鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

秋めきと台風19号

2019-10-10 14:52:13 | おおすみの風景
昨日の朝は16℃と20℃を大きく割り込み、秋近しを感じさせたのだが、今朝は何と12.2℃という最低気温だった(県内で一番寒い大口地方では9℃を割った)。

朝6時半のラジオ体操の時は長そでシャツの上にベストを羽織らないと寒かった。体操をしていると必ず近くまで来て甘えようとする飼い猫のモモも、今日はさすがに少し顔を見せてからそのうちにいなくなった。

家に入ってから抱っこしてみると肉球が冷たく、冬になると出してソファーのカバーの下に敷く電熱パットが恋しいらしかったが、まだ我慢をさせた。日中は28、9℃になるからどうせ今度は暑すぎることになる。この時期は猫のみならず人間様でもなかなか加減が難しい。

これは台風19号のもたらした北から北西の風によるのだろう。予報によると19号は明後日の12日未明の頃に北から北東方向に進路を変え、東海よりさらに東の関東圏に向かって行く公算が強い。

そうなると東京・神奈川・千葉は限りなく19号の中心進路に近く、予報のコース通りだと千葉県では15号の爪痕が癒えないまま再上陸を迎えることになりそうだ。

家々の屋根を覆うブルーシートは素材としてはそう頑丈なものではなく、また土嚢袋の重さだけで固定してあるだけなので、今度また風速50メートルというような強風にさらされたら、引きちぎられて飛んで行くか、ずたずたに破けてしまうだろう。

そのことは目に見えているので、屋根に棄損のある家や一部でも損壊のある家の主は必要なものを準備して避難所へ早めに避難しておくに越したことはない。

我が家だけはとか、我が身は何とかなるというような心情は重々理解できるが、ここはもう大津波から身を守るくらいの気持ちで「逃げるが勝ち」を実践したほうが良い。命さえあれば、あるいはケガさえしなければ明日は何とかなる。