★しろうと作家のオリジナル小説★

三文作家を夢見る田舎者です。
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義腕の男2(97)了

2018年04月11日 | 短編小説「義腕の男2」
 なにがおもしろいだ!完全に人の体を実験用としか思ってないようだ。
もともと、天才技術者のジャックにはそういう傾向があったが、それに付き合ってきた俺の身体はだんだん人間離れが激しくなってきた。
これから、どうなるんだろう・・
不安に暗くなった俺の顔色を尻目に、ベッドの横では目をキラキラ輝かせた天才少女博士が声を弾ませて微笑みかけてきた。
「大丈夫よ。しばらく私がついていてあげるわ」
とりあえず、今回のミッションである天才博士の確保は成功したようだ。