(株)カプロラクタム-blog

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祝日のあり方

2005年02月12日 | Weblog
祝日法が改正となり、めっきり月曜休みが多くなりました。
今回は違いますけど、まあ3連休には違いありませんね。

実は、これがかなり子ども達の学力低下に影響しているのではないかと最近思うようになりました。
はっきり言って、3連休明けの授業日は悲惨な状態です。
何となくボ~っとしているし、先週の内容をあまり覚えていないし・・・土日の2連休でさえアレなのに。
土日の場合はいつも2日分(金曜にまとめてやるもよし、金土とやって日曜日は遊ぶのもよし)の宿題を出していますが、流石に3連休で3日分の宿題を出すとちょっと多い気がするので、2日分しか出しません。
その結果、金曜にまとめてやってしまえば、なんと丸々3日間、全く勉強しなくてよくなるのです。

昔は土曜日に普通に授業があったため、家庭学習もほぼ毎日できました。また祝日もバラけていたため、祝日の前にちょっと多めの宿題を出せば家庭の演習量は確保できていたはずです。
それが、タダでさえ学校の勉強時間が減っているのに、さらに家庭での勉強時間が減ってしまった現代、明らかに「学習時間不足」なのではないでしょうか。
「学力」=「やる気」×「やり方」×「時間」
これは自分方程式(?)ですが、どんな効率の良い勉強法でも、やはり時間(特に継続時間)をかけないと絶対に身につきませんよ。
勉強は誰でもやりたくないものでしょうが、強制力のある小学校の段階でサボってしまっては、いつやるというのでしょうか。中学生の頃、小学校で何を勉強したか覚えていなくても、ある程度の漢字が書け、ある程度の計算ができていたのは、小学校の「宿題」の効果だったと思えます。それが、今の子は小学校で習った漢字の4割が書けないまま、また3ケタ×3ケタの計算が求められないまま、卒業していくのです。

ちょっと話が膨らみすぎましたが、僕が言いたいのは「連休を増やすと学力が落ちる」ということです。
ならば、水曜日あたりに祝日を持って来てはどうでしょうか!
言わば週の中休み。一服の清涼剤ですよ!

・・・生産性が落ちるって?