明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

春の朝、植物のパワーをもらう

2007-04-17 22:48:31 | 生活
「ちょっとでいいから一人暮らしをしたい」と彼が言うので、新居を追われ、実家へと・・・

朝は新居に来て仕事をし、夜は実家に帰るという生活が挙式まで続く。
「それじゃ、洗濯も掃除もやりや!それが一人暮らしや!」
と、啖呵を切ってみたものの、彼は仕事のピークで毎日終電(早くて)。
そんな人に洗濯や掃除をさせられるわけもなく・・・
結局は何でもしてあげている。

久しぶりの実家でのお泊りは、どうも落ち着かないが、おかんが布団を敷いてくれたりするので、ちょっとお姫様気分(←安い姫だなー)

今朝起きて、新居へ出勤。
何気なく、ドアを開けて、外へ出た瞬間、自分の中の何かが呼び覚まされるような気分を味わった。
すごい空気!
木や花や草のパワーが、もう目に見えるくらいの勢いで私を包み込んできて、しばらく歩けなかった。

春の朝、この家から外へ出るのは、10年ぶりだということに気付く。
25歳の春以来、この辺りの「春の朝」を知らなかったのだ。
・・・こんなだったっけ?

私の住む町は、山に囲まれていて、緑や花が多いけれど、この町の中で私の実家の周りというのは、一番緑があふれている。
この町で一番最初に建てられた団地だから、今の時代では絶対ありえないスペースのとり方。
1階は全部庭があって、団地をぐるりと芝生が囲み、そこには花や木が植えられ・・・。
山も近いから、植物のパワーが充満していて、懐かしい匂いがした。

眩しいほどの緑と花の咲き乱れる中を歩いて、新居へ帰る。
同じ町に住んでいても、こんなに違うのか、と思った。
春の朝の植物のパワーっていうのは、一体何なんだろう?
また、雨上がりの朝だから、よけいに美しい。
思い切り空気を吸い込み、体の中の悪いものをみんな浄化した。

パワーをいっぱい充電。
なんとなく、母がいつも元気なわけがわかった気がした。
庭に出て、園芸店で、家の周りで、日々、草木や花と触れ合っている母。
そりゃ、パワーを分けてもらえるよなぁと思った。

新居まで15分ほど。
朝のいい散歩だ。
まぁ、2週間くらいなら、こんな暮らしも悪くはないかな

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