早速、コンテナの前に立っている白い服の男に照準を合わせ、引き金を引いた。
「キン!」
とほとんど無音に近い音と少ない反動とともに、銀色のニードルが弾跡を銀糸のように輝かせて白い服の男の胸辺りに突き刺さった..と思ったが、刺さる直前に見えない壁に当たったかのように突然止まり、そのまま白服の足元に落下した。
白服の男には全く影響がなく、新型の白いバトルスーツには傷一つついていない。
「なに?なんだ?針が落ちたぞ!」
新兵器のふがいなさに俺は思わず声を上げた。
俺の不満に呼応したようにMr.Bの声が聞こえた。
「パーソナルバリアだ!そんなものまで搭載しているのか。銃弾のような一定以上のスピードで接近する金属を防御するシステムだ。しかし、かなりの電力が必要なはずだが・・そうか、ヤツのどこかにケーブルのようなものは繋がっていないか?」
どうやら、Mr.Bの位置からは白い服の男の全身は見えないようだ。俺のところからも全て見えるわけではないが、注意して見てみると確かに腰あたりから結構太いケーブルのようなものが延びてコンテナの奥に続いている。
「ああ、背中辺りにケーブルが繋がっている」
「やっぱりそうか、、そうなると、ヤツのあの電磁波の武器は充電時間なしに連続で使えるということだ。無闇に突っ込めない・・」
Mr.Bがそこまで言った時、白服の男は俺の存在に気が付いたらしく、Mr.Jを指していた指先を俺のほうに向け直した。と、同時に白い服に虹色の模様が流れ俺に向けた指先に集中した。
次の瞬間、表現のしょうがない空気が裂ける音と、空間にゆがみが生じているのが目視できるような衝撃が俺を襲う。
「キン!」
とほとんど無音に近い音と少ない反動とともに、銀色のニードルが弾跡を銀糸のように輝かせて白い服の男の胸辺りに突き刺さった..と思ったが、刺さる直前に見えない壁に当たったかのように突然止まり、そのまま白服の足元に落下した。
白服の男には全く影響がなく、新型の白いバトルスーツには傷一つついていない。
「なに?なんだ?針が落ちたぞ!」
新兵器のふがいなさに俺は思わず声を上げた。
俺の不満に呼応したようにMr.Bの声が聞こえた。
「パーソナルバリアだ!そんなものまで搭載しているのか。銃弾のような一定以上のスピードで接近する金属を防御するシステムだ。しかし、かなりの電力が必要なはずだが・・そうか、ヤツのどこかにケーブルのようなものは繋がっていないか?」
どうやら、Mr.Bの位置からは白い服の男の全身は見えないようだ。俺のところからも全て見えるわけではないが、注意して見てみると確かに腰あたりから結構太いケーブルのようなものが延びてコンテナの奥に続いている。
「ああ、背中辺りにケーブルが繋がっている」
「やっぱりそうか、、そうなると、ヤツのあの電磁波の武器は充電時間なしに連続で使えるということだ。無闇に突っ込めない・・」
Mr.Bがそこまで言った時、白服の男は俺の存在に気が付いたらしく、Mr.Jを指していた指先を俺のほうに向け直した。と、同時に白い服に虹色の模様が流れ俺に向けた指先に集中した。
次の瞬間、表現のしょうがない空気が裂ける音と、空間にゆがみが生じているのが目視できるような衝撃が俺を襲う。