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サウジ記者不明事件

2018年10月19日 | 時事
トランプ氏、不明記者死亡との見方 サウジ政府関与なら「厳しい」措置
なんかよく分からないので数日間触れずにいましたけど、未だに分かりませんね(笑)

ざっくり言うと、サウジアラビアの記者がトルコのサウジ大使館に入ったきり行方不明になったということのようです。おそらく殺害されたのではないかと言われているのですが、大使館と言うのは自国の代表としてその国にいるわけで完全な治外法権となり、通常ではトルコ側の警察は大使館に入ることすらできないのですよね。それが捜査に乗り出したばかりか、「殺害時のやり取りを記録した音声データ」まで入手したとのこと。これ、盗聴器があったということですよね・・・記者が身の危険を感じてこっそり記録状態で隠したのか、それとも第三者が仕掛けたのか、謎が謎を読んでいます。そもそもまだ遺体も出てないらしいですし、一部報道では容疑者の1人が交通事故にあったとか、黒幕はサウジの皇太子ではないかとか、もう推理ドラマ並みの怪しさが爆発しています。各国はこぞってこのニュースを報じているようですが、日本はサウジもトルコも仲がいい国なので、どちらの批判もできず静観している感じですね。

外交特権は、その国と対等な関係であることを示すために認められているわけですが、当然自国の代表としてきている「偉い人」なので、犯罪等に手を染めるような人物でないことが大前提にあるわけです。それを逆手にとってめちゃくちゃやるのはドラマの中だけの話だと思っていましたが、どうも違うようですね・・・まあ今回はサウジの人がサウジの大使館でと言う話ですが、それでもトルコにとっては迷惑な話ですな。当然自分の国のルールには従わないといけないので、もし本当に殺害されていたのだとしたら一刻も早い全容解明が待たれますな。