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鴨着く島

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28年ぶりの完全試合

2022-04-11 19:27:50 | 日本の時事風景
プロ野球に入って3年目の千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希(ろうき)投手(20歳)が驚くべき完全試合をやってのけた。

完全試合は28年前の巨人軍の投手槇原選手以来で、対戦相手は何と去年のパリーグ優勝チームの強豪オリックスバッファローズである。

この完全試合で度肝を抜くのが、まず最年少の完全試合達成であり、奪三振が19、そのうち連続して13三振という新記録を樹立したことだ。

全105球のうち球速がほぼ160キロメートルだったのが9割はあったのではないだろうか。この点もこれまでの完全試合では有り得ないことだった。

昨日のテレビ朝日では藤川球児元投手の解説で、全場面を振り返りながら放送していたが、藤川解説でもまさかの完全試合への道だったという。

6回が終わり、7回に入った頃、藤川解説が「ノーヒット・ノーラン」の達成を口にし始めたが、8回を終わった時点ではそれが「完全試合」にランクアップしていた。

オリックスバッファローズの最終回では、去年の首位打者王が討ち取られ、代打2者にも落ち着いたピッチングで打たせて取り、ついに完全試合に到達したのである。

この佐々木投手はあの東日本大震災で、9歳の時に父と祖父母を亡くしているという。

その後は母子家庭で兄弟2人とともに育ち、三人の兄弟すべてが野球を経験しているという野球一家だそうだ。

母親の苦労はいかばかりであっただろうか。

朗希投手がプロ入りしたことで、お母さんの苦労が報われた。お母さんに幸多かれとエールを送りたい。

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