインしています。さらに全国1位は当然「石田屋」・・・黒龍のすごさが分かっていただけたでしょうか?これから日本酒を覚える方は、「黒龍」「十四代」「〆張鶴」「田酒」辺りを押さえておくと良いでしょう。自分は全部飲みましたが、黒龍はやはり別格ですね。

「ひいらず」と言う名称は、一度も火を通していない生酒である所からきています。誕生祝いが諸々の事情で今日にもつれこんだため、飛騨牛の霜降りステーキの後、妹家族と一緒にお猪口で一献ずつ飲みました。未開封を証明する「直詰厳封之証」なる紙を千切り、洒落たコルク栓を抜いて、まず一口。
うーまーいーぞー!!
一口目は、まるで蜂蜜を口に入れたような甘さと濃厚さ。そして喉を通り過ぎる感覚は黒龍独特の香りが漂い、さらに数秒遅れて生酒特有のぴりぴり感が襲ってきて、まさに味皇が降臨しそうな美味さでした。さらに特筆すべきは、現在飲んでから1時間後に記事を書いていますが、驚くべきことに、まだ口の中に余韻が残っているのです。何という圧倒的な存在感。もっと褒めちぎりたい所ですが、自分はこれ以上の表現力を持ち合わせていないのが悔やまれますね。まあ、とにかく今までで最高のお酒でした。

明日も楽しみだなあ・・・でも、毎日がエブリデイ(違)な親に飲み干されないよう釘を刺しておかねば(笑)