その時、ドアが静かに開いて一人の女性が入ってきた。
「あの~、壷をお祓いしていただきたいんですけどぉ」
突然の来訪者に3人は一瞬あたふたしたが、すぐにいつものポジションに付くと、道師さまは壷を置くように促した。
「あら、このビンは・・」
あまりに慌てたものだから、ライバルのクリスタルのビンを机に置いたままだったのだ。
「あのマンションのナントカ教会でくれるビンよね。実は私も行ってみたんだけど、なんか胡散臭いのよねぇ。それにこちらはお悩み相談もしてくれるでしょ。最近は忙しそうであまりしてくれなくなったけど。実は、今日は壷のお祓いだけじゃなくてちょっと聞いてほしいこともあるんだけど、いいかしら」
ラメの紫服男は、一瞬道師さまと顔を見合わせた後、「ふっ」と気が抜けたように表情を崩すと
「いいですよ。今日はそんなに忙しくないですから、じっくりとご相談にのりましょう。じゃあ、壷は後で精錬しておきますから、先にお悩みをお聞きしましょうか。」
とやさしく言うと、道師さまと共に椅子に腰掛けた。
それを見ていた女性スタッフは、
「もう、二人とも人がいいんだから・・こうなると長いのよねぇ・・・」
と小さな声でつぶやき、部屋から出て行った。
「あの~、壷をお祓いしていただきたいんですけどぉ」
突然の来訪者に3人は一瞬あたふたしたが、すぐにいつものポジションに付くと、道師さまは壷を置くように促した。
「あら、このビンは・・」
あまりに慌てたものだから、ライバルのクリスタルのビンを机に置いたままだったのだ。
「あのマンションのナントカ教会でくれるビンよね。実は私も行ってみたんだけど、なんか胡散臭いのよねぇ。それにこちらはお悩み相談もしてくれるでしょ。最近は忙しそうであまりしてくれなくなったけど。実は、今日は壷のお祓いだけじゃなくてちょっと聞いてほしいこともあるんだけど、いいかしら」
ラメの紫服男は、一瞬道師さまと顔を見合わせた後、「ふっ」と気が抜けたように表情を崩すと
「いいですよ。今日はそんなに忙しくないですから、じっくりとご相談にのりましょう。じゃあ、壷は後で精錬しておきますから、先にお悩みをお聞きしましょうか。」
とやさしく言うと、道師さまと共に椅子に腰掛けた。
それを見ていた女性スタッフは、
「もう、二人とも人がいいんだから・・こうなると長いのよねぇ・・・」
と小さな声でつぶやき、部屋から出て行った。
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