明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

第一歩を踏み出そう

2007-04-28 20:12:18 | 想い
おじいちゃんが来た。

母が、昨日の晩、高松まで行って、今日連れて来てくれた。

おばあちゃんが施設に入ってから、めっきり弱ってしまったおじいちゃん。
今年90歳。
周りのお友達もみんな亡くなって、淋しい毎日を送っている。
大阪に来ることを何度もすすめたが、住み慣れた土地を離れるのは嫌なようで、弟夫婦の隣に一人で住んでいる。
母が1ヶ月に1回は行って、様子を見たりお世話をしたりしている。

私の結婚式も何度も誘っても、体がしんどいからもう行きたくないと言っていたのだが、急遽、「やっぱり最後かもしれないから、行く」と言い出した。
式場の人には迷惑をかけてしまったけれど、なんとか席を確保。
気が変わらないように、手紙も出して、絶対来てねとお願いした。

そして、今日、母が連れて来てくれた。
一緒に実家でご飯を食べた。
とても嬉しそうに笑っているおじいちゃんの顔を見て、ああ、来てくれてよかったと、しみじみ思った。

ここにおばあちゃんがいれば・・・と思わずにはいられない。
だけど、また彼と2人で会いに行くつもりだ。
もう、私の事もわからないかもしれないけど。

おじいちゃんだけでも来てくれてよかった。
6人も孫がいて、孫の結婚式に出るのは最初で最後。
来てくれることになって、本当によかった。
私の幸せな姿を、おばあちゃんにも話してくれたらいいな。

・・・・・・・・・・・・・・・

いよいよ明日。
本当に明日だ。

昨日は、のぶえちゃんが企画してくれて、中野ともんちゃんと4人でお祝い会をしてくれた。
明日来てくれるだけで、もう十分なのに。

自分がもてなしたり、企画したり、盛り上げたりは大好きだから、いつもそうやってきたけれど、人にこういうことをしてもらうことが初めてで、なんだかどうしていいのかわからない。

申し訳ない、と言うと、中野が「一生に一度のことやん!」と言った。
そうか。
結婚っていうのは、とっても大切なイベントで、周りの人をとっても幸せにするんだなぁ。
みんなニコニコしてる。

毎日、いろんな人の想いにじんわりしている。
とても嬉しくて、ありがたくて。
感謝の気持ちが勝手にどんどんあふれてくる。

もう迷いや不安はない。
ただ幸せをかみしめて、一歩を踏み出そう。

これが本当の第一歩。
明日、踏み出す。