理科支援員 事業仕分けで「廃止」 「実験の機会減る」 授業の質低下懸念 現場に困惑の声
理科離れを食い止めるための策だったはずですが・・・
3・4年までの理科は植物などの観察や身近なものの実験がメインですが、高学年になると色々と準備が大変な実験が続きます。特に理科室で行う実験は、移動して「さあやりましょう」と言うわけにも行かず、前日に器具の点検や準備・予備実験があり、さらに実験の後には後始末と片付けが待っているなど、相当手間のかかる授業になります。同じく準備が大変な調理実習はせいぜい年3回程度ですが、理科は週3時間。しかも今年度から新指導要領の前倒しで学習内容も増えており、実験系の単元が始まると高学年の先生は毎日大忙しです。準備が大変だから先生が理科を好きになれない。それが子どもに伝染する。理科離れはそんな所から起きているのかもしれませんね。
理科支援員は、理科室に張り付き、そんな大変な実験の準備や片付け、実験中の支援までを行ってくれる、非常に助かる人材です。実験は正しい手順で行わないと正しい結果が出ないこともあり、同時に実験をしている状況に1人で見て回っても中々カバーし切れません。また、特に助かるのが片付けですね。小学校というのは全教科ありますし、時間割も全校の割り当てで決まっていますから、理科の後に毛筆とか跳び箱とか平気であるわけです。全授業を円滑に行うためにも必要な人材であるわけです。
それにしても、「成果を上げろ」と言っておいて予算は減らすのは何とかなりませんかね。
理科離れを食い止めるための策だったはずですが・・・
3・4年までの理科は植物などの観察や身近なものの実験がメインですが、高学年になると色々と準備が大変な実験が続きます。特に理科室で行う実験は、移動して「さあやりましょう」と言うわけにも行かず、前日に器具の点検や準備・予備実験があり、さらに実験の後には後始末と片付けが待っているなど、相当手間のかかる授業になります。同じく準備が大変な調理実習はせいぜい年3回程度ですが、理科は週3時間。しかも今年度から新指導要領の前倒しで学習内容も増えており、実験系の単元が始まると高学年の先生は毎日大忙しです。準備が大変だから先生が理科を好きになれない。それが子どもに伝染する。理科離れはそんな所から起きているのかもしれませんね。
理科支援員は、理科室に張り付き、そんな大変な実験の準備や片付け、実験中の支援までを行ってくれる、非常に助かる人材です。実験は正しい手順で行わないと正しい結果が出ないこともあり、同時に実験をしている状況に1人で見て回っても中々カバーし切れません。また、特に助かるのが片付けですね。小学校というのは全教科ありますし、時間割も全校の割り当てで決まっていますから、理科の後に毛筆とか跳び箱とか平気であるわけです。全授業を円滑に行うためにも必要な人材であるわけです。
それにしても、「成果を上げろ」と言っておいて予算は減らすのは何とかなりませんかね。