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蕎麦の実育成記

2017年06月03日 | 自伝
春休みから、とある蕎麦屋で土産にもらった蕎麦の実を育てていました。

袋には2~3日で芽が出ると書いてあったのに1週間近くかかったので、もう死んでしまったのかと半ば諦めていましたけど、どうやら植える時期が少々早かった模様です。気温が20度くらい必要らしいので、本来は4月下旬頃に植えるのが良いそうですね。40粒ほど入っていたのですが、芽が出たのは30株ほどでした。写真は10日ほど経った様子です。これくらいで摘んでおひたしにするともありましたけど、この量では一瞬でなくなってしまうので(笑)そのまま育てることにしました。

GWの頃、1ヶ月程で早くも花が咲きました。高さは20cmくらいでしょうか。本葉も3~4枚くらいしかでていないのにやけに早く咲くのですね。思ったよりも小さいですし、やたら細くて少しの風や水遣りで簡単に倒れてしまうので、根元に土を寄せて補強をするのが良いそうです。

そして本日(2ヶ月目)、ついに種ができているのを確認しました。蕎麦は自分で受粉はしないようなので、知らないうちに蜂か何かがやってくれたということでしょう。肥料などは特別あげていなかったからか、結局最初に花が咲いた以上には大きくなりませんでした。畑で栽培している画像を見るともう少し枝分かれしているものもありましたが、肥料のせいなのか種類が違うのかまでは判断できませんでした。
 
種を砕いてみたところです。ちゃんと乾燥させた後、この白い実の部分を挽いて粉にして蕎麦を打つわけですな。しかしこの量だと、1人前(100g)分にするには途方もない数が必要ですね。今のところ1株で3つもできれば良い方という感じなので、全体では百粒いくかどうかといったところでしょう。高々3倍か・・・成長の速さは驚きましたが、ヘチマのように1粒が何百倍になるような景気の良い植物ではないようですね(笑)

まだ6月ですし、もう一周させてみるかなあ・・・


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