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メロンとトマト

2008年12月04日 | 重禾
相田みつをさんの詩だったと思いますが・・・

メロンとトマトを見て、メロンが高級だと思っているのは人間だけ。
メロンにはメロンの人生があり、トマトにはトマトの人生がある。
周りから「メロンになれ」と言われ、メロンのように育てられて苦しんでいるトマトがいっぱいいるのでは・・・という話があります。

自分は小さい頃、トマトは好きでしたが、メロンは苦手でした。なので、当時はメロンをもらうより、トマトをもらった方が喜んでいたと思います。
成長するにしたがい、メロンが高級品だと知り、そんなものを食べられないのはもったいないと思って食べるようになりました。今では、どちらを取るといわれればやはりメロンを取りますが(笑)メロンばかり食べていると、やはり多少の酸味と歯ごたえとみずみずしさを含んだトマトが食べたくなるのではと思うのです。

メロンほど高く売れなくても、誰かが「美味しい」と思ってくれる最高級のトマトになるよう努力することが、トマトにとって幸せなことなのですね。今の教育は、どちらかと言えば「みんなメロンになれ」という教育ですが、メロンはメロンの、トマトはトマトの良さを伸ばせるような教育を心がけたいものです。

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