(株)カプロラクタム-blog

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生産終了

2008年01月11日 | 時事
ソニーPS3、PS2ソフトの互換機廃止
ある意味、敗北宣言ですな。

ファミコンが生産終了になってまだ5年も経っていないのに、最新の次世代機が早くも姿を消すことになるとは・・・いや、40GBタイプの物は残るわけですけど、プレイステーションの大きな特徴であり、成功の秘訣でもあるのが「互換性」だと思っていたので、この機能が削られてしまうのは1・2を持っていない身として非常に残念に思います。

確かに、同じ名前の機械を3タイプ作り続けるのは、生産性の面でもコストの面でも大変なことでしょう。並び称される他の次世代機は「安さ」で立ち向かう戦略をとっており、そいつに追従するためにも値下げは必須条件であると思います。しかし、そのために互換性を切り捨てると言うのでは、今後PS3の価値が半減してしまうのではないでしょうか。
消費者にとって、「今までに買ったゲームで遊べる」という機能は、PS2の登場以来、最早当然となっています。それでなくとも世の中は多機能ブームですし、「あれもこれもできるもの」はレンジ、エアコンを始め、パソコン、カメラ、ビデオ、携帯電話、複合プリンタなど、たくさん存在するようになりました。自分も、昔は「このゲームがしたいからこのハードを買う」ということもありましたけど、ゲームから遠ざかって十余年経ってしまうと、「もし買うなら色々できたほうが」と思うわけです。どうせ1本化するなら、60GBタイプで2万台を目指してくれた方がありがたいのだけどなぁ・・・

今年の流行語大賞は「ソニる(必要な部分を切り捨てる)」決まりかな?