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差別する者

2014年09月01日 | 時事
「ブラック企業」は、人種差別用語である 言葉の使い方に鈍感すぎる国内メディア
少なくとも自分はこれまでに一度もブラック○○=黒人を連想したことはありませんでしたが・・・

確かにイメージとして白=よい、黒=悪いという概念はこれまで日本にも存在していました。しかし、それは日本人が黒人や白人に接する以前、1000年も前より囲碁の白番=上手が持つ=勝ちやすいや、相撲の白星=勝利の印というものから連想されたものであると推察されます。また、●○は陰陽を表し、占いや天気予報にも使われたりしています。そもそも島国であり、交易といえば中国ぐらいしか関わってこなかった日本の価値観の中に、黒=黒人と言う概念はほとんど定着していないわけです。

これはむしろ、ブラックを黒人と結びつけて差別しているのは当の筆者なのではないですかね。確かに海外では肌の色による人種差別が根強く残っているようですけど、普通の日本人は、黒=黒人が結びつかないばかりか、黒人=差別ということすらピンと来ないわけです。この人には、もしかしたらブラックリストやブラックユーモア、ブラックコーヒー、ブラックタイガー、ブラックマヨネーズ(笑)と言った言葉にも常に黒人を連想して嫌悪感を抱いていたのでしょうか。もちろん、ピザーラのCMに出てくるピザブラックに対しても「あんな黒塗りで悪さをするなんて黒人差別だ!」と抗議したのでしょうかね。ここまでいくと最早ヒステリーとしか思えませんし、万が一他の言葉は全部スルーして単に「ブラック企業」だけに反応する都合の良い神経の持ち主だとしたら、論旨の整合性を保つにはもうどこかのブラック企業さんからお金をもらって書いた記事だと疑わざるを得なくなりますな(笑)

昔、「ちびくろサンボ」という話があり、自分が子どもの頃はよく絵本で見かけたものですが、ある時期を境に一斉絶版となる騒ぎが起こりました。登場人物の振る舞いが黒人差別に繋がっているというのが理由だったようですけど、そもそもサンボ一家はインド人であり、黒人ではなかったのです。第一、アフリカにトラは生息していませんし、少しでも絵本の中身を知っていれば分かるものなのですが、それを、何も知らない連中が絵柄が黒いからと言って突然「黒人差別だ!」と叫びだし、人権団体が一斉に叩き、その結果絶版に追い込まれてしまったのです。つまり全くの勘違いの八つ当たりだったわけですが、じゃあその絵本が絶版になった結果、世界で黒人差別がなくなったかというと、全くそんなことはありませんでした。人種差別は人類が最優先で解決すべき問題ですが、その方法として表現を規制することは根本解決にはならず、単なるオナニープレイに過ぎないのです。

根本解決を目指すのではなく、弱者を餌に記事を書いて気持ちよくなっているだけ・・・果たして真に差別する者は誰なのでしょうか。
コメント
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