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不適切勤務

2012年11月24日 | 時事
道教委調査で北教組員ら4169人不適切勤務が発覚 給与1318万円返還要求
北海道は組合が強いですからね・・・むしろどうやったらそんな時間に全員帰れるのか知りたいものです。

まあ、教員の仕事なんてものは、時間をかけようと思えばいくらでも湧いてきますし、逆に手を抜こうと思えばいくらでもできてしまうわけです。成績処理など、絶対にしなければいけない仕事もありますが、授業の準備や教材研究、教室掲示、週案への記録、通信の作成、生徒指導、保護者対応なども、人によって力の入れ方に差がありますし、要はどこまでを「必要最低限の仕事」と見るかの問題なのです。自分はノートを見たりプリントにコメントをつけたりするだけで1つ1つに30分~1時間はかかりますし、毎日平均9時まで仕事をして土日も半日ぐらいは学校で仕事をしますから、月にすると100~120時間ぐらいの残業が「必要最低限の仕事」をこなすのに必要な時間であるといえます。しかし、例えば名古屋など比較的組合の強いところは、遅くとも6時には強制的に帰宅させられるとかで、ノートの添削や教室掲示などにもほとんど力を入れていないとか。まあそれで仕事が回って行くとは到底信じられないので、家に持ち帰っている方もいるのではと思いますが、それでも岐阜より高い給料がもらえるのですからね・・・本当、好きでないとやっていられない仕事だと思います。

ところで、この北海道の教員の「集団早帰り」がどうして発覚したのかというと、どうやらセコム(?)の記録が「9時に開錠して4時に施錠した」となっていたからだということです。うちも職員室にセコムが入っていますけど、職員室を閉めたからと言って教室で仕事をすることは出来ますし、校区巡視に出ている可能性だってあるわけですから、それが「職員全員が早帰りした」という証拠にはならないのではないでしょうか。逆に言えば、誰か1人を「セコム担当」にして、8時に開錠し5時に施錠すれば実質職員室は空でも理論上は問題ないといっているようなものです。来年はこんな手口で逃れようとする学校が増えるでしょうね。さすが学力テストワースト2の北海道ですな。


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