鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

1か月ぶりの大寒波(2023.01.24)

2023-01-24 19:39:17 | おおすみの風景
昨日から気象庁の会見が行われ、今日から明日・明後日にかけて、列島にこの冬一番の寒波が押し寄せ、大雪になると警告を発していた。

今朝の気温は7℃くらいあり、そんな寒波の到来をうかがわせる様子は全くなかったが、昼過ぎから急に冷たい西風が強くなった。

昼食時、『徹子の部屋』を観ていたら、居間の向こうのガラス戸越しに見える庭に、ちらほら雪が舞っているのが見えた。

ほんのちらほらと雪が風に舞う「風花」だろうとしばらく様子を見ていると、かなりの雪が降り始めた。

しかし30分もすると、一転して空に青空がのぞかれるような塩梅になった。

その後しばらくは雪が舞ったり舞わなかったりで過ぎたが、4時過ぎになって突風のような西風に変わり、その風に乗ってまるで地吹雪のように雪が降った。

地面は十分に冷やされていたに違いなく、雪はあれよあれよと言う間に積もり、一面が雪の原になった。


我が家の南側に広がる畑地帯は真っ白。わずか30分ほどの間に雪は土を完全に覆ってしまった。

南側に連なる横尾山系の山々は、強い西風に吹きさらされてはっきりは見えないが、おそらく木の間に雪がかなり積もっているはずだ。

今晩のうちにさらに雪が降り積もり、明日の朝は文字通り一面の銀世界になるだろう。

予報では明日の朝の最低気温は-6℃と出ていた。今日降った雪が0℃以上の気温にあえば溶けて道路がアイスバーンになるが、夕方6時現在の気温はちょうど0℃で、これ以降明け方に向けてさらに気温は下がるばかりだから、つるつるの氷状態にはならないだろう。

しかし道路を車が走るようになると、タイヤの摩擦熱で雪が溶け、それが氷結したらアイスバーンほどではないが、急ブレーキや急発進した場合にはタイヤが横滑りしたりするから細心の注意が必要だ。

※窓越しに初雪が降り出したのを確認した時に観ていた『徹子の部屋』のゲストは、笑点でおなじみの三遊亭好楽だった。好楽は昨年72歳で亡くなった落語家の三遊亭円楽(楽太郎)とは同じ師匠に付いた兄弟弟子だったそうだが、生前の円楽についていろいろな思い出を語っていた。
 笑点では「腹黒」という悪役の役回りだったが、決してそうではなかったこと、また円楽が落語の団体の垣根を取り払おうとしていたことが、大きかったという。(合掌)