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女流初のタイトル本戦勝利

2019年01月21日 | 時事
囲碁、藤沢が女流初の本戦勝利 七大棋戦の天元戦
おーこれはすごい。ついに歴史を動かしましたね。

将棋ではまだプロ(四段)になった女性棋士は居ませんが、もし仮にプロになれたとしても、それは100人居るプロの一番下の序列に加わっただけの話です。囲碁は、プロ棋士自体は500人もいますし、藤沢女流三冠は女流特別枠での入段(それでも仲邑菫さん以前の最年少入段は快挙ですが)なので、最初は500位からスタートしたようなものです。
この天元戦というタイトル戦は当然全棋士参加型なので、予選を免除されてない棋士は1回戦から戦って勝ち上がり、今回の本戦はわずか32名しか出られないトーナメントなので、そこに出場した時点で既に500人のうちのトップ32名に数えられたことになります。で、今回そこで1勝したということは、もう全棋士の16強の一角になれたということですね。つまりベスト16。サッカーの日本代表と同じといえばすごさがわかるでしょうか(笑)まだ20歳の若手ですし、どんどん力をつけ、武宮や依田といったかつての名人も倒せる実力を持っているようです。これはひょっとすると、このままか近い将来にはタイトルホルダーまで届くかもしれませんね。

ちなみに、過去にタイトル戦の本戦に出場した女流棋士は延べ10名いるそうですが、いずれも1回戦で敗れてしまっていました。藤沢さん自身も過去3回、去年は2度も出場を果たしましたが、いずれも惜敗していました。今回は4度目の正直といったところですね。相手の方は3段とあるので(藤沢は4段)そこまでのトップ棋士ではないようですが、当然本戦入りをするくらいですから簡単な相手ではなかったでしょう。ぜひ棋譜を見てみたいのですけど、取材は入っていなかったのでしょうかね?

たまたま今日は井山五冠の特集をNHKのプロフェッショナルでやっていましたが、彼も12歳で入段し19歳でタイトルホルダーになった天才棋士で、それから10年間の密着取材の間にもどんどん強くなっていきました。井山さんは名実ともに日本一の囲碁棋士ですが、女性のトップは間違いなく藤沢女流三冠でしょう。というわけで、次は彼女に密着してくれませんかね(笑)
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