鴨着く島

大隅の風土と歴史を紹介していきます

平成31年元旦

2019-01-01 15:33:53 | おおすみの風景

平成31年(新元号〇〇元年=2019年)の元旦がやってきました。

皆さん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしく。

平成の始まりは平成元年(1989年)の1月8日からなので、この7日に丸30年ということになります。

ということで、今年の5月1日からは平成天皇と呼ばれる今上陛下の御世は30年であったと振り返られ、これは大正時代の2倍、昭和時代のおよそ半分の歳月に該当します。また明治時代の3分の2とも概算され、まるで比例的な数式があらかじめ計上された上でのご退位だったのかしらん、とちょっと不思議な思いがします。

まあ、偶然でしょうが、この30年間の平成はちょうどベルリンの壁が打ち破られた年に始まり、東西融和の兆しに喜んだものですが、これに代わって大規模なテロの時代に突入し、いまだに世界各地で続いています。

また、国内では想定外の天災が相次いでいます。これが地球温暖化の影響であることは間違いないようです。

だが、日本ではそれ以上に地震災害が顕著になって来ているのが心配です。

インドネシア、フィリピン、台湾などと同じく環太平洋火山帯に属している日本列島は巨大地震の発生からのがれるわけにはいきません。

アメリカの尻馬に乗って隣国との軋轢をことさら言挙げするより、巨大地震により肝心の足元からすくわれるのを防ぐ手立てを万全にしておかなければなりません。

オリンピックというお祭り騒ぎの東京の近くでもし巨大地震が発生したら、と思うと暗澹たる思いがします。

オリンピックなど早く過ぎて首都分散に本格的に取り組まなければ手遅れになる気がします。

以上が杞憂であればそれに越したことはないのですが・・・。

 

今日の初日の出はほぼ全面的な曇り空の下、わずかに肝属山地の上に横に切れた晴れ間の中からようやく顔を覗かせてくれた(稜線と分厚い雲とのサンドイッチ状態だ)。我が家の庭から望まれた初日の出。7時34分。(鹿児島の今朝の日の出時間は7時23分とあったが、肝属山地の海抜約800mの稜線まで、海面から昇るのに10分ほどかかっている)