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植物の生命力

2010年06月27日 | 自伝
教室にベコニアという花があります。

大抵どこの学校でも卒業式に向けて購入し、入学式に使い回された後、各教室に配られるようになります。初任と2年目までは夏を待たず枯らしてしまっていましたが、水のやり方にコツがあることをつかんだ3年目からは、結構長持ちさせられるようになりました。

昨年度、夏休みに水がやれず瀕死となってしまったベコニアに、「もしかしたら咲くかもしれないから」とずっと水をやっていたら、2ヶ月経った台風のある日に2輪花を咲かせたことがありました。植物の生命力のたくましさを実感した瞬間でした。結局それ以来花は咲きませんでしたけど、茎と葉を枯らすことなく、3月まで見事耐えしのぎました。
今年も、早い学級は5月のGWを境に枯らしていましたが、うちは今でも満開なのが自慢です。もちろん土日も学校に来てしっかり水をやっているからですが、実は今年からドーピングに手を染めたことも大きいです(笑)。百均で買った栄養剤をチョロチョロと撒いているため、4鉢ともまだまだ衰えを知りません。

しかし、2週間ほど前、風のいたずらで鉢が1つ床に落下し、見事に咲いた花が真っ二つになってしまいました。かろうじて鉢に残った部分は良いものの、茎からバッサリ折れてしまった片割れは、一見致命的にも思えました。しかし、とりあえず茎だけで立つように加工し、土の変わりに脱脂綿を敷いてそこにドーピング液をしみこませる処置を行うと、根すらないにも関わらず2週間花を維持させることに成功しました。もしこのまま根付けば、鉢に植え替えることもできるのかもしれません。今まで園芸には無縁だと思って生きてきましたが、三十路を過ぎてやっと花を育てることの楽しさが分かった気分です。

つーか、これは夏休み出勤フラグなのでは・・・orz

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