鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

謹賀新年(2024.01.01)

2024-01-01 14:43:17 | おおすみの風景

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしく。

昨夜は紅白番組を見て床に就いたが、起床したのは朝7時。玄関口の新聞受けから新聞を取り出して庭を見ると、霜が降りていた。

元旦に霜が降りるのは滅多にないことで、おおむねクリスマス寒波が到来してその頃は結構冷え込むが、年明け間近になると冬型が緩み大晦日や元旦は穏やかな天気になるのが定番だった。

それでもきつい霜ではなく、周りの畑地帯もほんのりと白くなった程度だ。

元旦特有の分厚い朝刊をめくっていたら、アッと思った時は日の出時刻を20分ほど過ぎていた。

※太陽光が強くなっていて、デジカメではまともに光線を受けて夕日のような写り具合いになっているが、れっきとした日の出である。

今年は庭になる赤い実の「万両」と「南天」がにっくきヒヨドリに食われないように、用心棒を二人(二匹)用意した。

その用心棒とは万両には犬。南天には猫である。

花壇の万両の赤い実を守るのは体長20センチ余りの柴犬系の置物。

玄関前の南天の赤い実を守るのは、飾り石の上にちょこんと乗る体長12センチの猫の置物。

なぜこんなことをしたかと言うと、実は去年は同様にどちらも12月になって赤くなり出し、クリスマスの頃には真っ赤に熟れて「これは縁起が良い」と、正月飾りとして楽しみにしていたのだったが、留守だったある日、一日にしてすべて食われてしまったのである。

「しまった、やられた」と後悔先に立たずで、怒り心頭であった。

そこで去年の轍を踏まずということで、熟す直前になって食害防御を思案した時、まずネットで南天と万両を覆うことを考えたのだが、見栄えが悪いよなとなり、次善の策がこの置物だった。

そこで犬と猫の精巧な置物を購入し、それぞれが実をついばむであろうヒヨドリを睨む位置に置いてみた。

そうしたら効果覿面というか、今のところヒヨドリの食害はない。4、5日前に庭でヒヨドリの啼く声を耳にし、ソウラ来たかと庭に出て覗いてみると、丸々とした赤い実は無事であった。

カラスだと頭が良いから、すぐに慣れてしまうのだが、ヒヨドリはどうか。ヒヨドリの頭が悪いことを願っている。