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立てこもり

2012年11月23日 | 時事
立てこもり32歳男逮捕=信金支店に突入、人質4人保護―13時間監禁容疑・愛知
とりあえず無事解放されたようで何よりです。

立てこもり事件というのは、こちらから中の様子が分からないのに対し、中からはメディアを通じて外の情報は筒抜けであるという、劇場型犯罪の典型とも言うべき事件です。今回は、どうやら犯人がうたた寝をしていたために何とか救出できた模様ですが、深夜2時半頃に捜査員が2階から忍び込んだ事実も3時に突入した事実もバッチリ報道されていたようです。カーテンの隙間から中の様子が見えたため、突入に踏み切れたとしても、もし犯人が複数いた場合は、こうした捜査員の動きも不審な動きとして報道されてしまう以上、犯人側に非常に有利に働いたり、神経を逆なでする結果に陥る危険性も秘めているわけです。マスコミは、自分が正しいと信じきっており、自身の存在や垂れ流した情報が現場をかき回しているとは何故か考えつかないですから、警察もまるでうるさい保護者に付きまとわれている教師のような感覚で、いろいろ気を遣いながら捜査しないといけないわけですね。心中お察しします。

まあ、マスコミもマスコミなら、犯人も犯人でしょう。そもそもせっかく金のある場所に立てこもったにも関わらず、犯人の要求は「野田首相の辞任」というのも理解不能です。既に解散が宣言された以上、余計なことをしなくとも、40日以内に総選挙が行われ、30日後に国会が召集され、その際に内閣が総辞職することまで自動的に決まった段階だったわけです。まあ民主党が再び第一党になれば話は別ですがそんなことはありえないし、まさか32歳にもなって日本国憲法を知らないのでしょうかね。同志を募る知恵があれば結党でもテロでもできそうなものの、現時点では何がしたかったのか量りかねますな。

というわけで昨夜、他にあった大きな動きを目立たせないための偽装工作と深読みしたのですが・・・何もなさそうですね。

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